【開催場所】金沢競馬場
【コース】ダート2100m
■白山大賞典 競馬予想のポイント
・JRA所属馬が強い
・年齢的な差は殆ど無い
・本競走からG1馬も誕生
・外枠の先行馬が有利な傾向
金沢競馬場のダート2100mで施行されている地方競馬重賞競走。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞白山大賞典と表記されている。競走名の由来は石川県と岐阜県にまたがってそびえる白山から。
1981年に第1回が開催され、以来金沢競馬場最大の競走として長く親しまれている。1997年にダートグレードのG3に認定され、2100mに施行距離を短縮。本競走を前哨戦としてJBCクラシックに向かう出走馬も多く見られる。
2003年の優勝馬イングランディーレが翌年春の天皇賞を制覇、2004年の優勝馬タイムパラドックスが翌月のジャパンカップダート(現チャンピオンズC)で勝利するなど、2年連続でこのレースの勝馬がG1レースを制している。
出走資格はサラ系3歳以上の競走馬でフルゲートは12頭。出走枠は金沢所属馬が4頭、金沢以外の地方所属馬が3頭、JRA所属馬が5頭と定められている。
第16回開催までは金沢所属馬が優勝を続けていたが、第17回開催以降は第27回を除きJRA所属馬が優勝している。 レース展開としては上位人気馬が好走しやすく、外枠発走の先行馬が有利となっている。また6歳と比較的高齢の馬も上位に加わることがあるため、年齢的な差は無いと言えるだろう。
血統面ではサンデーサイレンスやノーザンダンサー系の産駒が好走傾向にある。