2022年3月20日
中山11レース スプリングステークス(G2)
@ビーアストニッシド
調子→
「前走は3着だったが、初めての長距離輸送も特に問題なく、いい走りを見せてくれた。初コースも苦にしないし、コーナーを4つ回る競馬も大丈夫。調子もいいので引き続き期待しているよ。」とのコメントを寄せていたが、結果終始先頭を譲らずそのまま逃げ切り勝ちを決める格好。スローペースに落として展開が向いたとは言え、最後まで粘り通した精神力は評価に値する。展開次第では再度注目。
Aエンギダルマ
調子↑
「スタートセンスがいいので、距離短縮はプラスだと思う。追い切りの感じもいいですよ。重賞挑戦になりますが、リズムに乗って、もうひと踏ん張りを期待したい。」とのコメントも、今回4着と人気を考慮すれば望外の善戦。距離短縮がプラスに働いたか。好枠から良いスタートを切ったのも大きかった。流れ一つ。
Bサトノヘリオス
調子↑
「前走は中1週での中山遠征で目に見えない疲れがあったのかも。リフレッシュして体が一回り大きくなり、迫力が出てきた感じ。ここで何とか権利を。」とのコメントも、今回3着好走。上がり最速をマークしたものの、ペースが遅く脚を余す形に。ギリギリ権利を取れただけに及第点は与えられるか。
Cグランドライン
調子↑
「前走はハナに立ったけど、あの形は違うのかな。好位のインでじっとしていた方が良さそう。落ち着きが出て、精神面で成長しているね。」とのコメントも、今回12着大敗。見立て通り好位のインでじっとする競馬も全く見せ場は作れず…。自己条件で立て直したい。
Dサノラキ
調子→
「前走はブリンカーの効果もあって、いい競馬ができたと思います。芝の適性を見極める意味もあっての挑戦。この相手にどこまでやれるか。」とのコメントも、今回8着敗走。後方からなだれ込むだけのレース内容。現状はダートの方が良さそうか。
Eドーブネ
調子↑
「馬体も気性も少し大人になり、そのぶん調教もしっかりとやれている。距離は大丈夫だし、コーナー4つのレースの方が向きそう。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。最後方から上がり最速をマークしたが、結果的に脚を余したか。もう一列前で競馬出来ないと厳しい。
Fディオ
調子↑
「使うごとにレース内容が良化。馬体の緩さも解消してきた。調教でも動けるようになっているし雰囲気も良くなっている。重賞挑戦で甘くはないだろうが楽しみもある。」とのコメントも、今回5着敗走。結果的に逃げ馬のペースに付き合い過ぎたか。位置取りは悪くなかったが最後まで前を捉えられなかった。
Gアサヒ
調子↑
「追い切りは気分よく走れていた。前走と同じくいい状態。ゲート練習はやっている。あとは、実戦でしっかり出てくれれば。」とのコメントも、今回11着とまさかの大敗。ゲートがひと息だった上、スローペースで展開も向かず。依然発馬は課題になるか。
Hソリタリオ
調子↑
「前走は勝ち馬にうまく乗られた。その後は放牧に出し、いい状態で帰厩。時計をしっかり出せている。コントロールが利くから、右回りの1800メートルも問題ない。今後に向けていいレースを期待。」とのコメントも、今回10着大敗。終始後方に控えたまま何もする事が出来ず…。案外過ぎるレースだけに立て直せるか。
Iアルナシーム
調子→
「前回はゲート入りを嫌がっていたがスタートは出てくれたし、スローペースでも我慢できていた。器用な脚を使える馬なので、小回りの中山に替る点も特に不安はない。何とか権利を。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。位置取りは悪くなかったがジリジリとしか脚を伸ばせず…。本質的にはペースは流れた方が良さそうか。
Jトーセンヴァンノ
調子→
「今週の追い切りは体を使って走れていたし、先週末に比べると良くなっています。前走の様に前々で運んでしぶとさを生かす競馬が合いますね。重賞でも経験の豊富さを生かしてくれれば。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。依然キッカケは掴めず。自己条件でないと厳しいか。
Kアライバル
調子→
「前走は休み明けで気負いが
あったし太めだった。今回は落ち着いていて雰囲気は断然いい。エンジンのかかりが遅く、他馬と一緒に動くとワンテンポ遅くなるので早めに仕掛けたい。今後の路線を決める上でも賞金を加算させたい。」とのコメントも、今回ハナ差2着に好走する形。スローペースに落とした逃げ馬にしてやられる形も、最後まで見せ場十分の好内容。前走からキッチリ巻き返しを果たした。
Lオウケンボルト
調子↑
「まだ成長段階だが、思った以上に走ってくれる。距離はさらに延びて良さそうだけど、1800メートルも守備範囲。いい仕上がりで臨めるので、持ち味のしぶとさで。」とのコメントも、今回9着敗走。前走と打って変わって後方からのレースとなってしまい…。スローペースだけに前々で運べないと厳しい。