2022年6月25日
阪神11レース 天保山ステークス
①ニュートンテソーロ
調子→
「オープンの2戦が案外。調教の動きから状態がいいことは確か。もう少しいいところを見せて欲しい。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。終始全くいいところがなく…。クラス慣れは必須か。
②ケイアイドリー
調子→
「6ハロンは少し忙しかった感じ。オープンでも通用する力はあるし、どこからでも競馬ができるタイプ。実績のある1400メートルで巻き返しを期待。」とのコメントも、今回1.3/4馬身差で見事勝利を収める格好。好位から直線で逃げ馬をキッチリ捉えてみせた。距離延長で再び躍動。次走以降も条件次第ではあるが軽視禁物と言える1頭。
③スマートアルタイル
調子→
「追い切りを重ねて、体と行きはできている。スターとはいつも通り遅いだろうし、その後のことはジョッキーに任せる。この距離でもめりはりの利いた競馬が出来れば。」とのコメントも、今回7着敗走。後方から脚を使ったが、前走ほどの脚は使えず前を捉えられなかった。現状1200メートルの方が力は発揮できそうな様子。
④アーバンイェーガー
調子→
「前走は行き脚がつかなかったけど、その点は久々のぶんかな。最近は使った後の方が良い傾向にあるから、今回は改善する筈。展開ひとつ。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。ひと叩きされて逆にレース内容が悪化。距離は1200メートルの方が良さそうか？衰えも隠せない印象。
⑤サイモンハロルド
調子→
「体つきが変わってきたし、前走からの上積みもありそう。今回もスタートが鍵になるが、どんなレースをするのか楽しみはある。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。後方からなだれ込むだけのレース内容。まだまだクラス慣れが必要な1頭。
⑥ドスハーツ
調子→
「エンジンのかかりが遅いので一気の距離短縮が鍵だが、ラストで脚は使ってくれると思う。新味が出れば。」とのコメントも、今回12着大敗。最後方に控えたが、直線は全く見せ場なし。休み明けの影響もあったとはいえピリッとしないレースが続く。
⑦ライトウォーリア
調子↑
「追い切りの動きがパワフルだし、鞍上も状態の良さを感じ取ってくれました。1400メートルが良い方へ向けば。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。距離短縮もカンフル剤にはならず、全く見せ場を作れなかった。もう少し距離は長めの方が良さそうな印象。
⑧スナークスター
調子→
「窮屈な競馬が続いて力を出し切れていない。しっかりと乗り込んで力を出せる状態。距離延長で急かさず運べれば。」とのコメントも、今回13着大敗。休み明けの分を考慮しても、直線の伸びが案外。依然良くなった様子はなく、早急に立て直したいところ。
⑨ゼンノアンジュ
調子→
「暑さに弱いタイプだが、まだ我慢してくれている。ジョッキーも馬の事を分かっているし、うまくさばくことができれば。」とのコメントも、今回6着敗走。勝ち馬と同じ位置で直線は伸びてくるかに思われたが、最後伸びなかったのは暑さの分か。涼しい季節で見直したいところ。
⑩プリマジア
調子→
「以前に阪神を使った時はイレ込んだが成長した今なら大丈夫。距離は合っている。しまいの脚をうまく使えれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。前走同様、条件戦で使っていた速い上がりは鳴りを潜めた。現状このクラスでは力不足感が否めないか。
⑪サダムスキャット
調子→
「短期放牧を挟んだが馬は緩まず、動きも良かった。前走は発馬後に滑って位置取りが後ろになったのが痛かった。距離は問題ないので、発馬を決めて流れに乗れれば。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。前走が好内容だっただけに案外なレース内容。1400メートルだと現状は長いか。1200メートルで立て直しを図りたいところ。
⑫シゲルタイタン
調子→
「この距離は堅実。スタートが速いので、自分で競馬を作れるのが強み。ただ、昇級戦で相手関係がどうか。」とのコメントも、今回2着好走。ロケットスタートを切るとそのままハナへ行き、直線では押し切るかに思われた程の好内容。初のオープン参戦だったが早々にメドを立てた。
⑬メイショウテンスイ
調子↑
「近走はひと息だが、変わらず調教の動きはいい。きっかけをつかんで欲しい。」とのコメントも、今回3着好走。人気を考慮すれば大善戦と言えるか。得意の阪神1400メートルでキッカケを掴んだ。再度同舞台なら人気薄でも侮れないか。
⑭ロードアクア
調子↑
「前走で外に張るところがあったので、今回は馬具を工夫してみる。馬は元気だし、スピードを生かしてどこまで。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位に控えていたが、直線では全く見せ場を作ることなく終戦。馬具工夫の効果もなく、立て直しが待たれるところ。
⑮タガノビューティー
調子→
「前走は勝ち馬が強かったけど、しっかりと脚を伸ばしてきたし内容は良かったあ。今週はしまい重点だったが、引き続きいい動き。何とかしたい。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。前がそのまま残る形となってしまい、後方に控えた当馬は脚を余してしまった。現状は東京でこそ輝く1頭か。
⑯グレートウォリアー
調子↑
「前走は長期休養明けで1200メートルも少し忙しかったけど、終いは伸びていた。調教の動きからも使った上積みは大きいし、走り慣れた距離に戻して前進を期待。」とのコメントも、今回5着入線。一定の上がりは使ったが、結果的に位置取りが後ろ過ぎたか。走り慣れたこの距離でも好走には及ばなかった。