2022年4月10日
阪神11レース 桜花賞（GI）
①ナムラクレア
調子↑
「ベストの距離ではないと感じていますが、その部分を補えるだけデキがいい。折り合いも心配なく乗り方ひとつ。」とのコメントを寄せていたが、結果は勝ち馬からコンマ1秒差の3着と好走。内枠を味方に見せ場十分のレース内容。現状の力は存分に発揮した。
②カフジテトラゴン
調子→
「芝でのデビュー戦は気の悪さを出して敗れたが、芝適正はある。ここでも前に行けるはず。気楽な立場だし、スピードを生かして頑張って欲しい。」とのコメントも、今回12着大敗。果敢にハナを切ったが、ペースが速く息が入らなかった。GIでは現状力不足。
③アルーリングウェイ
調子→
「少しづつ距離を延ばしながらも、結果を出して来た。レースセンスが良く競馬も上手。未対戦の馬が多いけれど、どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ2秒差の大接戦で大きく負けてはいないが…。今後も展開に左右される形か。
④パーソナルハイ
調子→
「前走はハナを切るつもりがスタートが平凡。もう少し距離があった方がいいかもしれないが、使って動きは上向き。五分の発馬なら見直せる。」とのコメントも、今回6着敗走。人気を考えれば善戦と言えるか。このクラスになるとマイルはやや忙しい印象。
⑤ピンハイ
調子→
「前走は狭い所を怯まずに伸びてきた。馬混みも苦にしないし、気持ちの強い馬だね。思っていた以上に瞬発力があるので、良馬場で競馬ができそうなのはいい。」とのコメントも、今回5着入線。馬体が減りながらも見せ場十分のレース内容。前走がフロックではない事を見せた。
⑥ウォーターナビレラ
調子↑
「前走は馬混みで運びましたが、戸惑うことなく、全く問題はなかった。状況に応じてどんなレースでもできそう。先週の調教はしっかりした動きで良い状態だと感じた。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬とはハナ差の大接戦だけに悔しい結果か。とはいえ本番でキッチリ巻き返し。改めて力のあるところを見せた。
⑦サブライムアンセム
調子→
「前走では、乗り難しいけど力さえ発揮出来れば勝負になると判断ができた。外回りのマイル戦で力勝負になるだろうし相手も強いが、能力的には遜色ないと思っている。」とのコメントも、今回9着敗走。大きく負けてはいないが…。最後までグンとくるところがなかっただけにやや距離が長い印象も。
⑧スターズオンアース
調子↑
「スタートは上手だから枠順にこだわりはなかったが、真ん中の偶数ならいいところ。モタれる課題もハミを工夫することで多少良くなると思うし、体調自体はいい。」とのコメントも、今回見事ハナ差で勝利を掴み取る格好。これが重賞初勝利。勝ち味に遅い所があったが、それだけに鞍上の手綱捌きは見事の一言。
⑨クロスマジェスティ
調子→
「レースに注文が付かないタイプ。追い切りはラストをさらっとやった程度だが、思ったより時計が出ていて、調子の良さを感じます。初コースも気になりませんね。」とのコメントも、今回13着大敗。余勢を駆っての出走だったが、前走のように好位に付ける事が出来ず…。まだここでやるには力不足。
⑩ライラック
調子→
「今週の追い切りは先行した馬に追いつかなかったが、無理をしなかっただけで仕上がりは申し分ない。先週追い切りに乗った福永騎手も特徴を掴んでくれたし、この相手でもチャンスはある。」とのコメントも、今回16着大敗。前走同様に出遅れて後方から。しかし前走ほど前が止まらず見せ場を作ることが出来ず…。このメンバーに入ると力不足か。
⑪ラブリイユアアイズ
調子→
「追い切りは楽な手応えで時計も出ている。久々だが仕上がりはいい。道中で力まず、我慢できるようになり、最後に脚を使えている。力を出し切れれば、楽しみはある。」とのコメントも、今回18着とまさかの最下位入線。好位につけていたにも関わらず直線大失速…。何らかのトラブルがあったのは明白で、立て直しを図りたいところ。
⑫ベルクレスタ
調子→
「相手は揃うが、前走を含めてこれまでちぐはぐな形になっても重賞で差のないレースを続けてきた。スムーズに運んでどれだけやれるか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。後方から良い脚は使ったが、前が止まらずそのまま終戦。大きく負けてはおらず、展開ひとつでやれる可能性はあるか。
⑬ラズベリームース
調子↑
「前走は落ち着きがあり、馬の後ろから運んで結果を出せた点を踏まえると収穫は大きかった。徐々にギアを挙げ、持続性の脚力を使えるのがこの馬の長所。阪神外回りに適性があると見込んでいる。」とのコメントも、今回17着大敗。好位に付ける形も直線失速。適性の高さは感じられなかった。立て直したい。
⑭プレサージュリフト
調子↑
「新馬戦はゲートを出なかったが前走は許容範囲ん。直線の坂を上がる格好は凄く良く、うまく走ってくれた。今週の調教では自信を持ってハードワーク。動きも良かった。」とのコメントも、今回11着大敗。初の関西遠征に対応出来なかった形か。関東で巻き返したいところ。
⑮アネゴハダ
調子↑
「一番いい頃の状態に戻ってきた。スムーズ過ぎると最後で止まってしまうので、じわっと運んでラストにひと脚を使う形がいい。乗り方ひとつでマイルにも対応可能。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。道中仕掛けて行ったが、その影響か直線脚を残す事が出来ず。GIではまだ力不足。
⑯サークルオブライフ
調子↑
「終始外を回る形だと厳しいが、昨年の差との例成すも外枠で好走出来たからね。この馬も鞍上が考えてうまく立ち回ってくれれば問題ないと思うし、前走から上り調子で臨めるのは何より。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。後方から上がり最速をマークしたが前が止まらず…。コンマ1秒差と大きく負けていないだけに悔いが残る結果か。
⑰フォラブリューテ
調子→
「先週も今週も、ゴールを過ぎてからも伸びが全く鈍らず。さらにグイグイ加速しようとする気持ちの強さは素晴らしい。追い切った翌日も、いい雰囲気を保てている。」とのコメントも、今回14着大敗。全く良い場面がなく、現状GIでは荷が重い印象。G2･G3で改めて。
⑱ナミュール
調子↑
「追い切りはリラックスして走れていたし、その後に鞍上を乗せて駐立の確認も。馬体は少し減るかもしれないが、カイ食いは前走時よりいいし研ぎ澄まされた印象。良馬場でやれそうなのもいい。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。後方に控えるも案外な形。これまで見せた末脚は鳴りを潜めてしまい…。大きくmじゃけてはいないが、次走立て直せるか。