2021年12月28日
阪神11レース ベテルギウスステークス
①ホウオウトゥルース
調子→
「前走は勝負所で置かれてしまった。札幌と似たようなコース形態だけど、福島の方がカーブがきついね。力はあるので改めて期待する。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着大敗。今回も再度後方に置かれる形となってしまい…。前が残る展開も当馬にとっては向かい風となった。
②サンダーブリッツ
調子↑
「勝ち上がっている時は馬に自信があった。でも今は壁に当たって委縮し、テンに行けなくなっている。もう少し流れに乗れれば違うはず。」とのコメントを寄せていたが、今回3着と善戦。スタートを決めて流れに乗ったのが決め手となったか。これで自信が戻れば次走も好走可能。
③ウインドジャマー
調子→
「前走は芝で超一流馬相手。あの結果も仕方ない。ダートではまだ底を見せていない感じもあるし、1800メートルでも結果を出している。リステッドのメンバーなら楽しみ。」とのコメントも、今回13着と見せ場なく終戦。オープンの壁に阻まれる形。更に力を付けたいところ。
④ブラックアーメット
調子→
「教え込んできた事が実になって、徐々に大人になってきた。ゴチャつかずに運んで、オープンでどこまで通用するか。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着。ペースが遅かった影響かリズムを崩し、上位とはやや離されてしまう形。スムーズな競馬さえ出来れば巻き返しも可能か。
⑤コスモカレンドゥラ
調子→
「早い時期から結果が出たので機会がなかったが、もともとダートは試したかった。恥ずかしい競馬はしないと思う。先々の選択肢が広がれば。」とのコメントも、結果は14着。陣営の期待とは裏腹にダートは案外か？次走巻き返せるか。
⑥メイショウエイコウ
調子↑
「跳びが大きくて坂路で時計の出にくいタイプ。中間は動きや息の入りが良化。前進できそうな気配です。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。前走からの巻き返しは叶ったものの、勝ち負けには程遠い内容。次走どこまで上積みが見込めるか。
⑦ニシノデイジー
調子→
「ダートの走りは悪くなかったけど、1400メートルは忙しかった。1800メートルくらいがちょうどいい。デキも悪くない。」とのコメントも、今回12着と見せ場を作ることが出来ず。距離は合っている様子も、未だ不振脱却の糸口は見いだせず…。
⑧リッターシュラーク
調子→
「骨折明けも、乗り込み量は豊富で追うごとにピリッとしてきた。モタれる面が改善され、前走は左回りでも勝ってくれた。昇級戦で楽ではないが右回りなら。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着と大敗を喫する形。昇級緒戦だけにこの内容も止む無しか。クラス慣れを見込みたいところ。
⑨ハヤヤッコ
調子→
「初めて背負う59キロがどうかだが、冬場でも活気があって馬の状態はいいよ。気ムラで戦績が安定しないが、力は上位なので集中してくれれば。」とのコメントも、今回9着大敗。後方からの競馬ではどうする事も出来ず…。行き脚が付かずもどかしいレースが続く。
⑩メイショウダジン
調子↑
「近走は案外だが、調教の動きはいいしデキは悪くない。スタートも安定してきたし、中央場所に戻って改めて。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。スタートは良かったものの折り合いを欠いたか、直線粘りを欠く格好。次走メドの付く走りを見込みたいところ。
⑪アイオライト
調子→
「除外でスライドの形も、在厩して順調な調整過程。前走は1400メートルからの距離延長で楽に先行出来た。さらに距離は延びるが、すんなり前で運べそうな組み合わせ。1コーナーでの入りが鍵に。」とのコメントを寄せていたが、結果は終始先頭に立ったまま後続を寄せ付けず、そのまま押し切り勝ちを決める格好。除外されたものの状態面に影響はなく、何より展開が向いた点が大きかったか。前走に続いての好走、力を付けてきている1頭。
⑫エブリワンブラック
調子→
「前走は少し窮屈な面もあったが、最後は伸びてきた。オープンの流れにも慣れてきた感じだし、力を付けている。デキは更に上向き。」とのコメントも、今回まさかのスタート直後落馬、競争中止のアクシデント…。状態は良かっただけに無念でならない。
⑬ショウナンナデシコ
調子↑
「前走が強いレース。条件戦では大跳びのぶん窮屈そうな走りだったから、オープンのペースが合っていた様だ。ここも楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、今回2着好走する形。敗れたとはいえ牡馬を相手に好内容。前走内容を見てもオープン特別なら上位の実力。
⑭スウィープザボード
調子→
「変則日程だし、テンションが上がりやすいので、調整はあえてセーブ気味。ジョッキーも一度騎乗して馬の事は分かっているはず。平常心で臨めれば。」とのコメントも、今回8着敗走。ブリンカーを外した事が仇となったか？いい位置で競馬は出来てはいたが…。
⑮ダイメイコリーダ
調子→
「だいぶやってきたし、脚元も今のところ大丈夫。しかし、長期休養明けで坂路でしかやっていないので、そのあたりがどうかだね。」とのコメントも、今回15着と競争中止を除き最下位に敗れる形。プラス66キロの馬体増。明らかな太め残りで、叩いての修正は必須か。
⑯ゲンパチルシファー
調子→
「前走が期待通りの走り。ジョッキーもうまく乗ってくれた。以前とは比較できない程乗りやすくなっているし、早い時計にも対応出来るように。願わくば時計がかかる馬場だけどね。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方から上がり最速をマークするも、序盤からペースが遅く脚を余してしまった印象。今後も展開に左右される感は否めない1頭。