2021年6月27日
札幌11レース 大沼ステークス
①カラクプア
調子→
「昨年も北海道で実績を残している馬だし、小回りの淀みないペースが合いそう。消耗戦になれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着と最下位入線。終始最後方で見せ場を作ることが出来ず。衰えを隠せない一戦となってしまった。
②ダンツキャッスル
調子↑
「ちょっと気むらな面はあるがブリンカーを着けてから内容が良くなっている。重賞3着の馬で、軌道に乗ればこれくらいは走れていいし、ここでも楽しみはある。」とのコメント、故に今回2着馬に1馬身差をつけての完勝を決めた。ブリンカーを着けてからは絶好調。重賞でも軽視禁物か。
③スワーヴアラミス
調子→
「札幌の1700メートルは相性がいい。今回は斤量を背負うが、それより課題は気性面。やめようとせず、集中して走れれば。」とのコメントも、今回2着に敗れる形。気性面が災いしてやや伸びを欠いたが、それでも2着を死守した点は高評価。再度注目の1頭。
④テーオーエナジー
調子↑
「2走前は前に行ったけど、やはり差す形が合う。具合もいいので、復調のきっかけをつかんでほしい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団に控える形も、4コーナーから位置取りが下がってしまい…。次走どこまで上積みを見込めるか。
⑤ローザノワール
調子↑
「芝適正というより、前走は前へ行けなかったのが響いた。中間も順調。ダートでハナを主張出来れば。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。見込み通りハナは主張できたが、ペースが速すぎたか。差し馬の台頭を許す形となってしまった。
⑥ペイシャキュウ
調子→
「前走は勝負どころでもたつく面を見せなかったし、いい勝ち方だった。中1週は問題ないけど格上挑戦でどうか。」とのコメントを寄せていたが、結果は3着。格上挑戦ながら見せ場十分のレース内容。札幌ダートは向いている様子。
⑦ショーム
調子→
「最近は落ち着きがあるし、調教でもむきにならなくなった。順調だし、状態は良さそう。前半はじっくり乗って、途中から動いていきたい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。3～4コーナーで仕掛ける形も、逆に失速してしまった。展開次第でもうひと花は咲かせられるか。
⑧イモータルスモーク
調子↑
「1800メートルで勝っているので、オープンならこのくらいの距離が良さそう。放牧でリフレッシュしているし、楽しみはある。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。好位追走も直線では粘り込めず。まだまだ成長途上。
⑨アルドーレ
調子↑
「放牧を挟んで札幌へ。まだ良くなる余地はあるが、追い切りで時計が出たし動きも合格点。小倉で勝っている様に小回りコースも大丈夫。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。マイナス8キロという馬体が示すように状態はギリギリだったか。もう少しやれそうな1頭。
⑩ヨハン
調子↑
「休養前はのどの状態がひと息だったけど、舌を縛って随分と改善しています。1700メートルも合う。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。7着馬からは7馬身差をつけられており内容的にも完敗。もう一度立て直しを図りたいところ。