2022年7月2日
福島11レース TUF杯
①サトノファビュラス
調子↑
「前走後も在厩して調整。今週は単走だったが動きは悪くないし、状態面の不安はない。流れに乗れれば巻き返しも。」とのコメントも、今回見事3/4馬身差で1着入線を果たす形。好位からそのまま流れに乗って押し切る形。展開が向いたとは言えオープンでも侮れない1頭か。
②ショウナンバービー
調子→
「馬をやる気にさせれば能力を発揮してくれる。前回は積極策が良かった。帰厩後の動きは良く、好仕上がり。次につながるレースを期待。」とのコメントも、今回3着好走。逃げて直線半ばまで良い粘りを見せたが、上位2頭とは脚色で見劣った。もう少し時計が掛かる方がいいか。
③オシリスブレイン
調子→
「東京だと坂を上がってから甘くなってしまう。短期放牧明けだけど、仕上げに苦労しないタイプ。6ハロン戦なら脚の使いどころひとつで上位も。」とのコメントも、今回6着敗走。大きく負けてはいないとは言え、コーナーの回り方がやや器用さに欠けたか。もう少し直線長いコースの方が向きそうな印象。
④ナンヨーアミーコ
調子→
「追い切りはしまい重点も動きは上々。高齢で大きな変化はないが、この馬なりに状態はいい。ただ、脚質的にも開幕週の馬場が鍵に。」とのコメントも、今回10着大敗。最後方からなだれ込むだけのレース内容。流石に衰えは隠せない印象か。
⑤ショウナンアオゾラ
調子→
「前走は外枠でのロスと、馬に硬さがあった事が影響して力を出せず。この中間はうまくケアできたし、福島コースも合うので見直したい。」とのコメントも、今回11着と最下位に敗れる形。前走に続き全く力を発揮出来ず…。中々浮上のキッカケを掴めず、次走立て直せるか。
⑥エレヴァート
調子↑
「ポケットのある設定の方が落ち着いてレースに臨める。調教の動きからデキの良さを感じるし、すんなり流れに乗れるようなら。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着入線。中団から流れに乗ったものの惜しいレース。前が止まらなかっただけに位置取りが悪かったか。復調気配は見せた。
⑦サンラモンバレー
調子↑
「最近は外枠が続き、直線競馬も合わず結果が伴っていないが、この舞台では好走実績が有る。うまく末脚を生かせるようなら。」とのコメントも、今回8着敗走。好位につけたものの道中で脚が溜まらなかったか、直線粘りを見せられず。前走に続き衰えを感じさせる内容。
⑧ロジーナ
調子→
「前走は不完全燃焼のレースだった。中団より前で運べれば上位争い出来る力はある。スムーズに立ち回れれば。」とのコメントも、今回5着入線。好位でスムーズな競馬は出来ていたが、前が止まらないペースで脚を余してしまった印象。再度の不完全燃焼レースとなってしまった。
⑨ワンスカイ
調子↑
「中1週だが動きはいいし、脚元の不安もない。前走は残り1ハロンで脚いろが一緒になったように、距離が微妙に影響した。1200メートルの今回は改めて期待。」とのコメントも、今回9着と大敗を喫する形。小回りコースが案外か？前走が好内容だけにまさかのレースとなってしまった。次走立て直せるか。
⑩ジャスパージャック
調子→
「以前より走りが小さくなっている感じは有るが、力を出せる状態には仕上がった。昨夏に好走しているし、福島コースは合う。」とのコメントも、今回2着好走。前が止まらない展開を味方に押し切りを狙ったが、内々で脚を溜めていた馬に出し抜かれた形。大きな差はなく、当馬もクラス突破は目前。
⑪バルトリ
調子→
「早めに入厩し、調教もコンスタントにこなしている。暑さを考慮して今週は控えめに。母は1200メートルで活躍した馬。この馬の気性も考えて合いそうなイメージが。」とのコメントも、今回7着敗走。後方から上がり最速をマークしたものの、前が止まらない展開だけに…。初スプリントを思えばこれが限界か。