種牡馬/サウスヴィグラス
ダートレースならお手の物。1700m以外では優秀な成績を収める【サウスヴィグラス】

現役時代の成績 【33戦16勝】

【主な勝ち鞍】
JBCスプリント、根岸S

【代表産駒】
ラブミーチャン、ナムラタイタン、トーホウドルチェ、ハルサンサン

アメリカのブリーダーズセールで当歳時に1万7000ドルで落札。デビュー後5歳でオープン入りを果たした。根岸S で重賞初制覇を飾り臨んだフェブラリーSでは、6着と敗退したが、その年の地方重賞G3クロフネ賞から快進撃が始まる。かきつばた記念、北海道スプリントS、クラスターCと異なる会場でレコード勝ちを果たし、その後も勝ち鞍を重ね重賞6連勝を成し遂げた。

東京盃では惜しくも2着と連勝は止まったものの、G1馬が出揃ったJBCスプリントでは強敵マイネルセレクト、スターリングローズを下して優勝。名実共にダート界の頂点に君臨した。

父であるエンドスウィープは芝で走る産駒を多く輩出しているが、この馬自身は母方の血アメリカ血統を色濃く受け継いだことにより、ダートオンリーの競走成績を残した。これは産駒にも引き継がれており、ダート短距離を主戦場としている。下手に芝向きの血を入れると、せっかくのダート適性も薄れてしまうため、アメリカ血統を積極的にいれている方が、力の上乗せにつながる。

ダートの単勝回収率は155%と、多数の産駒を輩出した種牡馬としては驚異的な成績を残している。仕上がりが早いため、休み明けは買いだが、直ぐに調子を落とす傾向があるため注意が必要。

函館と札幌の1000mは最も得意としているため、単複を狙っても問題ない。以上の点をふまえて競馬予想に臨みたい。



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