2022年3月19日
中京11レース ファルコンステークス（G3）
①プルパレイ
調子↑
「無理せず坂路で51秒台。具合はいい。前走は発馬で後手に回り、図らずも後ろからのレースになったが1400メートルで好走出来た。引き続き期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は見事内々から差しきっての勝利。展開が向いたとは言え鮮やかなレース振り。前走と併せて、この距離なら世代上位の力は揺ぎ無い。
②ヴィアドロローサ
調子→
「前走はうまくゲートを出なかったが、しまいはジリジリと伸びていた。使った上積みは見込めるし、距離延長もいい。発馬を決めて欲しいね。」とのコメントも、今回11着大敗。ペースが速かったのも災いしたか、先行馬には厳しい展開。自己条件で見直したい。
③タイセイディバイン
調子→
「近走が案外なので距離を短くしてみます。状態や動きはさらに上向き。相手はそろうが、うまくかみ合えば。」とのコメントも、今回2着と陣営としても望外の善戦。距離短縮でピリッとしたか一変。新境地を開拓してみせた。次走も注目。
④カジュフェイス
調子↑
「前走は抑えてレースをしたが伸び切れず。気分良く行かせた方がいいのかな。状態はいいし、生かせる競馬をすれば違う結果が出ないか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。果敢にハナを切ったが、結果的にペースが速すぎた。マイペースに運べれば巻き返せるか。
⑤ショウナンハクラク
調子↑
「使いつつ着実に上向き。モタれる面も心配はなさそう。勝ちっぷりが良かったし、素質の良さで頑張って欲しいね。」とのコメントも、今回6着敗走。上がり最速はマークしたものの、位置取りが後ろ過ぎた印象。重賞初挑戦だけに次走も再注目。
⑥デヴィルズマーブル
調子→
「前回は口向きの悪さもあって思うような調教が出来ず。仕上がり途上といった感じでしたけど、最後はいい脚で伸びてきた。勝っている舞台ですし、左回りの方が競馬がしやすそう。重賞でも。」とのコメントも、今回4着入線。勝ち馬には突き放されたが、2着馬とは拮抗しており見せ場十分。左回りで躍動してみせた。
⑦ナムラリコリス
調子→
「態勢が整わず、先週のフィリーズレビューをパスしてここへ。上位争いできる力はあるが、好調時に比べると物足りない。今週の一追いでどこまでピリッとしてくるかだね。」とのコメントも、今回18着と最下位入線。好位につけるも直線では不可解な大失速…。立て直せるか。
⑧トウシンマカオ
調子→
「前走後は短期放牧を挟むいつも通りの調整。引き続き体調はいいし、現状ではこの距離が合う。あとは57キロの斤量が他馬との比較でどうか。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。前走が好内容だっただけに案外。ペースが速かったとはいえ、もう少し見せ場は作りたかったところか。
⑨エイシンシュトルム
調子↑
「前走も芝の走り自体は悪くなかったし、テンに掛かっていたので距離短縮も割引にはならないはず。追い切りでの操縦性にも少しずつ進歩が見える。今後に繋がる走りができれば。」とのコメントも、今回9着敗走。前走よりは詰めてきたが、それでも大きく新境地を見せるまでには至らず。自己条件で見直したい。
⑩ベルウッドブラボー
調子→
「放牧に出した事で、帰厩後の調整はうまくいっている。右側に片ブリンカーを着けた事により、走りのバランスも獲れてきているね。距離はベスト。前々で運べれば。」とのコメントも、今回16着大敗。ハイペースは合わないか、後方に控える形も見せ場を作ることが出来ず。
⑪ナバロン
調子→
「休み明けの前走が見せ場タップリ。使って手脚が軽くなっているし、追い切りの動きも良かった。デキがいいので重賞にチャレンジします。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。レース振りからも重賞は荷が重い印象。自己条件で見直したい。
⑫ニシノレバンテ
調子→
「前走後はここを目標に調整。中間に併せ馬や、馬の後ろに居れて追い切る等、これまでよりも調整し易かった。距離延長と左回りは鍵だが、騎手と手が合うし、少し時計がかかってくれれば。」とのコメントも、今回12着敗走。やはり微妙に距離が長いか。現状は1200メートルがベストという印象。
⑬レディバランタイン
調子→
「休み明けを勝った後も反動はなく中間の動きはいい。徐々に筋肉がついて体力もアップ。癖を把握した鞍上の継続騎乗はプラスだし、素質はここでも見劣らない。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。流れに乗れず後方からのレースとなってしまったのが痛かったか。重賞では現状力不足。
⑭オタルエバー
調子↑
「前走はスタートが平凡だった上にペースが上がらず、道中でハミをかんでしまったからね。調教ではコントロールできているし、左回りもいい馬。気分良く運べれば巻き返していい。」とのコメントも、今回3着に好走する形。展開が向いたとは言え、後方から良い脚を使い2着とは小差。着実に力を付けている1頭。
⑮ウインマーベル
調子→
「今後を考えて意識的にためる競馬をしたが、逃げ切られてしまった。先週までは気合乗りや馬体の張りがもうひとつだったが、今週のひと追いでの整いそう。距離は大丈夫だし、いい結果を出せれば。」とのコメントも、今回15着敗走。陣営コメントとは裏腹に案外なレース振り。本調子でなかったか？次走立て直せるか。
⑯ティーガーデン
調子↑
「勝った後は放牧を挟んで、ここを目標に仕上がりはいい。1400メートルになる点と、重賞で相手が強くなる点がどうか。ここでいい競馬が出来るようなら今後が楽しみに。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。道中位置取りが悪くなってしまい、ジリ脚しか使うことが出来なかった。速いペースは不向きか。
⑰デュガ
調子→
「発熱は大事には至らなかったけど、少し疲れが気になり、調教でも掛かる面を見せる。今の感じで1400メートル。どこまで踏ん張れるか。」とのコメントも、今回17着大敗。速いペースをまともに追走してしまい、直線では早々に脚色一杯。展開が向かなかったとはいえ、発熱の影響も相まって中身も伴っていなかったか。
⑱ウインバグース
調子→
「距離を短縮した前走でいい競馬ができたし、使いながら馬体も締まってきた。調教ではオープン馬にも引けは取らない。ここでも期待。」とのコメントも、今回13着に敗れる形。見立て通り馬体は絞ってきたが、流石に減りすぎ感は否めなかったか。全く力を発揮する事が出来なかった。