2021年5月1日
新潟11レース バーデンバーデンカップ
①メイショウサチシオ
調子↑
「芝でも好走歴はあるが、近走はずっとダートに使っていたからね。休養期間も長いだけに…。」との控えめなコメントを寄せていたが、故に今回12着と敗走する形。叩いて次走どこまで上積みが見込めるか。
②ビップウインク
調子→
「このクラスなら通用する力はあると思う。休養明けを叩いた上積みが見込めるし、距離短縮もプラスだろう。」と意気込んでいたものの、今回16着と大敗を喫する形。叩いて馬体は良化したように映ったものの、レース内容が案外過ぎる結果。次走どこまで巻き返せるか。
③ニシノドレッシー
調子→
「前走も惜しい内容でした。小倉後も順調だし、久しぶりの左回りも問題ありません。もう一押しがあれば。」どのコメントも、今回4着に敗れる形。スムーズな競馬はできたものの、期待していたもうひと押しは利かず…。
④ウィズ
調子→
「前走は少し掛かったからね。その分、しまいはあまくなってしまった。体調は悪くないので、折り合い次第でもっとやれていいはず。」とのコメントを寄せていたが、今回9着と振るわない結果。前走より掛かっていない様には映ったものの、稍重馬場の影響か直線もうひと脚を使えず。
⑤トロワマルス
調子→
「前走は気合をつけて先行。その効果で気持ちが入り、雰囲気はいい方に向いている。荒れた馬場は歓迎。」とのコメントを寄せていたが、今回15着と大敗を喫する形。荒れた馬場は大丈夫とのコメントも全く伸びず、敗因を掴みかねる敗走。立て直しに時間を要するか。
⑥サヴォワールエメ
調子→
「距離短縮の前走だったが、力まずに走れていたし、その分、ラストに脚を使えていた。力の要る馬場が合っているし、距離も2走目になるので前進に期待。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。着順ほど大きく負けてはいないが、やや後ろに控えすぎたか。もう1,2列前で競馬をしたかったところ。
⑦シルヴェーヌ
調子→
「近走はひと息で走ってしまうので、しまいが甘くなる競馬が続いている。現級なら芝の方が良さそうだし、今の新潟の馬場も合うはず。うまく脚をためて運べれば。」とのコメントも、今回13着と結果は振るわず。近走ダートと芝を交互に走る形だっただけに戸惑いがあったか。芝へ専念してどこまで伸びるか。
⑧ムスコローソ
調子→
「前走は久々のダートだったから仕方がないですね。この舞台は悪くないし、道中で脚をためればひと脚は使える。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ5秒差だけに展開ひとつか。陣営の見立て通り現状は芝の方が向いている。
⑨コロラトゥーレ
調子→
「年齢的に大きな上積みはない。今回も自分の競馬に徹して、どこまでやれるか。」とのコメントも、今回5着と陣営としても望外の善戦か。展開が向いた形も、今後も展開が向くようなら。
⑩タマモティータイム
調子↑
「乗り込みは十分で動ける態勢。前走は馬場が悪かったし、ペースも速かった。巻き返したい。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。自分の形には持ち込めたが、やはり馬場が悪かったのが影響したか…。直線の伸びが案外。
⑪アテンフラワー
調子→
「広いコースになるのが鍵だが、道悪になって、時計がかかるようならプラス。立ち回りひとつ。」とのコメントを寄せていたが、結果は2着と好内容のレース。展開、そして道悪が大きくプラスとなった形。とはいえ着差が着差だけに…。条件を思えばここは制しておきたかったか。
⑫タイセイブランシュ
調子→
「暖かくなって体調は上向き。ただ、使いつつ良くなる馬だし、久々は割引。次につながるレースができれば。」と控えめなコメント通り、今回14着に敗走する形。休み明けで馬体減と、明らかに本調子でなかったか。叩いてどこまで上積みが見込めるか。
⑬マイネルアルケミー
調子→
「久々の左回りだけど、以前と比べると外に張る面は改善されていると思う。間隔をあけた方が良いタイプなので、少しでも時計がかかれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は条件も相まって、直線見事な伸びを見せての1着入線。時計が掛かる馬場に加え、先行馬総崩れという展開もプラスとなった。今後も条件さえ合えばオープンでも。
⑭アルミューテン
調子↑
「ダートの前走は参考外。今の時計のかかる新潟の馬場は合う。」とのコメントも、今回11着と結果は実らず。道悪ながらハイペースとなってしまい直線脚が持たず。次走以降展開が向いてどこまで。
⑮シャンデリアムーン
調子↑
「球節の不安で休んだが、皮膚の部分だったので特に影響はなく、力を出せる仕上がり。スピードはオープン級だし、久々でも好勝負は可能。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。最後伸び切れなかった辺りは半年振りが響いたか。とはいえ着差的には小差、引き続き注目の1頭だろう。
⑯アンブロジオ
調子→
「前走は馬場が悪すぎて踏ん張り切れなかったね。左回りの方がパフォーマンスが上がる馬。今の荒れた新潟の馬場は大丈夫です。」とのコメント通り、前走から一気にパフォーマンスを上げての3着と善戦。コンマ1秒差だけに惜しい内容ではあるが…。やはり左回りは向いている1頭。