中山11レース 京成杯(G3)
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2021年1月17日 中山11レース 京成杯(G3)

@タイムトゥヘヴン
調子↑
「前走も道中は真剣味を欠いていたし、追われてふらつくような面も見せていたが、最後はいい伸びを見せた。まだ粗削りだが、徐々に競馬を覚えてきた。間隔を詰めて使うことで、いい意味で気持ちも入ってくると思う。勝負どころでハミを取ってくれれば重賞でも楽しみ。」と未勝利戦からの参戦ながら、陣営サイドは自信満々。結果的には敗れたものの、ハナを奪っての積極策で2着好走。まだまだ粗削りな面が見える一戦だっただけに、今後のレースが非常に楽しみな1頭。

Aタイソウ
調子↑
「先週までにしっかり追っているので今週はしまい重点。一度使って行きっぷりが良くなっているし、パワーもあるので今の馬場も合いそう。重賞でも楽しみ。」と自信満々な陣営だったが、結果は離された6着と振るわず。自分のレースは出来た印象だが…。輸送がダメか、中山は本質的に合わなかったか。いずれにせよ残念な結果となってしまった。

Bグラティアス
調子↑
「一週前に長めからしっかりと負荷をかけたので、当週は反応を確かめる程度でさらっと。仕上がりはいいし、初速がついて上手に立ち回れるから中山に替るのも心配ない。キャリアは浅いが、素質的にはここでも十分に勝負になるので好レースを期待。」と相当な期待を寄せられていた1頭。結果は評判に違わない好レースで、後続に2馬身半差をつける快勝。しっかり仕上げてきた陣営の手腕は勿論、ペースを味方につけた鞍上渾身の一鞍だったと言えるだろう。

Cタケルジャック
調子↑
「重賞挑戦でどこまで頑張ってくれるかだが、中間も順調でデキに関しては言うことがない。距離やコースも大丈夫だと思う。」とのコメントも、結果は振るわず9着。ペースが遅かった割には道中からスピードに乗れず…。原因は分かり兼ねるが、いずれにせよちぐはぐな競馬となってしまった印象。

Dヴァイスメテオール
調子↑
「初戦は展開が向いたとは言え、腰から後ろが緩い状態。ポテンシャルは高い。コース替りで一気に相手も強くなるが、ここでもいい結果を出して次につなげたい。」と陣営は強気なコメントを寄せていたが、今回無念の4着敗走。スローペースだっただけに自ら動いていく形でレースを進めたかったが、逆に主導権を握られてしまったのが痛恨だったか。

Eテンバガー
調子↑
「まだ成長途上で緩さはあるが、ここを目標にしっかりと乗り込んできたし、以前よりピリッとしてきた。能力は高く、重賞でもそう差はないと思う。」と人気こそ低かったものの陣営サイドのコメントは強気だった1頭。結果的に見せ場十分の3着。前残りの展開ながら、唯一中団から詰めてきた内容は高く評価できるものだろう。

Fエイカイファントム
調子→
「前走後はこのレースを目標に調整。前走のような決め手勝負になると厳しいので、もう少し流れに乗って、持ち味のしぶとさを生かす競馬をしてどこまで。」とのコメントも、結果は7着。序盤から流れに乗る事が出来ず見せ場を作れなかった辺り、陣営としては無念の一言だろう。

Gブラックロータス
調子→
「良化の余地を残す中、新馬戦はよく頑張ってくれた。走りはしなやかで芝でもやれそう。楽しみはある。」とのコメントも結果は11着。序盤から全くスピードに乗れなかった辺り、仕上がり云々よりは本質的にダート向きの1頭だろう。

Hアクセル
調子↑
「まだ骨格に合う筋肉がつききっていない感じはあるけど、変わりなく順調だし、使った上積みはあると思う。重賞挑戦でどんな走りをしてくれるかだね。」と上積みを強調するも、結果は8着。ペースが遅かっただけに、前走見せた積極策が取れればチャンスはありそうだったが…。少々乗り方に疑問符が付く一戦だった。

Iプラチナトレジャー
調子↑
「前走後は短期放牧を挟んで予定通りにここへ。まだ心身ともに成長途上だが、調教rではだいぶスムーズに走れるようになっているし、時計のかかる今の中山の芝も合うイメージ。道中をうまく折り合って走れれば、今回も最後にいい脚が使えるはず。」とのコメントも、脚を余す形で今回5着敗走。ペースが遅かっただけに、物理的に厳しい展開だったという他ない。仕上がりは上々だっただけに無念。

Jラカン
調子↑
「じっくり乗り込んだし、順調にきている。津村明騎手は『しまいの反応は良かった』と言っていたよ。今の中山の馬場は合っているので、自分の競馬ができれば。」とのコメントも、結果は10着大敗。この馬なりに速い脚は使ったが…。ペースが遅く、後方待機ではどうする事も出来なかった印象。

Kディクテイター
調子→
「まだ緩さはあるが、緒戦と比べてこの馬なりにしっかりしてきたし、今週の追い切りでも後ろから馬が来たら反応出来ていた。現状の力でどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントも、結果はまさかのしんがり12着大敗。休み明けにも関わらずマイナス14キロの馬体重。直前の動きからも輸送に失敗したと見るのが妥当か。





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