2022年3月27日
阪神11レース 六甲ステークス
①ラセット
調子→
「前走は距離を延ばしてみたが、少し狭い所もあって伸び切れなかった。引き続き状態はいい。自分の競馬に撤してうまくさばければ。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。後方から上がり最速をマークしたが…。人気を考慮すれば善戦も、現状はこれが精一杯か。
②カレンシュトラウス
調子↑
「前回も力を見せてくれたし、ここ2走、鼻出血の影響がないのは収穫。レース後も順調だし、ここは決めて欲しい。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。結果的に位置取りが悪かったか、最後まで前を捉えられなかった。前走を見る限りベストは1800メートルか。
③レッドサイオン
調子→
「前走は流れが速かった分脚もたまらず。ただ、ああいう流れを経験したことはプラスだし、ペースが落ち着きやすい阪神外回りなら、レースも運びやすくなる。」とのコメントも、今回12着大敗。初の関西遠征が響いたか？見立てより阪神は得意ではなかった様子。
④トリプルエース
調子↑
「脚部不安で1年以上レース間隔があきましたが、動ける態勢にあると思う。今は落ち着きがありますし、マイルという距離を含めて、この状態でどれだけ動けるか。」とのコメントも、今回10着大敗。久々だけに止む無しと言える内容か。ここを叩いて次走どこまで。
⑤サンノゼテソーロ
調子→
「マイルは久々だが、折り合いの難しいタイプではない。1200メートルは忙しい感じがあるので、距離短縮が良い方に出れば。状態は前走以上。」とのコメントも、今回17着大敗。好位につけていたが、逃げ馬のペースに付き合い過ぎたか。マイルもベストではなさそうな印象。
⑥ウインカーネリアン
調子→
「蹄を割す苦して長く休んだが、帰厩後は調教も加減せずにやれている。2週前のゲート試験も問題なくクリア。休養が長い分実戦勘が鍵に。」とのコメントも、今回6着敗走。久々の分抑えが利かずハナを切る形。これでガス抜きが出来れば。
⑦クラヴァシュドール
調子↑
「前走は馬がやる気になっていなかったのかな。カイバは食べているし、動きも悪くないが、もともと調教と競馬がリンクしない面があるので…。当日のやる気ひとつです。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。前走に続き精彩を欠くレース内容。立て直しを図りたいところ。
⑧スマートリアン
調子→
「前走は馬混みの中で仕掛けをワンテンポ遅れせたら伸びた。中1週は問題ない。今回もいかにうまく立ち回るか。」とのコメントも、今回4着入線。再度ワンテンポ遅らせる形で善戦はしたが…。良馬場ならもっと直線伸びたか。次走どこまで上向くか。
⑨ケイアイサクソニー
調子→
「スタートダッシュはいいですが、最近は1200メートルだと楽に行かせてもらえませんね。マイルでマイペースの逃げを打てるようなら楽しみ。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。距離延長でも全く行き脚が付かず…。何らかのトラブルがあったか、早急に立て直したい。
⑩ファルコニア
調子→
「マイルの方が鞍上との親和性が良さそうですし、引き続き同舞台。力を出せる状態なので改めて期待したい。」とのコメントも、今回2着に好走する形。決め手の差で勝ち馬には1馬身差を付けられたが、前走に続いての好内容。展開ひとつも阪神では侮れない1頭。
⑪ラルナブリラーレ
調子→
「前走を見る限り、2000メートルは少し長い感じ。今回は牡馬混合戦でどうかですが、距離を詰めてどれだけやれるか。」とのコメントも、今回5着入線。結果的に位置取りが痛恨だった印象も、後方から詰め見せ場十分のレース内容。マイル短縮が功を奏した格好か。
⑫エアロロノア
調子→
「しっかりと乗り込んで動ける態勢は整っている。まだ腰がゆるっく瞬発力勝負だと分が悪いので、勢いをつけて回ってくる事ができれば、しまいの伸びも違うはず。」とのコメントも、今回後続に1馬身差をつけ見事差し切り勝ちを決める格好。ここにきて力を付けてきている印象。マイルなら引き続き流れ一つでチャンス有りか。
⑬ブランノワール
調子→
「今回がラストランになる予定。ここまでよく頑張ってくれた。無事に、そのうえでいいレースができれば。」とのコメントも、今回8着敗走。後方からよく詰め寄ってきたが…。現状の力は発揮出来た。
⑭ショックアクション
調子→
「前走できっかけはつかめたかな。いつも調教は動いていた馬。パワー型で馬場は渋っても気にならないし、今回も崩れなければ本物でしょう。」とのコメントも、今回16着大敗。追走に脚を使ってしまったか、直線見せ場なく失速。現状力不足感は否めない。
⑮メイケイダイハード
調子→
「中間も調教の動きはいい。太かったので暖かくなってきたのはいいし、タフな馬場になればもう少し動けると思う。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。。タフな馬場でも見せ場を作れず…。衰えは隠せないか。
⑯レッドベルオーブ
調子↑
「馬体増は成長分だし、体もしっかりしてきた。能力的には上位だし、重賞を勝っている舞台だからね。長期休養明けを克服してくれれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。久々の分が響いたか、ジリ脚しか使えなかった。次走叩いてどこまで上向いてくるか。
⑰アイラブテーラー
調子→
「1200～1400メートルでは脚を余す内容が続いていたので距離を延ばす。調教はやれば動くし、仕上がりは良好。あとは斤量を克服出来れば。」とのコメントも、今回13着敗走。後方からなだれ込むだけのレース内容。マイルでは脚が溜まらなそうか。距離短縮で見直したい。
⑱フランツ
調子→
「前走は折り合い重視の競馬だったが、ラストはいい追い上げを見せた。仕上がりは順調。マイルなら少し力んでも大丈夫だと思う。」とのコメントも、今回11着大敗。中団に控える形も直線伸びず。良かった頃の状態からは程遠い。