種牡馬/ステイゴールド
三冠馬となる産駒を輩出、父となりゴールドコレクターとなった【ステイゴールド】

現役時代の成績 【50戦7勝】

【主な勝ち鞍】香港ヴァーズ 目黒記念 ドバイシーマクラシック
【代表産駒】オルフェーヴル ナカヤマフェスタ ドリームジャーニー ナカヤマナイト

日本、UAE、香港と国際的なレースに参加してきたステイゴールド。出走数に比べて勝ち鞍が少ないが、そのほとんどは惜敗が続いていたため。デビュー6戦目に初勝利を上げ、900万下までは順調に進んだが、挑んだ重賞競走では健闘するも2着入賞が続き「シルバーコレクター」と呼ばれ始める。しかし、その後はUAEや香港の海外重賞で勝利を納め、最後まで故障なく引退した。

サンデー系とノーザンテースト系の組み合わせはマイラー寄りが多いが、ステイゴールド系はスタミナ型が間に入ることにより長距離もこなせる血統となった。そのため、産駒の多くは父同様に牡馬でも小柄なものが多いが、長距離を克服するスタミナを持ち合わせている。代表産駒であるオルフェーヴルが後に三冠を制したのが良い例だ。また、調教の効果が実践にも如実に現れるタイプの為、1週間前追い切りや、調教内容が良いのならば要注意。

また、芝コースでは平均的な成績を残しているが、ダートコースでは中京・小倉・函館とローカルに強い傾向がある。重馬場の影響も受け難く、芝に至っては良好な状態よりも重馬場の方が成績が良い。中〜長距離でのレースを得意とする産駒が多く上がりも早い、スピード決着となる競走には滅法強い。芝ではダート共に牡馬が好成績を残しているため、以上の条件に当てはまる馬がいれば競馬予想の際には抑えておきたい。



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