2021年12月25日 阪神11レース　阪神カップ（G2）

�@タイセイビジョン
調子→
「距離が延びた方が楽に運べるので、1400メートルはいいと思う。ためられれば確実に脚を使う。動きもいいので楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着善戦。人気こそなかったが陣営の強気なコメント通りの好走。現状はこれくらいの距離が合っている様子。

�Aセイウンコウセイ
調子↑
「先週まではコースで追っていたが、息ができたし輸送があるので今週は坂路で追い切った。8歳だが衰えはないね。前走のスワンSでも見せ場があったし、ラストランでも力を見せて欲しいね。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。上位からは大きく負けておらず、現状での力は発揮できたか。大崩れせずラストランを終えた。

�Bホウオウアマゾン
調子→
「まだ馬が成長途上でトモに疲れがたまりやすいので、中間はソフトに調整。距離短縮はいいし、タフな馬場も合う。」とのコメントも、今回2着に好走する格好。勝ち馬との差は中間調整の分か。前走の善戦はフロックではなく、来年はこの路線の主力になりそうなレース振り。

�Cラウダシオン
調子→
「最近はやめてしまう傾向が強いので、苦しい所で頑張れるように意図的に併せ馬で追い切りを。右回りは久々だがこの距離は得意。最後までやめずに走り切ってくれれば。」とのコメントも、今回11着大敗。終始一貫してペースが落ちず、先行馬には厳しい展開となったのが苦しかったか。集中力も依然課題。

�Dデュープロセス
調子→
「マイルはちょっと長かったかな。2走前の内容からも1400メートルがベスト。展開が向いてくれれば。」とのコメントも、今回13着大敗。最後方からの追走では流石に厳しい。力を付けたいところ。

�Eファストフォース
調子↑
「現状は前走の様な形がベスト。パワーがあるので時計のかかる芝は問題ないが、差しが決まりだしている点がどうか。」とのコメントも、今回7着に敗れる格好。果敢にハナを切ったが直線失速…。差しが決まりやすい馬場も影響したか。

�Fダノンファンタジー
調子↑
「調教ではだいぶ乗りやすくなっているし、動きもいつも通りいい。最近は割と発馬も安定している。コース、距離ともに実績がありますからね。力を出せる態勢にあるので、発馬を決めて流れに乗せて運べれば。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。いい位置につけていた様に映ったが、近走見せていた末脚は鳴りを潜めた。プラス8キロの馬体も影響したか。

�Gベストアクター
調子→
「前走はダートが合わなかった事に尽きる。今は脚元の不安もなく、徐々に復調しているのは確か。2走前は強敵相手に見せ場を作ったし、1400メートルも守備範囲。芝に戻れば違うはず。」とのコメントも、今回直線競争中止となるアクシデント…。無念でならない。

�Hベステンダンク
調子→
「前回は59キロを背負っていた分か、ハナへ行くのに時間がかかりました。それを想えばよく踏ん張ってくれたと思います。斤量2キロ減はいいので、1400メートルで行けるかどうか。」とのコメントも、今回14着大敗。この距離でハナを切るのは厳しいか。次走マイペースな形で巻き返せるか。

�Iサウンドキアラ
調子→
「先週の坂路で51秒台。今週も速い時計が出た。1600メートルのGIではラストがひと息。1400メートルでレースはしやすくなると思います。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。最後まで止まってこそいないが、やはり往年の走りからはひと息か。これがラストラン。

�Jシヴァージ
調子↑
「前走は、ゲートは良かったが、馬場の悪い所を走らされる形になってしまった。距離延長だけに脚の使いどころが鍵になるので、折り合って運べれば。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。距離延長の影響で後ろに構える形となったが、結果的に最後まで見せ場は作れず…。現状は1200メートルがベスト。

�Kグレナディアガーズ
調子↑
「前走は力んで走っていました。あの感じだと1400メートルのペースの方が競馬はしやすいでしょう。力はあるので、折り合いをつけて運べれば。」とのコメントを寄せていたが、今回絶好の手応えで直線抜け出し1年振りとなる勝利。陣営コメント通り、現状はマイルより1400メートルの方が折り合いが付けやすい様子。ジョッキーの手綱捌きも見事の一言。

�Lアストラエンブレム
調子→
「前走後は栗東に滞在。輸送で体が減る馬だから、少しでも輸送時間が短い方がいいからね。前走は外からかぶせられて力を発揮できていないからね。時計のかかる今の阪神の馬場は合うし、うまく末脚を引き出せれば。」とのコメントも、今回12着大敗。中団に控えたまま末脚を発揮する事が出来ず…。栗東滞在はプラスにならなかった印象。

�Mダイメイフジ
調子→
「レースに行って往年の瞬発力はないかもしれないが、体調はいい。引っ張らずに気分よく運べれば。」とのコメントも、今回10着に敗走。ペースが速く、好位につけていた馬は直線失速。現状はこれが精一杯という印象。

�Nケイデンスコール
調子→
「寒い時期が合っているのか、ここにきていい頃の動きに戻ってきた。距離にも対応はできると思うし、状態の良さを生かしたい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。最後方から追い込むも最後まで前は捉えられなかった。

�Oラヴィングアンサー
調子→
「いい意味で気が張っています。前走はブリンカーの効果もあったようですし、外差しの利く今の馬場もいいのでは。この距離で余裕を持って追走できるようなら。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。展開自体は向いたが道中の位置取りが悪く…。相手も強く厳しいレースとなった印象。

�Pソングライン
調子↑
「気持ちに余裕が出てきた事で、前走はソラ使っていたくらい。中間は集中させる事に主眼を置いて調整。調教では手前の返還もスムーズで、桜花賞のときよりも大人になっている。今後の事を考えても、右回りに対応していきたいですね。」とのコメントも、今回15着とまさかの大敗。右回りは余程向かないのか？あまりにも見せ場のないレース振り。左回りで巻き返したい。

�Qルークズネスト
調子→
「先週にルメール騎手が騎乗して、おとなしくてのりやすいという感触を得て貰った。芝1400メートルはベストの条件。良馬場が前提だが、スムーズな競馬ができれば。」とのコメントも、今回17着と最下位に敗れる形。外々から好位に取り付こうとしたが、ペースが緩まず道中脚をつかわされる展開。脚を溜められなければ厳しい。