Jpn・G3 / 黒船賞
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【開催場所】高知競馬場
【コース】ダート1400m

■黒船賞 競馬予想のポイント
・先行・差し馬が優勢
・JRA所属馬の独壇場
・人気馬同士での決着が多い
・サンデーサイレンス系が優秀

高知競馬場のダート1400mで施行されている地方競馬重賞競走。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞典黒船賞と表記されている。競走名は幕末に来航した黒船から。

1998年に5歳以上の別定の中央・地方全国指定交流の重賞競走として創設。第1回は現在と同じく高知競馬のダート1400mで施行され、現在も同条件で開催されている。

高知競馬場で唯一のダートグレード競走であり、毎年盛大な盛り上がりを見せる事で知られており、春のダート短距離路線を占う重要な役目を担っている。

資金難の影響で開催自体が危ぶまれ、一般のファンからも支援金の募集を行う時期があったが、現在は賞金総額の減額がありながらも施行されつづけている。

出走資格はサラ系4歳以上の競走馬に限定され、フルゲートは12頭。出走枠は高知競馬所属馬3頭、それ以外の地方所属馬4頭、JRA所属馬5頭となっている。なお、黒船賞選考競走の優勝馬は、優先出走権が付与されているためそれを使用しての出走が可能となっている。

1998年の創設時こそ地方所属馬が優勝しているが、以降はJRA所属馬が連覇している状況にある。

レース傾向は、上位人気馬同士での固い決着が多くなっている。枠順別成績では外枠が圧倒的に有利。年齢別成績では6歳以上の馬に好走が見られるため、積極的に狙っていきたいところ。脚質別成績では先行・差し馬が優勢となっている。

血統面ではサンデーサイレンス系が優秀なものの、ロベルト系、ノーザンダンサー系産駒も上位入着を果たすことがあるため、サンデーサイレンス系の一強とはいかないだろう。所属別では前述通りJRA所属馬が圧倒的に強いため中心としたい。



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