中京11レース 京都金杯(G3)
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2021年1月5日 中京11レース 京都金杯(G3)

@ケイアイノーテック
調子→
「昨年の12月30日が本追い切りで予定通りきている。普段と変わらない感じで具合はいい。前走は上がりの速い競馬であの位置からでは仕方がない。左回りで直線が長くて坂がある中京コースも合っていると思うし、いい競馬をしてくれないか。」そう望みを掛けた一戦だったが、今回まさかの15着大敗。ペースが遅く、得意の末脚が全く生きない展開となってしまったのは辛かったか。

Aケイデンスコール
調子→
「直線の不利がなければ3走前も伸びて来そうな感じがあったし、現状ではマイルが合っている。半では想定内だし、しまいの脚が生きる流れになってくれれば。」そうマイルに活路を求めてきていた陣営、結果は12番人気ながら見事勝利。仕上がりは勿論、今回は内を上手く捌いてきた岩田康誠騎手の乗り方が完璧だった印象。

Bロードマイウェイ
調子↑
「年明けの動きも良かったし、前走以上の仕上がり。ゲートがポイントになるが、五分に出てくれればラストの脚が生きると思います。」そう語った陣営だが、結果はスタートで出遅れてしまい16着。終始スローペースだっただけに痛恨だったと言う他ない。

Cピースワンパラディ
調子→
「昨年の12月30日にコースでしっかりと負荷をかけたので、直線は坂路でラストの反応だけ確かめた。順調だし、56キロのハンデキャップも想定内。左回りのマイル戦はベスト。ここで結果を出せれば、この先が楽しみになる。」との陣営コメント。故に内枠の馬に足をすくわれる形も、2着なら上々と言える結果だろう。唯一、マークしていた馬が早々に沈んでしまったのは痛恨だったか。

Dメイケイダイハード
調子→
「着順はともかく、GIでも頑張って走ってくれた。力をつけてきているし、距離も直線の長いコースがいい。適度に時計がかかるようなら…。」とのコメントも、結果は11着。終始スローペースで直線は上がり勝負。期待とは真逆のレースとなってしまった印象だ。

Eレッドアネモス
調子→
「昨年の12月31日に坂路でやってのが実質的な追い切り。変わらず調教の動きはいい。前回はスムーズに行きすぎて脚が溜まらず。上手くためて流れに乗れればチャンスはあると思う。」とのコメントだったが、終始見せ場を作れず今回は10着。スローペースであまり良さを出せずに終わってしまった。

Fスマートオーディン
調子→
「前走も自分の形で運べていたが、ラストはいい頃の脚を使えなかった。折り合いはつくようになっているし、何とか頑張って欲しい。」との陣営コメントも結果は9着。一瞬は良い脚を使ったが…良い頃と比べるとやはりもう一つ。

Gレッドガラン
調子→
「もうワンパンチが足りないけど、重賞でも通用するだけの力は持っている。距離も左回りも問題ないので、ペースが流れてくれれば。」そう語った陣営だが、故に道中スローペースで流れたのは痛恨だったか。着順は6着だっただけに、もう少し流れれば際どい争いだったか。

Hブラックムーン
調子→
「前走は初の1400メートルだったが、ロスなく立ち回ってラストは詰めてきていた。さすがに往年の切れ味というわけにはいかないけど、肉体的な衰えは感じないし、展開次第では。」との陣営コメント。結果は後方待機のまま入線となってしまい14着。全く脚を使えなかった辺り衰えは隠せないか。

Iシュリ
調子↑
「前走は立ち回りも良かったと思うが、ラストは着差以上の決め手でした。使った後も歩様はいいし、馬は元気いっぱい。2走前の内容からこの舞台も合う。」と陣営サイドは強気なコメント。しかし結果は5着惨敗。勝ち馬とはコンマ3秒差だけに際どかったが…。決め手を生かしたいタイプだけに、ここまでのスローペースは想定外だったか。

Jボンセルヴィーソ
調子→
「前走はうまく立ち回った。体が減っていたのも良かったんだと思う。寒い時期は合う馬で、気配は上々。脚質に幅が出ているし、中京も合う。」そう強気な姿勢を見せた陣営だが、今回は7着と振るわず。やりたい競馬は出来たように映るが…。ジョッキー替りが結果的に災いしたか。

Kラセット
調子→
「昨年末にしっかりやったので最終追い切りはしまい重点。使った上積みはありそう。位置取りや展開がうまくかみ合えば、ここでも差はない。」そう断言したものの、結果は振るわずの13着。中京は得意なはずだが…。前走から更に8キロの馬体増だっただけに、今回に限ってはやや太め残りだった感が否めない。

Lエントシャイデン
調子→
「久々の前走は太め残りだったし、外枠のロスもあったからね。以前は左回りが良かった馬。体も絞れてきたし、浮上のきっかけをつかみたい。」そう望みをかけた陣営だったが、結果は3着と見事巻き返しに成功。ハナを切ったのが功を奏した印象。ジョッキーの判断か陣営の作戦かは分かり兼ねるが、いずれにせよ見事の一言。

Mタイセイビジョン
調子→
「前走は悪くない走りだったけど、勝負どころでスッと動けなかった。やはりペースが流れてくれる競馬の方が合う。中間は短期放牧で状態はいい。今回はG3で相手も楽になるので。」そう巻き返しを見込んでいたが、結果は惜しくも4着。やりたい競馬は出来たが…外枠発走で序盤脚を使わされたのが結果的には痛かった。

Nサトノアーサー
調子↑
「前走は外へ出せず、馬場の悪いところを通らされて走る気をなくした感じ。帰厩後の気配はいいが、今回はハンデキャップ差もポイントになりそう。」そうハンデに一抹の不安を寄せていた陣営だったが、結果は12着と大敗。ハンデも響いていそうだが、今回はそれ以上に馬体プラス20キロと想像以上に太めだったのが痛恨だったか。

Oトリプルエース
調子↑
「前走が強い競馬。以前は追い切ると体が減る面があったが、今はそれがなくなりましたね。中京でも勝っていますし、もともと期待の大きかった馬。重賞でも。」そう期待を寄せていた陣営だが、今回8着と振るわず敗戦。大外枠に加え道中はスローペース、後方待機と完全に脚を余した感。やや人災の印象が否めない一戦となってしまった。





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