種牡馬/ゼンノロブロイ
2004年度、年度代表馬【ゼンノロブロイ】

現役時代の成績 日英通算【20戦7勝】

【主な勝ち鞍】天皇賞(秋) ジャパンC 有馬記念
【代表産駒】サンテミリオン マカニビスティー トレイルブレイザー アニメイトバイオ

デビュー戦では、ゲートで立ち遅れ後方からの競馬となりながらも、最後は先行勢を見事に差し切った。その後も順調に勝ち鞍を重ね、デビューから4ヶ月で挑んだ日本ダービーで2着。4歳秋には天皇賞・秋でG1初勝利を飾り、続けざまにジャパンC、有馬記念を勝利し、史上2頭目となる秋の3大古馬G1完全制覇を成し遂げ、同年の年度代表馬及び最優秀4歳牡馬に選出された。
5歳時はイギリスのインターナショナルSでクビ差2着と健闘し、世界にその名を知らしめたが、帰国後は、天皇賞・秋で2着、ジャパンC3着と好走を続けたが、有馬記念で生涯唯一、掲示板を外し8着。このレースを最後に現役を引退した。

産駒の中で重賞を制覇した5頭は全てファーストクロップでセカンドクロップ以降の馬には成績面で不満が残る。2011年度は芝の成績をダートの成績が上回っており、ハイレベルな芝戦線から弾き出され、ダートに追いやられている傾向が強いが、ダートからは上級馬が出ていない。
産駒の傾向としては、中山は芝コース、東京はダートコースで好成績を挙げており、特に中山は芝1800m、東京はダート1600mが得意で、中でも芝の道悪での競走はかなり上手い。父馬に流れるアメリカ血統はかなり強力な為、ヨーロッパ血統が入っていればかなり期待出来るため、競馬予想の際には母馬にも注目したいところ。



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