Jpn2・G2/東京杯

【開催場所】大井競馬場
【コース】ダート1200m

■東京盃 競馬予想のポイント
・JRA所属馬が優勢
・5・6歳馬が上位争いに
・人気馬同士の決着が多い
・中枠発走の先行・差し馬が有利

大井競馬場のダート1200m(外回り)で施行されている地方競馬重賞競走。「Road to JBC」に指定されているため正式名称はRoad to JBC 農林水産大臣賞典 東京盃と表記される。

1967年に創設された地方競馬では全国初の短距離重賞競走となっており、創設時から大きな変化が無い競走となっている。1995年から全国指定交流競走となったことにより、JRA所属馬にも門戸が開かれた。JBCが創設されたのに伴い2001年より「Road to JBC」に指定され、上位馬にはJBCスプリントへの優先出走権が付与されている。

ダートグレート以前は東京大賞典や東京王冠賞を目指す馬達が本番の足慣らしとして用いたことによりオールスターが揃う一大前哨戦となっていた。現在では南関東地区のスプリント王決定戦かつJBCスプリントへの前哨戦という意味合いが強い。

出走資格はサラ系3歳以上の競走馬でフルゲートは16頭。出走枠は南関東所属馬が8頭、南関東以外の所属馬3頭、JRA所属馬が5頭に定められている。

長らく南関東所属馬が優勝馬に名を連ねてきているが、1996年にトキオクラフティーがJRA所属馬として初めて本競走を優勝。その後は再び地方所属馬が優勝を続けていたが、Road to JBCに指定された2001年にノボジャックがJRA勢としては5年ぶりの優勝。以降はほとんどの開催でJRA所属馬が優勝馬となることが多くなっている。

基本的に人気馬が好走傾向にあり、枠順はやや中枠寄りが優勢。脚質は先行・差し馬が有利で、上位入着馬は概ね5・6歳馬となっている。


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