2022年2月20日
東京11レース フェブラリーステークス（GI）
①テオレーマ
調子→
「脚質的に直線の長いコ―スはいいし、寒い時期も合っていて馬は元気一杯。ただ、中央で初の重賞挑戦がGI。どれだけやれるかですね。」とのコメントも、今回14着大敗。流石に相手が強すぎた印象。オープン特別で見直したいところ。
②ダイワキャグニー
調子↑
「武蔵野ステークスの後はフェブラリーSも視野に入れていました。ここにきてだんだんと状態は上がってきましたね。鞍上もいい感触を得てくれたし、このところ走りにも慣れたのか、ダートでの反応が良くなってきました。馬は若々しく元気一杯だし、脚抜きのいいダートも合う。偶数枠もいいし、ダッシュ力はあるので内枠でも大丈夫。行けば折り合いもつくからハナを切っても。」とのコメントも、今回15着と見せ場を作れず。ペースは上がらなかったがハナを奪う事も出来ず…。ここに入ると力不足感は否めない。
③インティ
調子→
「前走は出していった分力んでいたし、東京マイルの方が走りやすい。先週はコースでいい動きを見せていた。こだわらずに自分のリズムで運べれば、崩れることはないと思う。全く衰えは感じない。」とのコメントも、今回11着大敗。良い頃と比べるとやはり物足りなさはあるか。展開が向かないと厳しい。
④アルクトス
調子→
「前走後はここを目標に1月7日に帰厩してしっかりと調整した。先週は息が重い感じもあったが、今週はそれがなく、いい状態に仕上がった。当日の馬場状態や展開に寄るが、いいリズムで走って南部杯のときのようなレースができれば楽しみ。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。得意の脚抜きが良い馬場でも見せ場を作ることが出来なかった。衰えは隠せない様子。
⑤レッドルゼル
調子↑
「前走は小回りの金沢コースがどうかと思っていたけど、ジョッキーがうまくコントロールしてくれたし、パワーが一味違った感じ。休み明けだけど状態はすごくいいし、4着だった昨年のリベンジを果たしたい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中団に控える形も直線の伸びが案外。スローペースだっただけに道中仕掛けて行く形が裏目となったか。マイルもベストではない。
⑥カフェファラオ
調子↑
「前進気勢があって仕上がりは良好。今回はチークピーシズに戻す予定だが、枠順や当日の気配で厚みの徴性や、外す選択肢も残したい。リズムを崩さないで運べると強い馬。それをできるのが大きなコーナーの東京の1600メートル。力を出し切れれば。」とのコメントも、今回後続に2馬身半差をつけ見事圧勝する形。東京マイルは余程得意なのか、これで同舞台は4戦4勝。完全復活を果たしたが、別の舞台でも躍動できるか。
⑦タイムフライヤー
調子↑
「前走を使い、歩様を含めて更にバランスが良くなってきました。ここ最近では一番いい状態で出走させられそうです。」とのコメントも、今回5着敗走。中団からジリジリと詰めてきて見せ場十分の内容。陣営の好感触に偽りなしというレース。現状の力は発揮出来た。
⑧サンライズノヴァ
調子↑
「前走は少し出していった分甘くなった感じ。その後は短期放牧を挟んでここを目標に。仕上がりは順調で8歳でも気が若く、年齢的な衰えは感じない。条件的にも今回の方がいいので、末脚が生きる流れになって欲しい。」とのコメントも、今回8着敗走。最後方から追い込んできたが、ペースが速くならなかっただけに厳しい展開となった。良い頃と比べると衰えも感じさせる。
⑨サンライズホープ
調子→
「前走は負けはしたが真面目に走ってくれたのは良かった。今回の条件だと好きなように競馬をさせて貰えないと思いますから、いかに流れに乗れるかでしょう。」とのコメントも、今回12着大敗。道中良い位置につけていただけに、直線の伸びが案外。全く流れに乗れていた様には映らず…。立て直したい。
⑩スワーヴアラミス
調子→
「いい状態を保っている。初距離で少し忙しい感じはするが、ワンターンで直線の長い東京のコース形態なら頑張れないか。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。現状マイルは忙しいか？終始スピードについて行く事が出来なかった。
⑪ソダシ
調子↑
「ダートが合わないとは思っていないし、1600メートルへの距離短縮は魅力。あとは気持ちを切らさずに走れるかどうか。札幌記念の時の様に早めに行ければ。」とのコメントも、今回3着と好走する形。初ダートの前走は大敗もここで一気の巻き返し。ダートでもマイルまでなら許容範囲内か。次走のレース選択に注目。
⑫ミューチャリー
調子→
「先週とは反応が違った。輸送で体重も丁度良くなる。状態は昨年の勢いを維持できている。」とのコメントも、今回10着大敗。後方からなだれ込むだけの競馬で見せ場は作れず。現状中央のマイルだと忙しそうな様子。
⑬ソリストサンダー
調子→
「昨年より力を付けていますし、2走前の内容からもGIでも通用していいと思います。馬場が渋っても、成績を見るとむしろいいかもしれません。得意の東京ダート1600メートルで改めて期待します。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。結果的に位置取りが痛恨だったか。スローペースだけに最後まで前を捉えられなかった。
⑭ケイティブレイブ
調子→
「前走は馬混みに入り嫌気が差した。調教ではブリンカーの効果で集中していたし、動きも上々。芝発走と広いワンターンの舞台で、この馬らしさが見られれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は16着と最下位入線。流石に良かった頃の力は全く発揮できていない。年齢が年齢だけに立て直しは厳しいか。
⑮テイエムサウスダン
調子↑
「以前は先行して短い直線を押し切るという競馬をしていたが、最近は馬群で脚をためて抜け出す競馬ができるようになってきた。同じ舞台の3走前は落鉄していたし、距離は気にしていない。状態の良さを生かしてどれだけやれるのか楽しみ。」とのコメントも、今回2着と見せ場十分の好内容。ハナを奪いそのまま果敢に前へと行く形。展開を味方にしたとはいえフロックではなく、今後も注目の1頭。
⑯エアスピネル
調子→
「昨年は内々を回って追い出しが遅れたけれど、最後はよく伸びていた。9歳馬だけど無理に使っていないので馬はまだ若いし、東京のマイルはこの馬が最も力を出せる舞台。スムーズに捌く事ができれば。」とのコメントも、今回9着敗走。後方からなだれ込むだけのレース内容。良かった頃と比べるとデキももうひとつか。