G3 / アルテミスステークス
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【開催場所】東京競馬場
【コース】芝1600m

■アルテミスステークスの競馬予想のポイント
・基本的には順当な結果
・差し馬の勝率が高い
・キャリアの多い馬は割引対象

東京競馬場、芝1600mで施行される中央競馬の重賞競走。2歳牝馬限定のレースとなっており、斤量は54kgの固定。地方所属馬に限り、2着以内に入賞すると阪神ジュベナイルフィリーズへの優先出走権が付与されることになっている。

第1回の施行は2012年で非常に歴史の浅い重賞。グレードによる格付けはG3となっている。前身は2011年まで施行されていた赤松賞が同じ条件で施行されていた。

過去10年の成績からレース内容をひも解いてみると、優勝馬は7頭が3番人気以内で決着している点からも、比較的順当な結果になることが多いレースだが、13番人気のディーズメンフィスが勝った2006年は3連単が289万馬券になるほどの波乱の結果となった例外もある。2着馬はすべて6番人気以内、3着馬はすべて7番人気以内に収まっており、同様に順当傾向が伺える結果となっている。

脚質では勝鞍は差し馬が7勝、先行馬が3勝を挙げており、勝率は差し馬が有利。ただし、連対率・複勝率では先行馬に軍配が上がっている。逃げ馬も過去3頭が馬券になっているが、いずれも赤松賞時代のもので、重賞格上げ後ではいまだに入賞した馬はいない。追い込み馬は2頭が馬券になっているが、289万馬券が出た年の3着馬エミーズスマイルと、後に桜花賞を制することになるアユサンのみで、基本的には割引が可能と言えるだろう。

枠順は綺麗にムラ無く分布されておりフラットと見て良い。優勝馬は6・7・8枠からそれぞれ2頭ずつ輩出。2・3着馬もほぼ全てにいきわたっている。唯一5枠だけ優勝馬の輩出が無く、連対率・複勝率もやや低めな数値となっている。

キャリアに注目してみると、同レースに参戦するまでに4戦以上をこなしていた馬は、それ以下のキャリアの馬より大きく劣る結果となっていた。特に好走馬の輩出が多いのはキャリア2戦で、新馬戦、未勝利戦をこなしてからここへやってくるというパターンに好走馬が多い。後に2010年の三冠牝馬となるアパパネもここに含まれている。あまりにキャリアの多い馬は割引可能かも知れない。
(2011年以前のデータは赤松賞が対象)




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