2021年6月26日
東京11レース 江の島ステークス
①カントル
調子↑
「前走は2番手からだったが、最後まで集中して走れていた。このクラスでは力は上位だし、距離も守備範囲だよ。」とのコメントを寄せていたが、結果はまさかの7着。超が付くほどのスローペースに折り合いを欠いたか。前残り展開で見せ場を作ることが出来ず。
②サトノフウジン
調子→
「ウィークポイントは背中の痛みが出やすい点で、そこをケアしつつ前走の状態は維持。馬体重は微減で、テンションも上がっていない。良馬場でやれれば好勝負になる。」とのコメントも、今回まさかの5着敗走。差し切れると思ったのか、スローペースにも関わらず後方からの競馬。ルメール騎手としては珍しいレース内容。
③シングフォーユー
調子↑
「前走は新潟の荒れた馬場が合わなかった。今週も雨予報なのは気掛かりだが、相性のいい騎手で変わり身に期待。」とのコメントも、今回1馬身差の2着に敗れる形。展開が向いた点は大きかったが、それ以上に逃げ馬の粘り腰が勝敗を分けた。
④ドリームアロー
調子→
「結果が出ていないが、調教はそこそこ動くタイプだし、体調も悪くなさそう。距離を延ばしてきっかけをつかめないかな。」とのコメントも、今回大差離された8着に敗れる形。どうやら距離延長は御法度だった様子。距離短縮、ダート戦でなら見直せるか。
⑤ヴィアメント
調子→
「前走は1コーナーで他馬と接触し、急にハミを取らなくなった。気分屋な面はあるが、最初は芝で勝った馬。少頭数も歓迎だし、2走前に結果を出した鞍上。馬がやる気になってくれれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。最後方から上がり最速をマークするも前は捉えられず。今回は物理的に厳しかったか。
⑥トウケイミラ
調子→
「体はふっくらして調教もやれば動く馬。昇級後の2走もそう内容は悪くないし、距離も融通が利くタイプで1800メートルも守備範囲。リフレッシュ効果に期待。」とのコメントも、今回4着に善戦する形。展開が向いたとは言え、直線でも見せ場十分の粘り腰。流れ一つで引き続き上位争いも。
⑦ジュランビル
調子↑
「前走は直前の雨で馬場が悪くなり、スタミナを消耗させられた。間隔を取って状態は良く、ワンターンはレースがしやすい。距離ももつはず。」とのコメントも、今回3着に好走する形。距離は持ったものの、結果的には行った行ったの競馬。もう少し前で競馬したかったところ。
⑧ラインベック
調子→
「ダートで勝ったが、その後もうひとつ結果が出ないので芝に戻す。障害練習の効果で走るフォームも徐々に良化。仕上がりはいいし、ワンターンの芝1800メートルでいい面がでれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は見事1着と巻き返しに成功。ダートも悪くはなかったがやはり芝向きというタイプか。オープンでも軽視は禁物か。