種牡馬/スウェプトオーヴァーボード
エンドスウィープの血を引く快速馬【スウェプトオーヴァーボード】

現役時代の成績 米国【20戦8勝】

【主な勝ち鞍】メトロポリタンH エンシャントタイトルBCH サンミゲルSなど
【代表産駒】アーバンストリート パドトロワ キョウエイアシュラ ドリームスカイ

3歳緒戦のサンミゲルSで重賞制覇も全盛期は4歳から。初のG1競走となったエンシェントタイトルBCHで、前年のブリーダーズCスプリントの覇者であるコナゴールドに2馬身半差のレコード勝ちをしてみせると、続いてターフエクスプレスハンデも制した。
5歳時にはメトロポリタンHでレコード勝ちを納めるなど、自慢の快速を遺憾なく発揮して記録を打ち立てた。しかし、同年のブリーダーズカップスプリントで8着と敗退したのを最後に現役を引退した。

産駒にはエンドスウィープ産駒らしく柔らかさのある芝向きのものが多く、ダートも脚抜きの良い馬場が得意である。その反面、柔らか過ぎて俊敏さに欠けるところがある為、代表馬のアーバンストリートのように時計や上がりがかかる展開にならなければ届かない平坦向けのスプリンタータイプが多い。
しかし、時計がかかるという点では、芝の道悪での競走はむしろ歓迎のため、ローカルで時計がかかり出す時期にこの馬の産駒がいれば競馬予想をする際にマークしておきたいところ。

距離的にはスプリンターらしく1000mでのレースを得意としており、芝ではローカルの成績が良いものの、芝・ダート共に連対率が高い中山にも注目したい。また、早くから活躍する馬もいるが、古馬となってから活躍する傾向があるため晩成タイプと言う点も抑えておきたい種牡馬である。



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