中山11レース スプリングステークス(G2)
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2021年3月21日 中山11レース スプリングステークス(G2)

@ランドオブリバティ
調子→
「前走からハミをジェーンビットに。スタートで寄られて後ろからになったが、特に行儀の悪さも見せず、ラストはしかりと脚を使えた。内容は悪くない。放牧を挟み、ここまでの調整に関しては何の問題もなくこられた。道悪もある程度はこなせる馬。今回はもう少し積極的に運びたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。着順ほど大きく負けてはいないが…。本質的には良馬場の方が向くタイプか。

Aワールドリバイバル
調子→
「どんな競馬でも出来るけど、自分のリズムで運ぶ形が良さそう。中間の動きもいいし、使いながらの成長を感じる。馬場も問わないし、重賞でどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。自分の競馬は出来たが、想像以上に重馬場が堪えたか。最後まで粘り切れず。

Bヴィゴーレ
調子↑
「前走は出遅れたところで出していかずに、末脚にかけたら今までにない脚を見せた。強いメンバーと対戦して、馬も力をつけてきているね。中間も好気配をキープ。ココも自分のペースを守って、どれだけの脚を使えるか。」とのコメントも、今回15着とまさかの最下位入線。全くスピードに乗る事が出来ず…。重馬場以前に、重賞でやるにはまだまだ力不足。

Cヴェイルネビュラ
調子→
「前走後は放牧を挟んで、早い段階からここを目標に調整。マイルに距離を詰めて結果が出たので1800メートルに延びるのが課題だが、流れが余程遅くならない限りは折り合いはつくと思う。馬場は未知数だが、今後のためにもここでどれだけやれるか見てみたい。」と試走を兼ねた今回の一戦だったが、結果は5着と善戦。折り合いはついており、現状の力は発揮できたという印象。

Dレインフロムヘヴン
調子→
「在厩して調整。前走時より反応が良くなっている。追い切りは行きっぷり、反応が良く、上がりの息遣いも良好。レースの組み立てと気持ちのコントロールが問題だが、うまくいけば、ここでも通用する。」とのコメントも、今回13着と大敗する形。出遅れて終始最後方からの競馬。この相手関係ではスタートが決まらないと流石に厳しい。

Eアサマノイタズラ
調子→
「前走を使って気持ちがぴりっとしてきました。前走はリズムに乗れず不完全燃焼の競馬だったから、距離が短くなるのは好材料だと思う。ジョッキには強気に乗ってもらいたい。ここでも差はないと思っている。」と強気のコメントを寄せていたが、結果は勝ち馬とアタマ差の2着。3コーナーからマクる強気なレース内容。乗り方は悪くなかったが、結果的には勝ち馬に目標にされる形となってしまったのは痛かった。

Fニシノオイカゼ
調子↑
「初戦はラストに盛り返してくれたし、想像以上に頑張ってくれた。じっくり乗り込んだし、緩さがなくなってきた。舞台替りや距離の対応が鍵になりそう。」とのコメントも、今回14着と結果は振るわず。ハナを切れず道中は終始リズムを作れない形。4コーナーで逆噴射となってしまったのもやむ無しだろう。

Gオンザライン
調子→
「前走も芝に使いたかったのだけど、除外対象だったのでダートへ。軽い走りでバネもあるから、芝の中距離が合うと思っている。まだ後肢が甘いので、本格化は先になる。重賞でどこまで。」と控えめなコメントを寄せていたが、それ故か結果も伴わず12着。見せ場を作ることが出来ず、重賞でやるにはまだ力不足感は否めない。

Hロードトゥフェイム
調子↑
「ここ2走はソエに悩まされながら結果を出してくれた。能力はあります。直前の追い切りもジョッキーが乗っていい動き。走りのバランスがいいし、現段階でどれだけやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。中7週で馬体重がマイナス12キロ。体調が整っていなかった感は否めない。

Iボーデン
調子↑
「前走は最後までしっかりと脚を使った。時計は速いし、強い内容。時計だけの判断は早計だが、能力はある。中山替りは気にならないし、荒れた馬場も問題ない。重賞でも楽しみはある。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。位置取りが後ろ過ぎたか、この馬場で前目に行く事が出来なかったのは痛恨。重賞でも通用する力はある。

Jイルーシヴパンサー
調子↑
「使った後も変わりなく順調。前走は久々と初めての2000メートルで少し力みがあったが、1度使って上手くガス抜きができた。相手は一気に強くなるが、能力は秘めている。ここでどれだけやれるか楽しみ。」との強気なコメント通り、今回4着と人気以上の善戦。4コーナーで位置取りを下げてしまったのが結果的には痛かったか。次走も展開ひとつ。

Kビゾンテノブファロ
調子→
「前走は頑張りました。原優騎手は『以前より乗りやすくなってきた』と言っていたし、器用さが出てきましたね。出来は変わらないし、ここでも崩れない筈です。」とのコメントを寄せていたが、今回11着と大敗する形。重馬場が得意ではないのか、終始脚元を気にするような走り。人気なりの結果とはいえ、力は発揮できていない。

Lアールバロン
調子↑
「子どもっぽい面が残っているので、もまれない方がいいと思って前走は先手を取ったが、しぶとさを見せた。使って落ち着きが出たが、相手が強くなるし、先に繋がる競馬ができれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着と振るわず。ハナに拘り過ぎてリズムを崩していた印象が強く、少々勿体ないレース内容。

Mヴィクティファルス
調子↑
「先週はコースで切れのある動きを見せ、今週は坂路でさらっと。いい感じに仕上がった。前走はゲートを斜めに出る感じになったけど、本来、スタートは速い。それに、ピッチ走法だから、中山のコーナーでも上手に走ってくれると思う。あとは当日のテンションがどうか。」とのコメントを寄せていたが、今回見事差し切って初の重賞勝ち。再度出負けする形となってしまったのは想定外だったが、結果的にはペースが速かった為に展開は向いた。鞍上の手綱捌きも見事の一言。

Nセルジュ
調子→
「前走は伸びを欠いた。2000メートルで勝ち上がったが、クラスが上がると距離が長い様だ。1ハロン短縮はプラスだが、いい頃に比べるともうひと息という印象。手前もうまく替えない様に、成長途上。」と終始控えめなコメントに徹していたが、結果は9着。この馬なりに脚は使っており、前走からの前進は窺える。





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