2021年7月31日
函館11レース ＳＴＶ杯
①アラスカ
調子→
「前走はこの馬なりに脚を使ったが、ペースが遅かった。状態は変わりないし、52キロは魅力。展開次第で前進が可能。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。再度後方から脚を使ったものの前は捉えられず。現状はこれが精一杯という印象。
②シンボ
調子→
「前走は勝負どころで動けなかった。それでもラストは脚を使ったし、収穫はあった。中間も順調だし、スッと先行出来れば。」とのコメントも、今回9着敗走。スタートで出遅れてしまったのが致命的だったか。
③バレーノロッソ
調子→
「短期放牧から函館へ直入。時計がかかる方がいいので函館の馬場は合うと思う。もう少しためつつ運んで、ハンデを生かせれば。」とのコメントも、今回11着と大敗。ハンデの恩恵は感じられなかったか。次走どこまで上積みを見込めるか。
④ドゥーカ
調子→
「前走は休み明けだったし、厳しい位置に入ってしまった。叩いた上積みが見込めるし、斤量も減るので、スムーズな競馬が出来れば。」とのコメントも、今回10着に敗走。最後方から追い込むも前を捉えられず。現状はこれが精一杯か。
⑤ヒシゲッコウ
調子→
「環境にはすぐ慣れて、調教後で488キロ。前走は掛かったが、距離短縮の今回も深いブリンカーを着ける。能力は高く、集中して走れれば。」とのコメントも、今回13着と前走以上の大敗。立て直し必須か。
⑥ヒシヴィクトリー
調子→
「坂路調教馬なので、直前輸送だが特に問題はないし、力を出せる状態。モタれる面もだいぶ良くなってきたし、洋芝は合いそう。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。人気を考慮すれば善戦か。今後も流れ一つ。
⑦プリマヴィスタ
調子→
「前走は外々を回るロスがあったが、大きく負けてはいない。洋芝で結果は出ていないけど、春先から馬が変わってきているので、違う結果が出てもいい。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。位置取りが後ろ過ぎたか。キレる脚がないだけに前目で競馬をしたいところ。
⑧エヴァーガーデン
調子→
「先週末に輸送したが、体つきなどは維持。調整が難しかった小倉戦でも崩れず、前走の中山戦が本来の姿で上々の勝ちっぷり。洋芝は合いそうなので昇級戦でも楽しみ。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。位置取りは良かったが乱ペースに対応出来ず…。これでクラス慣れが見込めれば。
⑨レオンドーロ
調子→
「前走はペースが流れると思って控えたが、それが裏目に出た、2000メートルなら自分のリズムで行けるし、持ち前のしぶとさを発揮出来れば。」とのコメントも、今回6着に敗走。自ら厳しいペースを刻み潰れる形。丁度いいペースで先手を奪いたいところ。
⑩ルビーカサブランカ
調子→
「前走はスタートのタイミングが合わず惜しい競馬だった。それでも力を見せたように洋芝は得意。何とかしたい。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。位置取り的にこれが精一杯という内容か。引き続きスタートが課題。
⑪アラタ
調子→
「昇級戦の前走は洋芝適正を生かして快勝。今回はこの馬の将来を見据えるうえで試金石の一戦。いい競馬を期待。」とのコメントを寄せていたが、結果見事一発解答。好位から押し切る強い内容で快勝。まだまだ上を目指せそうな逸材。
⑫トゥザフロンティア
調子→
「調教の動きは悪くないがレースへ行くと最後は止まってしまう。叩いた分の上積みは見込めるし、きっかけを。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。スタートから行き脚が付かず、4コーナーでは最後方…。現状衰えを隠せない印象。
⑬ウィナーポイント
調子→
「前走は展開が向いて4着と久々に好走してくれた。時計のかかる馬場とハンデ差を生かして前走の再現を期待。」とのコメントを寄せていたが、故に今回の2着好走は陣営の思惑通りか。洋芝転戦なら引き続き注目の1頭。
⑭サンラモンバレー
調子→
「最後は伸び切れなかったが、前走のレース運びには見所があった。短距離を使ったことがいい刺激になれば。」とのコメントも、今回15着に大敗する形。序盤こそ好位につけていたが4コーナーでは脚色一杯…。衰えは隠せないか。
⑮スズカロング
調子↑
「使いつつ上向くタイプで今回は滞在2戦目。上積みが見込め、54キロのハンデ戦。時計が掛かりだした今の馬場なら粘りが増しても。」とのコメントも、今回12着敗走。ペースが流れた点は誤算だったか。時計が掛かる舞台で改めて。
⑯サクラトゥジュール
調子→
「函館記念を除外されて一旦札幌に入厩。カイ食いが良く、調教後で500キロ。前回より心身はまとまっているが、追い切りはもう少し手応えが良くてもいいのではと感じた。状態が維持出来ていれば勝ち負けになる。」とのコメントも、今回14着とまさかの大敗。前走が良かっただけに案外な結果。次走立て直しを図りたいところ。