2021年8月14日
小倉11レース 阿蘇ステークス
①アディラート
調子→
「前走は久々の小回り1700メートルだったが、うまく対応してくれた。末脚を生かすレースが板についてきたね。上位を争えそう。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後半ペースが緩んだ形も差し切れず。雨が降って前が止まらない馬場になったのは致命的だったか。
②スマートセラヴィー
調子↑
「前走はテンの行き脚が戻り、厳しい展開でも踏ん張りを見せた。夏場は歩様の硬さがまし。自分の形で運べれば楽しみ。」とのコメントも、今回2着に好走する形。勝ち馬には千切られたが、この馬自身の競馬はしっかりできた印象。クラス上位の存在は揺ぎ無い。
③タイサイ
調子→
「小倉でも勝っているが、最近の内容からすると小回り1700メートルはちょっと忙しい感じなので、前半で流れに乗れるかが鍵。」とのコメントも、今回14着と見せ場を作れず。舞台が合わなかった上ペースが速く、この馬には全てが向かなかったという印象。
④ヒロブレイブ
調子→
「リフレッシュした効果を感じる。脚質的に展開の助けは必要になるが、小回りコースで流れが速くなるようなら。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。最後方から追走する形ではさすがに厳しい。衰えは隠せないか。
⑤ノーヴァレンダ
調子↑
「前走は屈腱炎の長期休養明けを思えば悪い内容ではなかった。小回り1700メートルの方がレースがしやすそうだし、条件的には今回の方がいい。」とのコメントを寄せていたが、今回15着とまさかの最下位に敗れる形。馬体がプラス10キロだったところを見ても本調子とは言い難かったか。立て直せるか。
⑥クリノフウジン
調子→
「北海道からの転戦になるけど、輸送の疲れはなさそう。小倉は実績のあるコースだし、立ち回り次第では。」とのコメントも、結果は5着。後方から競馬をした馬の中では最先着。前が総崩れになる展開ならチャンス有りか。
⑦アヴァンティスト
調子→
「初距離の前走だったが、徒刑の速い決着の中、よく頑張ってくれた。放牧明けだが具合の良さを感じるし、ロスなく立ち回れれば。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。仕上がり自体は良かった印象だが、最後は位置取りの差が響いたか。着差が着差だけに痛恨。
⑧ハギノアトラス
調子→
「レース中に後肢を痛めたが、その後、じっくりと乗り込んで仕上がりはいい。小回り向きの先行力がある。」とのコメントも、今回3着と好走する形。ハイペースを追走する形でそのまま粘り込み。陣営の見込み通り小回りに適性があり、脚抜きの良い馬場も合っている。
⑨ヒストリーメイカー
調子→
「日曜に坂路でしっかり追っているし、直線はしまいをサッと。暑さにこたえた様子もなく順調。59キロが課題だが、右回りに替るのはプラス。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。流石に59キロの斤量は堪えたか。前々決着となってしまった点も痛かった。
⑩モズダッシュスター
調子↑
「前走は昇級戦だったが、内容は良かった。1700メートルは合うし、力もつけている。流れ次第でチャンスも。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着と大敗。向こう上面で位置取りを上げる形も、ペースが速かった為に直線まで脚を残す事が出来なかった印象。巻き返しの余地有り。
⑪メイショウカズサ
調子→
「のどの弱さがある馬ですから、前走は雨も良かったのでは。大敗があるのであてにはできないが、力のあるところを見せてくれたし、前走の様な競馬ができれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。スムーズに先行出来ただけに直線の伸びが案外。前走で激走した疲れがあったか。
⑫ロイヤルパールス
調子→
「函館遠征の疲れもなく、体調面に問題はない。ジョッキーもいいイメージ持ってくれているだろうし、ある程度前につけて自分のリズムで運べれば、この距離でも力が出せるはず。」とのコメントも、今回12着と見せ場を作れず。自分の競馬は出来た形も粘り込めず。まだまだ良い頃には程遠い状態。
⑬テンザワールド
調子↑
「前走はうまく乗ってくれたし、小回り1700メートルの流れも合うみたい。状態は高いレベルで安定。昇級戦だが同舞台。どこまでやれるか。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。終始位置取りが後ろのまま終戦。ハイペースは向かない。
⑭ヒラソール
調子→
「久しぶりに1700メートルを試してみる。この距離だと以前は少し甘さが出たが、当時より力を付けているし、いい方に出てくれないかな。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。ハイペースでは持ち味が生きない。状態面も良かった頃と比べるともう一つか。
⑮ケイアイパープル
調子→
「もまれるともうひとつだが、うまく先行してリズム良く運べれば、もう少しやれていい。仕上がりも悪くない。」とのコメントも、陣営としても望外か、今回見事5馬身差で圧勝する格好に。揉まれない外枠に加え、脚抜きの良い馬場は得意としている様子。次走どこまで上積みが見込めるか。