■共同通信杯 競馬予想のポイント
・8枠は死に枠!
・先行馬から狙うのがセオリー。次点は差し。
・順当な結果が多い
東京競馬場・芝1800mで開催される中央競馬の重賞競走。3歳限定となっており、斤量は別定で基準は56kg。牝馬はセックスアローワンスにより-2kgとなり54kgとなる。その他賞金が1800万円を超える馬だと+1kgとなる。
皐月賞・
日本ダービーの前哨戦の一つとして位置づけられており、特に日本ダービーが開催される東京競馬場でのレースとなるため、東京競馬場のコースを経験させるという目的で、前哨戦としてこのレースへの出走させたりする。第一回の施行は1967年と歴史は古く、グレードによる格付けはG3。
牝馬も参戦可能ではあるが、牝馬限定戦が別途用意されているため、牝馬が出走してくることは稀である。共同通信杯で好走してから、後のクラシックでタイトルを獲った馬では、2012年のゴールドシップが皐月賞・菊花賞が主なところで、クラシック三冠で2着3着はあっても勝ち切った馬はそう多くは無い。
過去の成績からレース内容をひも解いてみると、勝馬は3枠5枠が多く、あとの枠は平均的だが8枠だけは死に枠になっているので、競馬予想の際には割り引いても問題無いだろう。脚質では先行がもっとも安定しており勝鞍・連対率・複勝率のいずれを取ってみもトップなので、先行馬から狙うのがセオリーとなる。次いで差しも優秀だが、逃げ馬は勝ち切るのは難しく、一発を狙うなら追い込み馬。
前走レースではラジオNIKKEI杯2歳ステークス経由で臨んできた馬の結果がもっとも良いので、前走ラジオNIKKEI組は注意が必要だろう。2ケタ人気の馬が馬券に絡むことは稀で、基本は順当路線。特に6番人気と7番人気の成績の間には大きな隔たりがあり、6番人気以内の馬が基本的には優秀な結果を修めている点も注目に値する。それ以下の人気の馬だと9番人気の馬の3着が目立っており、ピンポイントで狙うのも面白いかも知れない。