2022年4月17日
中山11レース 皐月賞(GI)
@ダノンベルーガ
調子↑
「ダービーまで余裕を持たせるコンセプトだったが、思った以上に仕上がった。馬には初コースでも、私達には経験豊富なホームコース。操縦性に優れた馬で、1週前に川田騎手が騎乗してくれたのも大きい。良馬場に越した事はないが、稍重はこなしている。不利なトラックバイアスさえなければ。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着。結果的に内々に拘った影響で、直線スムーズに競馬が出来なかった印象。大きく負けていないだけにダービーでは巻き返したいところ。
Aアスクビクターモア
調子↑
「この中間は感情のコントロールが非常にいい。心肺機能も高いレベルで維持しているし、心身共に充実している。中山は得意なので楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。自らペースを作り最後まで粘る形。展開が向いたとは言え見せ場十分の内容。再度スムーズなら次走も侮れない1頭か。
Bトーセンヴァンノ
調子→
「追い切りはしまいこそ切れなかったけど、これは脚質的なもの。実戦でも早めの競馬でいいでしょう。状態は上向き。ひとつでも上の着順を。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。前走に続き全く脚を使えず…。現状力不足感は否めない。
Cキラーアビリティ
調子→
「折り合いに難しい面があるので、追い切りはリラックスさせられるように心がけました。1週前にしっかりやったので、今週は確認程度でしたが動きは良かったです。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する結果。前走ほど上手く追走する事が出来ず、道中で脚を削られてしまった。懸念していた折り合い面に難が出てしまった形か。
Dグランドライン
調子→
「前走は馬場が悪くて脚を取られていたし、3コーナーすぎに落鉄していたからね。状態に変わりはないので、パンパンの良馬場でやれれば。」とのコメントも、今回15着大敗。道中全くついて行く事が出来ず…。現状GIでは力不足感は否めない。
Eジャスティンロック
調子→
「まだやんちゃな面はありますが、一戦ごとに成長。良い状態で送り出せます。相手は強くなりますが、楽しみです。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。ひと叩きされても上向いて来なかった。関西でないと現状は力を発揮できないか。
Fボーンディスウェイ
調子↑
「これまではオーバーワークを避けて調整してきたが、今回はしっかり負荷をかけた。それでも馬はへこたれず、精神面の成長が見られる。逃げても控えても競馬ができる順応性の高さが武器。」とのコメントも、今回14着大敗。好位につけていたが直線見せ場なく失速…。現状GIでは展開が向かないと厳しそうな様子。
Gダンテスヴュー
調子↑
「デビュー前からすごく期待していた。皐月賞に出られる事になったので、いい競馬をして次のGIにつなげたい。」とのコメントも、今回10着大敗。初の中山が案外だったか?前走とは打って変わって直線伸びを欠く格好。力不足感は否めない。
Hサトノヘリオス
調子→
「追い切りは馬なりで、しまいを伸ばすような感じでいい動きだった。エリカ賞をレコードで走っている様に2000メートルの競馬は流れも向くし、力を出せると思う。」とのコメントも、今回17着大敗。前走好内容だったが、その分今回反動が出たか。全くいい所なく敗れてしまった。
Iジャスティンパレス
調子↑
「前走でもムラがあるように見えたし幼さも残るが、多頭数、長距離輸送などを経験できたのは収穫。落ち着きが加わっているし、混戦に割って入る様なレースを期待。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後方から詰め寄ってきたが、流石に位置取りが後ろ過ぎたか。脚を余す形で敗れてしまった。
Jオニャンコポン
調子↑
「先週に強めの調教をして、今週はジョッキーに感触を確かめてもらいました。体調は大丈夫と菅原騎手。ホープフルSで負けた事で調教もより踏み込めて、脚質転換もうまくいきました。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。勝ち馬から大きく離されてはおらず、3着馬とはコンマ1秒差。見せ場十分のレース内容だけに、次走も軽視は禁物と言えるか。
Kドウデュース
調子↑
「デビュー前にまたがったときに走るなと思って、そこから一戦ごとに馬もしっかりしてきている。目標としているクラシックなので、悔いのないレースをしたい。」とのコメントも、今回3着に敗れる結果。位置取りが後ろ過ぎた印象。上がりは最速をマークしていただけに…。勿体ないレースとなってしまった。
Lビーアストニッシド
調子→
「最終追い切りを坂路からポリトラックに変更したが、動きや追い切り後の状態も問題ない。リズム良く運んで持ち味の勝負根性を生かせれば。」とのコメントも、今回11着大敗。ゴール前の決め手勝負に屈してしまい、好位につけていたものの粘り込めず失速。GIでやるには現状力不足。
Mジオグリフ
調子↑
「少し頭が高くてもたつくイメージだったが、反応が速く舞台は問題ない。ゲートの中でじっとできないので、駐立のいいタイミングで出せれば。喉はなっているが、競馬に影響は感じない。中山にアジャストできれば。」とのコメントも、今回1馬身差で後続を突き放し勝利する格好。3コーナーから抜群の手応えで進出を開始し、そのまま後続を寄せ付けず突き抜ける格好。初の距離延長も問題なく、圧巻の内容でクラシック初戦を制した。
Nラーグルフ
調子↑
「前走は力を出し切れずに終わりましたが、キャリアを積んで落ち着きも出てきたし、2歳時に比べると着実に成長。ホープフルSの内容からも大きな力の差は感じないし、包まれる心配がないという意味ではこの枠もいい。」とのコメントも、今回8着敗走。前走よりは立て直してきたが、それでもこれが現状は精一杯という内容か。力は出し切っている。
Oデシエルト
調子↑
「芝はこなせると思っていたけど、結果を出せた前走は収穫。今回は頭数やメンバーが違うけど、自分のペースで行ければ力は出せる。テンションが高いので輸送が鍵。」とのコメントも、今回16着大敗。逃げ馬に追随する形も折り合いを欠いたか、直線で伸びを欠く形。番手での競馬では持ち味が生きないか。
Pマテンロウレオ
調子↑
「前走は悪い面が全部出たが、次を見据えた仕上げでもあり参考外。ブリンカーの効果で動きはいい。週半ばの降雨で馬場がタフになれば面白い。」とのコメントも、今回12着大敗。最後方からのレースとなってしまった上、良馬場開催となって時計が掛からなかったのもこの馬にとっては痛恨。行き脚が付かないと厳しい。
Qイクイノックス
調子↑
「2週続けて乗ったが、スタミナとスピードを感じる。皐月賞ではこの2つが必要だし、状態はベスト。非さび打だが乗りやすくてどの位置でもレースができる。前回よりパワーアップしているし、絶対に良い競馬ができる。」とのコメントも、今回2着に好走する形。大外発走の分、序盤から気合を入れて行ったのが最後に響いたか。それでも3着以降には差をつけており、次走のダービーでも依然有力と言える1頭。