2021年6月12日
東京11レース ジューンステークス
①コトブキテティス
調子→
「一戦集中タイプなので、間隔を空けてここを目標に。いい脚を長く使える反面、追い出す際の反応が鈍い。クラスがあがってどの程度影響するかだが、鞍上が手の内に入れている。再度52キロなのも魅力。好勝負を期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は6着。スローペースにも関わらず位置取りが後ろ過ぎた印象。懸念していた反応が鈍い所も影響したか。
②エクセレントミスズ
調子→
「前走は長期休養明けだったからね。気配は上向きだし、51キロを生かして頑張って欲しい。」とのコメントも、結果は5着。軽量の分善戦できた形か。再度軽斤量で臨めれば。
③ヒーリングマインド
調子→
「前走は久々の競馬でもあり、前半に力んでいた。ハミを工夫し、中間はジョッキーがつきっきりで調教をつけてくれている。その効果がレースで出てくれたら。」とのコメントも、今回9着と大敗を喫する形。今回またしても道中力んでしまう形。次走立て直しを図りたい。
④レティキュール
調子↑
「昇級2戦目で形をつくってくれた。しまいは脚を使えますし、今回は52キロで臨めますから。この馬向きの流れになれば。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。中団から良い脚は使えていたが、如何せんペースが遅く前が止まらなかった。引き続き注目の1頭。
⑤ネプチュナイト
調子↑
「癖がなく順調に調教を重ねて来られた。レース内容や調教からもスタミナがありそうな印象。いい競馬を期待している。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。好位につけていたにも関わらず直線失速…。本調子には程遠かったか。
⑥キタサンバルカン
調子→
「スタート直後に挟まれて流れに乗れなかった前走は参考外。ハンデ戦で斤量が軽くなるし、頭数も手頃。スムーズな競馬で力を出し切れれば違うはず。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。最後方から運ぶ形も、スローぺスだけに前を捉えられず。まだ力不足感は否めない。
⑦メロディーレーン
調子→
「ちょっとつかみづらい面がある。前走はGIとはいえ、結果がもうひとつだったからね。今回も状態はいいので少し時計がかかってほしい。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。位置取りが後ろ過ぎたか、鞍上とも手が合っていなかった印象が強い一戦。
⑧アンティシペイト
調子↑
「前走後は放牧でリフレッシュし、ここを目標に帰厩。距離延長はプラスだし、調教で効果はあったので実戦でもブリンカーを着用。ハンデ差がどうかだが力は上なので集中して走れれば。」とのコメントも、今回2着に好走する形。着差がクビ差と惜しいだけに勝ち切れなかったのは悔やまれるが、現状での力は発揮できたか。このくらいの距離がベスト。
⑨ワンダーコノシュア
調子→
「この馬なりに力を付けている。このクラスでも通用する力があるし、ハンデも魅力。後続に脚を使わせる形が理想。」とのコメントも、今回直線競争中止…。無念の結末となってしまった。
⑩マイネルミュトス
調子→
「前走は掛かってしまい、脚がたまらず。その後も在厩して調整。体調は変わらずいいし、しまいを生かす本来の競馬ができれば。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。掛かる事無くスムーズだったが、位置取りが後ろだった分最後まで前は捉えられず…。位置取りひとつ。
⑪シルヴァーソニック
調子→
「前走はめりはりの利いた流れにもうまく対応してくれたし、確実に力を付けている。引き続き体調もいい。」とのコメントを寄せていたが、結果クビ差逃げ切っての勝利。近走差しに構える競馬が多かった中、今回は好位から競馬をする形。鞍上の好判断が光る一戦となった。