2021年8月29日
札幌11レース キーンランドカップ（G3）
①ロードアクア
調子→
「前走は枠順に恵まれなかったけど、それほど崩れてはいない。2走前もそうだったが、中1週の今回は馬がぴりっとしていていい感じだし、力を出し切って欲しいね。」とのコメントも、今回13着と全く見せ場を作れず。追走に手間取っていた印象で、このレベルの相手ではやや分が悪い印象。
②ソロユニット
調子→
「まだ本来のスピード感が出ていないきらいがあるものの、状態は上昇傾向。エーデルワイス賞を勝った時のようなパフォーマンスを見せてくれれば。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。3～4コーナーにかけて一気に失速。芝では厳しいか、地元ダートで改めて。
③アストラエンブレム
調子→
「レコード決着の前走はこの馬には不向きな馬場。洋芝に替るのは好材料だし、放牧明けでも力は出せる態勢。あとは展開が向けば。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。人気を考慮すれば善戦か。もう少し時計が掛かる展開なら。
④タイセイアベニール
調子→
「前走は前が有利な流れのなか、ラストはいい脚。スムーズならあれくらいはやれる。馬場も荒れてくるだろうし、前進を期待。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。最後方からのレースでは厳しかったか。大きく負けてはおらず依然展開ひとつ。
⑤メイケイエール
調子→
「調教を積みながら体が増えてきているのはいい傾向。洋芝は問題ないし、距離もいい方に出るはず。相手うんぬんではなく、馬自身がスムーズな走りができるかどうか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。まだ抑えが利かない様子か。能力はあるが精神的に幼い。成長を待ちたいところ。
⑥カツジ
調子↑
「前走は体が減っていたけど、しまいはいい脚を使っており、体重は問題なさそう。洋芝を苦にする事も無かったし、展開が向くようなら。」とのコメントを寄せていたが、今回まさかの15着大敗。最後方で脚を溜める形も直線不発…。状態面が本当ではなかったか。
⑦ヒロイックアゲン
調子↑
「中1週なので今週は感触を確かめる程度だったが、引き続き好気配。重賞で相手は強くなるが、この舞台は合っているので善戦して欲しい。」とのコメントも、今回8着と見せ場を作れず。勝ち馬とはコンマ4秒差でもなだれ込むだけの競馬。未だ力は足りないか。
⑧セイウンコウセイ
調子↑
「暑い時期が良くないので、調整していた函館が涼しかったのはこの馬にとってプラス。年齢的にガラッと変わった感じはしないが衰えはない。」とのコメントも、今回3着に好走する形。展開が向いたとは言え、G3ならまだ力は通用するか。気候が涼しかった点も功を奏した。
⑨エイティーンガール
調子→
「中1週でも元気だし、使った上積みはあると思う。ペースが落ちると力んでしまうので、前半をリラックスして運べるかが鍵。」とのコメントも、今回2着と好走する形。展開も向いたが、指示通りリラックスして運べたのが全てといえる内容。展開が向けばまだまだやれる1頭。
⑩シュウジ
調子→
「転厩初戦。一気に突っ走ってラストで集中力が切れない様に、できるだけソフトに仕上げてきた。能力的には謙色ないはず。」とのコメントも、今回12着と大敗。本調子には程遠いか。衰えも隠せないか。
⑪ミッキーブリランテ
調子↑
「前走のゴール前は横一線の争い。良いレースをしてくれました。その後は放牧を挟んで順調。札幌に入って日は浅いが、追えばぴりっとするタイプで態勢は整うはず。」とのコメントも、今回10着と見せ場を作れず。大きく負けてはいないとはいえピリッとしない内容。
⑫レイハリア
調子↑
「体は増えているが、太くはなく成長を感じる。3歳牝馬ながらいろんな条件で結果を出してきたようにタフさがある。力試しの面はあるが、斤量差があり期待している。」とのコメントも、今回見事好位から押し切って勝利する形。ゴール前大接戦だっただけに、斤量51キロが大きくプラスとなった印象。引き続きどこまでやれるか注目の1頭。
⑬ダイアトニック
調子→
「ブランクの長さは気になるけど、けいこの動きは良かったし、ジョッキーも感触をつかんでくれたと思う。去年は馬場が影響したので、できれば良馬場で競馬がしたい。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。流石にブランクが長すぎたか。馬体重は大きく変動していなかったが中身が伴っていなかった。
⑭カイザーメランジェ
調子→
「長期休養明けを使ったダメージはなく順調。前走はもう少し仕掛けを我慢していればとは思うけど、1分8秒台で走ってくれた。理想は包まれず、最後は外に出す形。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着。包まれず外々でマークする形も、前が止まる厳しいペース。展開を考慮すれば強いレース。
⑮マイネルアルケミー
調子→
「前走は帰厩して日が浅かった分、気合乗りが今ひとつで、もたついた感じ。使い込むとカリカリするので、叩き2戦目がちょうどいい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。ハイペースだった分前を捉えられず…。勝ち馬とは小差で惜しい内容。展開ひとつで巻き返し。
⑯ジョーアラビカ
調子→
「前走はスローペースで持ち味が生きなかった。出来はキープしている。末脚が生きる流れになれば上位争いも。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。大きく負けてはいないが、スムーズに追い込み切れず…。