2022年5月1日
東京11レース スイートピーステークス
①カランセ
調子→
「芝はこなせているし、叩いて具合は上がってきている。しまいを生かす形で、どれだけやれるか。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。雨の影響か、向こう正面で位置取りを下げてしまいそのまま見せ場なし。現状はダートでこそ光る1頭か。
②グランスラムアスク
調子→
「体は細く見せず、併せ馬も消化して状態は安定。スパッと切れる脚はないので、流れが向いてくれるといいね。」とのコメントも、今回5着敗走。果敢に先手を奪ったが直線半ばで脚色一杯。このメンバー相手の東京では分が悪いか。
③ユキノエリザベス
調子↑
「近2走は結果的に距離が長かったのかも。なかなかカイバが身にならず成長途上の段階だけど、放牧に出してソエは良化。1ハロン短縮で前進を。」とのコメントも、今回10着と最下位入線。休み明けながら馬体重はマイナス16キロ。カイバ食いの件からも明らかに減りすぎ感が否めず、早急に立て直したいところ。
④ウインエクレール
調子↑
「前走はテンションが高く、レースで力んでいた。放牧を挟んで落ち着きがある。距離は問題ないし、改めて期待。」とのコメントも、今回見事1着入線を果たす形。距離延長を苦にする事なく、直線末脚勝負を堂々抜け出す形。力の要る馬場も向いていた印象。
⑤シークルーズ
調子↑
「今週はオーバーワークにならないように半マイルから追い切ったが、いい動き。左回りの東京は合う。1800メートルでも2走前の脚が使えれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。雨が降った馬場が不得手か、直線全く伸びなかった。このクラスではまだ力不足か。
⑥ラリベラ
調子→
「前走は追ってからもう一伸びしてくれたし、最後までよく頑張った。体重が増えてきているのはいい傾向。左回りも中京で経験しているので対応できると思う。」とのコメントも、今回3着に好走する形。陣営コメントとは裏腹に馬体は減っていたが、力の要る馬場が向いていたか。再度力の要る舞台ならチャンス有り。
⑦フィールシンパシー
調子↑
「1800メートルはぎりぎり大丈夫でしょう。ゲートは練習した事で、もう暴れる事はなくなりました。1勝馬中心のメンバーなら力は上。仕上がりも大丈夫。」とのコメントも、今回9着敗走。前走よりゲートは出たが、中団からのレースだけに厳しい展開。好スタートを決めたいところ。
⑧ローブエリタージュ
調子→
「もう少し成長して欲しい。本格化は来年かな。それでも牧場でも乗り込んでいたし、中身はできています。初戦は強い勝ち方をした馬で、ここは素材の良さに期待。ただ、雨はマイナスですよ。」とのコメントも、今回4着入線。雨の分直線伸びを欠いてしまったか。良馬場で見直したいところ。
⑨コントディヴェール
調子→
「前走はオープンでもがんばった。一生懸命に走るタイプで競馬も上手。メンバーや流れ次第でいいところがあっても。」とのコメントも、今回2着に好走する形。直線入り口では最後方も、そこから上がり最速で追い込んできた。馬場は全く苦にせず、良馬場でも引き続き注目の1頭。
⑩ニシノメグレス
調子→
「前走はスタートが今ひとつも、ラストで脚を使った。脚質に幅が出て、距離の融通も利くように。テンションは高いけど、実戦ではしっかり走ってくれる。当日に落ち着いて臨めるようなら。」とのコメントを寄せていたが、結果は6着。向こう正面で仕掛けて行ったが、その分直線で伸びを欠いたか。未だ落ち着きの面でも課題が残る。