種牡馬/テイルオブザキャット
ダート短距離指向から脱却【テイルオブザキャット】

現役時代の成績 【9戦5勝】

【主な勝ち鞍】
キングズビショップ

【代表産駒】
マイトラスティキャット、ライオンハート、テイルオブエカディ、エーシントップ

1歳9月にキーンランドセールで落札されるもデビューが遅れ初出走は3歳5月。J・クローン騎手を鞍上に初戦からいきなりの大差逃げ切り勝ちを見せた。続くアローワンスレースも圧勝し挑んだハスケル招待Hはキャリアの浅さを露呈してしまったが、3戦2勝で挑んだキングズビショップSを5馬身半差で快勝し能力の高さを見せ付けた。4戦挑んだG1レースでは勝ちきれず惜敗が続いたが、敗れたのはこの4回のみでG1以外では不敗のまま現役を引退した。

父ストームキャットは全米2歳&総合チャンピオンサイアー。半弟に英愛2歳チャンピオンのミナルディ。甥に全欧&全米2歳牡馬チャンピオンのヨハネスブルグがおり、母の父は全米チャンピオンのブルードメサイアーという良血。

この馬自身のデビューは遅れたが、父ストームキャット譲りの爆発的なスピードを武器に活躍。産駒も初年度からマイトラスティキャットがヒュマナディスタフHに勝ち、2年目産駒のライオンハートはハリウッドフューチュリティSに、3年目産駒のテイルオブエカディがウッドメモリアルSに勝利するなどG1ホースを多数輩出しており、距離の融通性も示している。

日本では芝の重賞勝ち馬のエーシントップがおり、注目度が高まっている種牡馬だ。短距離とダートを得意としているが、重馬場は可もなく不可もなくなので競馬予想の際には注意したい。



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