大井競馬場のダート1200m(外回り)で施行されている地方競馬重賞競走。「Road to JBC」に指定されているため正式名称はRoad to JBC 農林水産大臣賞典 東京盃と表記される。
1967年に創設された地方競馬では全国初の短距離重賞競走となっており、創設時から大きな変化が無い競走となっている。1995年から全国指定交流競走となったことにより、JRA所属馬にも門戸が開かれた。JBCが創設されたのに伴い2001年より「Road to JBC」に指定され、上位馬にはJBCスプリントへの優先出走権が付与されている。
長らく南関東所属馬が優勝馬に名を連ねてきているが、1996年にトキオクラフティーがJRA所属馬として初めて本競走を優勝。その後は再び地方所属馬が優勝を続けていたが、Road to JBCに指定された2001年にノボジャックがJRA勢としては5年ぶりの優勝。以降はほとんどの開催でJRA所属馬が優勝馬となることが多くなっている。