2021年4月25日
阪神11レース マイラーズカップ(G2)
@ベステンダンク
調子→
「最近はあまり前へ進んで行かないようなところがあるので、チークピーシズをブリンカーに替えてみます。その効果で気持ちが前へと向いてくれれば。」とのコメントも、今回15着と最下位入線。見込み通り前には行けたが、粘り込めなかった辺りやはり衰えを隠せないか。
Aエアスピネル
調子→
「前走は直線でしっかりと伸びてくれたし、よく頑張っていた。短期放牧を挟んだが、順調に仕上がっているし、芝の実績もある馬。時計勝負にも対応出来るので、今の馬場もこなせるはず。」とのコメントを寄せていたが、今回8着と結果は振るわず。大きく負けてこそいないが、以前と比べて決め手に欠ける印象。歳を重ねた今はダートの方が向いているか。
Bパンサラッサ
調子→
「前走はスタートでつまずいてポジションを取れず。ここも相手は強いが、中間も調教の動きはいい。まずはスタートを決めて、自分の形に持ち込みたい。」と意気込んでいたものの、今回まさかの発走前除外。状態は良かっただけに無念の一言。
Cカイザーミノル
調子→
「昇級で初距離の前走でも流れの違いに戸惑わず、見せ場を作った。ブリンカーの効果も大きいが、ここにきて馬も充実しているね。今回はマイルに戻るけど、もともとがこれぐらいの距離で走っていたので楽しみです。」とのコメントを寄せていたが、今回3着と好結果を残す形。ペースが速かっただけに好位に付けていた当馬には厳しい展開も、故に高い評価を与えられる一戦。重賞でも通用する。
Dケイデンスコール
調子↑
「前走は距離延長でコーナーを4つ回る点がどうかと思っていたけど、いい競馬をしてくれた。阪神に良績はないけど、ワンターンのマイルは合っているし、デキの良さでカバーができれば。」とのコメントも、結果は後続に決定的な着差をつけての完勝。ここにきて復調か、本格化か。力は確実に付けている。
Eアルジャンナ
調子↑
「上がりはいい脚を使っていたし、前走は展開に尽きますね。脚元は安定しているし、さらに動ける仕上がり。改めて期待。」と行き込んでいたが、今回2着に敗れる形。上がり最速で突っ込んできたものの前は捉えられず。ペースが速くなれば再度注目の1頭。
Fボンセルヴィーソ
調子→
「前走は手応え以上にしぶとかった。今回はなか2週なので、追い切りは折り合い面での確認だけ。状態はキープしている。他馬を気にする面があるから、理想はハナか2番手。」とのコメントも、今回3番手に控える形で12着に敗走。想定以上に先行馬が多く、ペースが速くなってしまったのは誤算だったか。出来も全盛期と比べるとやや見劣る。
Gダイワキャグニー
調子→
「左回りがいいのは確かだが、特別戦では斤量を背負うし、今後のローテ―ションも考えて使うことに。コーナーで外に張るが、馬混みに入ればOKで、直線では真っ直ぐ走る。この時期に調子を上げてくるタイプですから。」とのコメントを寄せていたが、今回4着と悪くないレース内容。人気を考慮すれば上々といえるか。陣営のコメント通り、ここにきて調子も上げてきている。
Hルフトシュトローム
調子→
「調教で薄いチークピーシズを試したが、敏感に反応して…。金曜日にクロス鼻革とリングハミを付けて、返し馬などの様子を見て決める。乗り方に工夫が必要だと感じている。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。まだ状態は上向いていない様子。
Iエアロロノア
調子↑
「相手なりに走れる馬だし、速い時計にも対応はできる。まだ緩さがあって完成するのは先だけど、今の段階でこのメンバーに交じってどこまでやれるのか楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、今回5着に敗れる形。連勝してきたここまでの勢いを止められる形。状態自体は良かったはずだが…。着差が着差だけに、結果的にはテン乗りの鞍上が響いてしまったか。
Jブラックムーン
調子↑
「展開が向いたとは言え、ラストはしっかり脚を使えていたし、9歳でも衰えは感じない。舞台は適しているし、再度、展開が向けば。」とのコメントも、今回10着と大敗する形。後方から脚は使えたが、時計勝負ではやはり荷が重いか。
Kラセット
調子→
「自分の形で競馬はできているし、前走もラストはいい脚だった。メンバーはさらに強くなるが、阪神のマイルは持ち味を生かせる舞台。少し展開の助けが欲しいところ。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。後方に控えたまま終戦してしまい消化不良。時計勝負では現状荷が重い。
Lワールドウインズ
調子→
「前走は馬場が悪く、力を出し切れなかったので参考外。調教は変わらずいい動き。良馬場なら見直せると思う。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。良馬場であっても時計が速い展開は不向きか。今後も展開に左右されそうな1頭。
Mザイツィンガー
調子→
「前走でも脚は使っている。短期放牧明けでもいい雰囲気で、仕上がりは上々。折り合いはつくし、マイルにも対応出来る筈。うまく展開がかみ合えば。」とのコメントを寄せていたが、今回6着に敗れる形。人気を考慮すれば悪くない内容か。この馬なりに現状の力は発揮出来た。
Nフォックスクリーク
調子→
「前走は強かったですね。リフレッシュと障害練習の効果か最後までとまらず、能力を出し切ってくれました。状態は引き続きいい。ここも自分の競馬をして、重賞でどこまで通用するかですね。」とのコメントも、今回14着と結果は振るわず。行きっぷり自体は良かったが、想定より速いペースで行ってしまったのは痛恨。
Oギベオン
調子→
「前走はハナに行ったけど、控えても競馬はできるし、速い時計にも対応出来る力はある。マイルのGIで2着に着ている様に距離も問題ないし、引き続き楽しみ。」
とのコメントを寄せていたが、結果は7着に敗れる形。コンマ4秒差だけに着順ほど負けてはいないが、純粋なスピード勝負では少々見劣りするか。