G3 / ファンタジーステークス
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【開催場所】京都競馬場
【コース】芝1400m外

■ファンタジーステークスの競馬予想のポイント
・優勝馬は人気馬が中心
・先行馬が圧倒的に有利
・枠順の有利不利は無し
デイリー杯2歳Sの巻き返し組に注意

京都競馬場、芝1400m外回りで施行される中央競馬の重賞競走。競走馬は2歳牝馬に限定され、斤量は54kgが課されることになっている。

第1回の施行は1996年で、グレードによる格付けはG3となっている。牝馬限定戦ということで、阪神ジュベナイルフィリーズのステップレースの指定を受けている。

過去10年の成績からレース内容をひも解いてみると、優勝馬は4番人気以内で7勝を挙げるなど、比較的人気サイドで決着している一方で、8番人気馬から2勝、13番人気から1勝が挙がっている。2着馬は7番人気以内で決着しているが、3着馬は10番人気いっぱいにまで分布しているので、3連系の馬券の予想の際には幅広い検討が必要と言える。

脚質では先行馬が圧倒的に有利で、勝率・連対率・複勝率のすべてで他の脚質を上回る数値となっている。特に複勝率では41.2%を超えており、毎年1頭以上は入賞馬を輩出している。次いで差しが続くが、2着馬が多くなっており差し届かない状況の多さを物語っている。追い込み馬は3着まで。逃げ馬は2頭の入賞があるが、どちらも4番人気以内の人気サイドとなっている。

枠順では大きな偏りは無いが、1枠と7枠の複勝率が10%を切っており、やや寂しい数字となっている。その他は1〜4枠、5〜8枠で勝馬、2着馬、3着馬と比較しても、そのシェアはほとんどが二分されており、枠順の有利不利は基本的には考えなくて良いと思われる。

前走レースでは、デイリー杯2歳ステークス経由の馬の好走率が異様に高くなっており、特にデイリー杯2歳Sで入賞できなかった馬の巻き返しが多くなっているので、注意を要する。小倉2歳ステークス経由の馬の好走率は低いが、これは連対馬にだけ注意を払っておけば良い。その他、函館2歳ステークスの経由の馬からも好走馬の輩出があるが、これはいずれも前走で連対していた馬が中心となる。新潟2歳ステークス経由の馬は2着までで巻き返し組のみという結果となっている。




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