2022年7月10日
函館11レース 五稜郭ステークス
①スタッドリー
調子↑
「スタートが速くないので小回りへの対応がポイントですが、仕上がりは順調。血統的に洋芝は問題ないと思います。」とのコメントを寄せていたが、今回3着好走。2コーナーで先頭を譲る形となったが、逆にそのおかげで脚を溜める事が出来たか。昇級緒戦だっただけに次走も要注目。
②シルヴェリオ
調子↑
「輸送はクリアして順調に調整。直線が平坦なのは良さそう。発馬を五分に出たい。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。見込み通り発馬は五分に出たものの、結果的に逃げ馬を楽に行かせすぎたか。中途半端なレース内容となってしまったのは否めない。
③コーストライン
調子→
「前走は輸送でテンションが上がってしまい、レース前に消耗していた。今回は滞在競馬だし、洋芝適正もある。巻き返しに期待。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。前走よりレース内容自体は良くなっているが、おそらく陣営が想定していた程大きく上向いてきた様子はない。次走どこまで立て直してこれるか。
④ターキッシュパレス
調子→
「短期放牧を挟み、洋芝の函館を目標に調整。開催が進んで上がりがかかってきたし、持久力勝負ならチャンスはある。」とのコメントも、今回4着入線。最後方から追い込んでくる形も、流石に位置取りが後ろ過ぎたか。上がり最速をマークしたものの脚を余す形となってしまった。
⑤モリノカンナチャン
調子↑
「気性的に滞在競馬は合うタイプだし、仕上がりも上々。ロスなく立ち回ってラストにひと脚を使えるようなら。」とのコメントも、今回7着敗走。中団から脚を使って勝ち馬とはコンマ5秒差。着順ほど大きく負けている訳ではないが…。滞在競馬の割には伸びが案外だったか。
⑥アウスヴァール
調子↑
「ようやく軌道に乗ってきた。3勝クラスでどうかだがメンバー的には楽に行けそう。洋芝で上がりがかかるといいね。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。2コーナーでハナを奪ったものの、序盤で脚を使い過ぎてしまったか。直線全く脚が残っておらず…。力を付けたい。
⑦ココニアル
調子→
「函館入厩後も順調。このクラスに上がってからもうワンパンチというレースが続いているが、洋芝適正は高い。うまく展開が向けば。」とのコメントも、今回5着入線。位置取りは悪くなかった印象だが、それだけに現状の力は発揮できたという印象。更に上を目指すには力を付けていきたいところ。
⑧ホウオウリアリティ
調子→
「苦手な東京はパス。調教は問題なくやれているよ。距離は問題ないと思うので、上がりがかかってくれれば。」とのコメントも、今回12着大敗。淀みないペースを追走してしまった為、直線までに脚を残すことが出来なかったか。函館も得意とは言い難い舞台か。
⑨ビューティーウェイ
調子→
「前走は昇級戦だったが強いレースをしてくれた。洋芝と滞在が合っている。成長力がある血筋。3勝クラスでも期待したい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。前走以上に後方から進んでいく形となってしまったのが結果的には痛恨。ある程度位置が取れないとこのクラスでは厳しいか。
⑩ミトノマルーン
調子→
「切れる馬ではないし、時計の掛かる馬場は合う。前々でもまれない形で運びたい。」とのコメントも、今回2コーナーでまさかの競争中止…。故障発生か、無念と言う他ない結果に。
⑪スパングルドスター
調子→
「体が減りやすい馬なので、滞在して調整出来るのはプラス。洋芝も合うタイプ。スタートに課題はあるが、脚の使いどころ次第で善戦も可能。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。前走に続き、3勝クラスではなかなか良さを出せていない厳しいレースが続く。クラス慣れを見込みたいところ。
⑫フィオリキアリ
調子→
「仕上がりは順調でいい雰囲気。力は通用するが、勝負どころでフワッとする面がある。そのあたりを上手くカバーして運べるかが鍵。」とのコメントも、今回見事上がり最速をマークし、2着馬とアタマ差の接戦を制し見事勝利を収める格好。どちらが勝ってもおかしくはなかったが、今回は勝ち馬の決め手に2着馬が屈した形。洋芝は合っている印象で、再度洋芝でも面白い1頭か。
⑬ワールドヘリテージ
調子→
「前走は長期休養明けで3着といい内容の競馬ができた。短期放牧を挟んで順調。どんな競馬が出来るか。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。函館はあまり向いていない印象か？前走の新潟と比べると案外過ぎるレース振り。立て直しを図りたいところ。
⑭レインカルナティオ
調子↑
「前走はラストでよく伸びたが、位置取りが後ろ過ぎた。美穂で乗り込み先週末に移動。順調に仕上がったし、洋芝も合うと思う。改めて期待。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬とはアタマ差の大接戦だっただけに制しておきたかったが…。とはいえ3勝クラス突破は目前。
⑮オレンジペコ
調子→
「先週は除外になったが、体の使い方が良くなり、気配はむしろ上向き。前走は1歩目で挟まれたので参考外。距離延長で自分のリズムで運べれば。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位につけ良い位置で運んだが、直線では一気に失速する形。ブリンカーを外した事が悪い方に出てしまったか。次走どこまで立て直せるか。
⑯テンカハル
調子→
「前走は内に閉じ込められた。もう少し距離は欲しいが、小回りコースは合っている。展開と馬の気持ちがうまくかみ合えば。」とのコメントも、今回6着敗走。後方からなだれ込むだけのレース内容となった印象。展開は向いていたが…。それだけに現状はこれが精一杯か。