種牡馬/ファスリエフ
産駒の多くはダート偏重、1200〜1400mの東京コースを得意とする【ファスリエフ】

現役時代の成績 英仏【5戦5勝】

【主な勝ち鞍】
モルニ賞、フェニックス賞

【代表産駒】
キャリーオンケーティー、ガイヤクイン

アイルランドの名門A・オブライエン厩舎から2歳4月にデビュー。2戦2勝で挑んだコヴェントリーも楽勝で3連勝すると、続いて開催された不良馬場のフェニックス賞と重馬場のモルニ賞を強馬相手に快勝で5連勝となったが、ミドルパークSを前に骨折してしまった為に、早期引退を余儀なくされた。

父ヌレイエフはパワーがあり、かき込む走法なので、現役時代に芝馬となっていても種牡馬としてはダート馬に近くなるケースが珍しくない。ファスリエフも、その典型と言えるだろう。
ミスタープロスペクター、ノーザンテースト、ブライアンズタイムを持つ牝馬との配合が上手くいくが、血の影響が強いため、大半の産駒はダートスプリンターとなる。

パワーがある産駒が多い為、乾いたダートコースでは、とにかく強いが、脚抜きの良いダートでは信頼度がグッと落ちる。距離は1200m〜1300mがベストで、連対率、単勝回収率、複勝回収率ともに優秀な成績を残している。一方、ダートでもマイル以上のレースでは、ほとんど結果が出ていないため、競馬予想をする際には思い切った割引きを行う方が良い。



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