2021年8月8日 函館11レース　エルムステークス（G3）

�@ダンツキャッスル
調子↑
「前走後、2週間程短期放牧に出していたが向こうでも緩めず乗っていたし、順調にはきている。オープンに上がってからもしっかりと走ってくれているし、ここも展開ひとつ。前が流れて上がりを要する決着になってくれたら。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。見込みとは裏腹に上がりが速くなる展開。これが精一杯か。

�Aケイティブレイブ
調子→
「転厩馬でいい頃の状態が分からず比較はつかない。年齢的なものや長く休んでいたからか、息の入りはもうひとつ。初舞台は問題なさそうだが、斤量差もある。どんな走りをしてくれるか。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。久々だけに現状の力は発揮したか。叩いて次走どこまで上積みがあるか。

�Bアメリカンシード
調子↑
「ここを目標に仕上がりは順調で、ここ2戦よりいい雰囲気。前走は自分でレースを作って最後までしぶとかった。あの内容なら小回りの1700メートルもプラスに出そう。」とのコメントも、今回14着とまさかの最下位入線。ハナを切れないと脆いタイプか。早急に立て直しを図りたい。

�Cスワーヴアラミス
調子→
「気難しさがあるから追いっ放し。ジョッキー泣かせのタイプだけど、前走は並んでから根性を見せてくれた。今回は56キロで臨めるし、ブリンカーを着ける。相手は強くなるがここでも上位争いを。」とのコメントを寄せていたが、結果は好位から押し切る強いレース内容でV。前走に続き連勝、ようやく本調子に戻ってきたか。引き続き注目の1頭。

�Dタイムフライヤー
調子↑
「前走は外枠で壁をつくれず、掛かってしまって厳しい展開になったし、トップハンデでもあった。本来、折り合いは問題ない馬だし、使って状態も上向き。リズム良く運んで力さえ出せれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。折り合い面を気にしてか後方からの競馬、故に前を捉える事が出来なかったか。前目で運べるようになりたいところ。

�Eウェスタールンド
調子→
「前走は休み明けで余裕のある体つきだったし、直前の雨もこたえた。中間はしっかりやれているので、体は締まってくるはず。まくる脚は健在。良馬場で時計がかかれば。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。見込み通り良馬場で時計がかかる展開も、前が想像以上に止まらなかった。今後も展開に左右される形か。

�Fソリストサンダー
調子→
「牧場から直接、函館に入厩。ここを目標に乗り込んできたし、やるごとに良くなっている。もともと小回りの1700メートルは得意な馬で、どんな展開にも対応出来そう。力を付けているし、楽しみ。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。近走内容を思えば案外な結果。コメントとは裏腹に仕上がりが案外だったか？立て直しを図りたいところ。

�Gトップウイナー
調子→
「2走前でハナにこだわったことが、前走の行き脚に繋がった印象。今の時計の速い馬場もこの馬向き。自分の形で運べれば差はない。」とのコメントも、今回12着と大敗。自ら速いペースで逃げ後続を引っ張る形も、息が入らず自滅。マイペースな競馬で改めて。

�Hヴェンジェンス
調子→
「じっくりと乗り込み、太め感なく仕上がっている。動きも良く態勢は整っているが、ブランクが長い分、小回りコースでスムーズに流れに乗れるかがポイント。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。長欠明けだけに及第点といったところか。叩いて次走どこまで粘りが増すか。

�Iレピアーウィット
調子↑
「ひと追いごとに緩さが取れて、体のバランスが整ってきた。直前輸送がどうかだが、だいぶ大人になっている。砂のキックバックの練習はしているので、今回は相手に対処したきちんとしたレースをして欲しいと思う。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。好位からの競馬で上位とは小差のレース内容。前走より良いレースは出来た印象。次走どこまで。

�Jロードブレス
調子↑
「前走はコンスタントに使っていた分、疲れがあったのかも。しっかりとケアして、仕上がりは順調。斤量58キロで小回りなだけに、その辺りの対応が鍵ですね。」とのコメントも、今回3着に好走したのは陣営としても望外だったか。人気に猛反発する形で見せ場十分のレース内容。次走も軽視禁物。

�Kロードゴラッソ
調子↑
「前走は久々で少し馬体にゆとりがあったぶんかな。しっかりと乗り込んで引き締まってきたし、追い切りでも集中力があった。叩き2走目で前進を期待。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。後方に控える形も見せ場を作れず。良い頃と比べると状態面は依然上向いてこない。

�Lオメガレインボー
調子→
「この時期が合っていて体調は良さそうです。今回は相手が揃った分、タフな競馬になると思いますが、気を抜かずに走っていい経験ができれば。」とのコメントも、今回2着に好走する形。近走安定して上がりを使えるようになった事が好走に繋がっている印象。ここにきて本格化気配か。

�Mデルマルーヴル
調子→
「間隔が詰まっているので、追い切りはハードにやらず単走で。いい雰囲気で走っていた。コーナー4つの舞台は合うし、鞍上もだいぶ手の内に。期待を持って臨む。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。陣営の強気なコメントとは裏腹に全く見せ場を作れず…。良い頃と比べると状態面がもうひとつ。