2022年3月12日 中山11レース　中山牝馬ステークス（G3）

�@ロザムール
調子→
「前走は他の馬を先に行かせて2番手で進めたが、向こう上面で動いてくる馬がいてリズムが良くなかった。今回はブリンカーを着ける。昨年2着の舞台で気分よく走れれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。ハナを切る事は出来たが、直線の決め手勝負で見劣る形…。展開が向かないと厳しい。

�Aシングフォーユー
調子↑
「前走は逃げ馬が勝つ展開で、一瞬は脚を使ったが流れが合わなかった。東京がベストの印象だが2走前には中山で勝ったし、当時の騎手に戻るのもプラス。状態は前走以上だし、一瞬の決め手を生かせるようなら。」とのコメントも、今回11着大敗。一定の脚は使っているが、純粋な瞬発力勝負では厳しい様子。ペースが流れれば。

�Bミスニューヨーク
調子↑
「コンディションの変動が少ないタイプ。中間も順調に追い切りを消化。前走は新しい面を見せてくれたし、今回も出たなりの形で。斤量増に対応してくれれば。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ1秒差で大きく負けてはいないが…。ややスムーズさに欠けたか。流れ一つで台頭。

�Cドナアトラエンテ
調子→
「戦績が安定しないが、前走のようにしまいを生かす競馬で集中できれば牝馬同士の重賞ならチャンスはあっていい。デキも引き続きいいし、距離が1800メートルに戻るのもいい。うまくかみ合えば。」とのコメントも、今回7着敗走。中団に控える形も直線ジリ脚しか使えず。もう少し位置を下げて溜めた方が良かった印象。

�Dジュランビル
調子→
「新味を求めて距離を延ばしてみる。時計が速くなると厳しいけど、使った今回の方が状態はいいし、うまく立ち回って前進できれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。人気を考えれば善戦と言える内容か。勝ち馬とはコンマ4秒差で、次走も流れ一つ。

�Eクールキャット
調子↑
「前走後は短期放牧を挟んで予定通りに帰厩。当週はオーバーワークにならないようにラスト重視だったが、動きや反応は前走以上。得意の中山に替ってゴチャつかずに力を出せるようなら。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。後方からいい脚は使ったが、結果的に最後まで前は捉えられず…。スローだっただけにもう一列前で競馬したかったところか。

�Fシャムロックヒル
調子→
「前走が牡馬相手にそれほど差のない競馬。今回は同型が多いが控えても競馬はできるし、枠次第では下げてもいい。今週の動きも良かった。折り合って運べれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着。逃げ馬のペースに付き合ってしまいスローペースの展開。キレる脚を持たない当馬にとっては厳しい展開となった。

�Gゴルトベルク
調子→
「前走時は調教の感じがもうひとつ。放牧明けだけど、調教の動きは良くなっていますね。前走にしても着順ほど離されている訳ではないからね。斤量が減るのも好材料だし、展開が向けば、もっと走れるはずです。」とのコメントも、今回16着大敗。全く見せ場を作ることが出来ず…。やや不安になる負け方だけに立て直したい。

�Hテルツェット
調子→
「順調に乗り込み、状態も上がってきた。調教に乗った田辺騎手は『きれいな走りをする馬だし良馬場でも期待できる』と言ってくれた。想定よりハンデは重くなったが、そこもメンバー的なものを考えれば仕方ない。」とのコメントも、今回5着入線。最後に届かなかったのはハンデの分か。上がり最速をマークするも僅差で前を捉える事が出来なかった。

�Iローザノワール
調子↑
「前走はテンにゆっくり行かせて貰えたし、少し展開に恵まれた印象はあった。ただ、状態は良さそうだし、ここもハナを主張。自分の競馬に撤してどこまで。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。好位に付けるもスローペースだっただけに、最後まで粘り込めず。ハナを主張できなかったのが結果的には痛手だった印象。

�Jルビーカサブランカ
調子↑
「1800メートルは気持ち短いけれど、ワンターンよりコースを1周する競馬が得意なタイプ。引き続き牝馬同士の重賞。上位争いを。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。後方から脚を使ったが、ペースが遅く最後まで前を捉えられず。上位とは小差だけに展開ひとつ。

�Kスマイルカナ
調子↑
「今回はメンコを着ける。追い切りでは折り合って、動きも問題ない。その効果で我慢が利けば、1800メートルもこなせると思う。ここでどれだけやれるか。」とのコメントも、今回15着大敗。道中全く折り合えず、直線では伸びを欠く形。距離はもう少し短い方がいいか。

�Lスライリー
調子↑
「1週前にびっしりやったので今週はサラっとだったが、仕上がりはいい。前走は道中で折り合いを欠いたのが全て。以前よりパワーアップしているし、折り合いさえつけば好勝負出来ると思う。」とのコメントも、今回4着善戦。スローペースを味方に道中後方から良い脚を使った。再度展開が向けば好勝負も可能か。

�Mアブレイズ
調子↑
「前走は馬体に余裕があったぶん、最後は止まってしまった。中間は調教量を増やして、いい体つきに。重賞を勝った舞台で見直したい。」とのコメントも、今回2着に好走する形。スローペースが向いたとは言え、調教量を増やした効果が絶大だったか。得意舞台で躍動。

�Nフェアリーポルカ
調子→
「前走も伸びてはいるが、やはり馬場が悪いと良くない。理想はパンパンの良馬場。状態はどんどん良くなっているし、このレースにも実績がある。末脚を生かせれば。」とのコメントも、今回14着とまさかの大敗。良馬場開催で展開も向いたはずだが…。ややスムーズさに欠けるところがあったとはいえ案外。立て直せるか。

�Oクリノプレミアム
調子→
「前走は勝負所でアクシデントを感じて、ジョッキーも無理をしなかったみたい。幸い大事に至らなくて良かったよ。少し気が入りやすい馬なので、実戦で落ち着いて臨めれば。距離は少し長いけど、自分の競馬ができれば頑張れると思う。」とのコメントを寄せていたが、結果は半馬身差で勝利と陣営としても望外の内容か。スローペースで展開が向いたとは言え、中団から良い脚を使っての好走。状態も良かっただけに次走が試金石の一戦か。