2021年10月24日
東京11レース ブラジルカップ
①ヒロイックテイル
調子→
「前走は疲れもあった感じ。しっかりと休ませて立て直したし、太め感なく仕上がっている。前で流れに乗れれば、気持ちひとつで変わり身も。」とのコメントも、今回13着とまさかの大敗。ハナを切る形も4コーナーで既に脚色一杯。中身が伴っていなかったか。
②トランスナショナル
調子→
「前走は展開に恵まれた面はあるけど、いい内容だったね。折り合いに不安はないから距離はこなせるはず。手頃なハンデでどこまで。」とのコメントも、今回5着に善戦する格好。展開がハマったとはいえこの距離も向いている印象。流れ一つでオープンでも通用する。
③ヴェルテックス
調子→
「前走がめどの立つ内容。体の使い方が良くなり、レース後の硬さが出なくなった。その辺りで成長を感じるし、状態もいい。ここも楽しみ。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。敗れたとはいえ着実に力を付けてきている。流れ一つ。
④ロードリバーサル
調子↑
「前走は久々で重賞挑戦だった事を考えれば頑張っている。馬体に張りが出て、上積みは十分。前走以上の走りを期待したい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。前走より内容は良くなったものの粘れず。もう一段階力を付けたいところ。
⑤フローリン
調子→
「1800メートルで勝ったが、もともと距離はこれくらいあった方が良いタイプ。クラスは上がるが54キロで臨めるし、楽しみはある。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団からジリジリと脚を使うも前は捉えられず。オープンでやるには現状力不足感が否めない。
⑥ゲンパチルシファー
調子→
「良馬場なら走るね。以前よりだいぶ乗りやすくなり、今は鞍上の意のままに動ける感じ。輸送があった方が体も絞れるし、距離もこれくらいあった方が良さそう。オープンでもハンデ54キロなら楽しみ。」とのコメントも、今回2着に好走する形。良馬場でなら力を引き出せる様子。引き続き長丁場で注目の1頭。
⑦エクスパートラン
調子→
「前走は落鉄していたとはいえ、馬自身も夏バテ気味だった。その後は休ませて復調。今回も途中から上がっていく形でスタミナを生かしたい。」とのコメントも、今回14着大敗。早仕掛けの影響で直線失速。積極的なレースも実らず…。
⑧ドスハーツ
調子→
「前走は休み明けもあって、もたついていた。叩いた上積みが見込めるし斤量も減る。うまく脚をためて運べれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。前走よりレース振りは上向いたが、展開に左右される点は相変わらず。
⑨メイショウマトイ
調子→
「仕上がりは順調だが、気性的にあてにしづらいタイプ。うまく気持ちが乗って、どこまで変わるか。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。今回も見せ場を作ることが出来ず、立て直しの兆しは見えない。
⑩スウィープザボード
調子↑
「中京や新潟でいい競馬をしており、左回りは問題ない。折り合いも心配ないので距離にも対応出来る筈。53キロだし馬も力を付けているので、どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。大きく負けてはいないとはいえやや距離が長いか？前走内容を考えると物足りないレース振り。
⑪コマビショウ
調子→
「芝でもそれなりの競馬はできたけど、実績のあるダートに戻す。気配はいいので、斤量減で前進を期待。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。ダートの方が良い印象ではあるが、往年程の力はない様子。
⑫ネオブレイブ
調子→
「相変わらず調教は動かないが、一叩きして調子は上向き。結果も出ているし、東京のこの距離は得意。うまくかみ合えば面白い。」とのコメントも、今回10着と見せ場を作れず。想像以上に脚も使えず案外な結果。立て直しを図りたいところ。
⑬グレートタイム
調子↑
「展開を考えると前走は良く踏ん張っている。休み明けだけど、中間は坂路を中心にしっかりと乗り込んできたし、緒戦から動けていい。」とのコメントも、今回見事1着入線を果たす格好。勝ち切れないレースが続いていたが、ようやく本領を発揮できたか。7歳ながら力を付けている。
⑭ペオース
調子→
「レースで集中できていない感じなので去勢。その影響で体は減っているが、調教の動きはシャープ。オープンでもやれる素材。きっかけをつかみたい。」とのコメントも、今回11着大敗。好位につけるも直線ズルズルと下がってしまい…。未だ去勢効果は見えず。
⑮ハナズレジェンド
調子→
「前走は行きっぷりが良くなかった。気配は悪くないし東京のこの距離は合いそう。斤量も軽くなるので見直したい。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。斤量が軽くなっても行きっぷりは変わらず。衰えは否めないか。
⑯ハヤヤッコ
調子→
「前走も仕上がりに良かったが、気性的にムラな面があって案外な結果に。この中間の気配もいい。斤量は背負うが昨年勝っている相性のいいレースで、気持ちのスイッチが入ってくれるようなら。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。最後方から追い込むも届かず。舞台設定はベストだっただけに悔いが残る結果。