2022年8月7日
札幌11レース エルムステークス(G3)
@ロードエクレール
調子→
「前走はマークされる形できつかったが、体が絞れて粘りが増して内容は悪くない。状態はいいので、4コーナーでセーフティーリードを取れるようなら楽しみ。」とのコメントも、今回13着大敗。中団に控えたがズルズルと下がってしまいそのまま見せ場を作れず…。現状このメンバー相手では力不足。
Aアイオライト
調子↑
「良くない時の硬さが見られず好調を維持。前走はポケットに入り想定外の形での勝利。自在性が増した印象だが、やはり理想は外目から2番手の形。小脚が利き小回りの1700メートルはベストの舞台。自分のリズムなら。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。果敢にハナを切ったが、結果的に終始目標にされる形が厳しかったか。道中息を入れる事が出来ず直線失速してしまった。
Bオメガレインボー
調子↑
「前走後はしっかりとケアをして、ここに備えて調整。札幌の環境になじんで、いい意味でのとぼけたところが戻りました。脚の使いどころが難しいタイプで展開の助けは必要ですが、状態の良さを生かせれば。」とのコメントも、今回3着好走。スタートを決めた事が最大の好走要因と言えるか。決め手に勝る2頭には直線見劣ったが、前走からの巻き返しを果たした。力は上位馬と謙遜ない。
Cブラッティーキッド
調子→
「前走後は札幌に残って調整。レース間隔が詰まっているので、今週はセーブ気味の調教で十分。ゴール前でひと脚を使えた前走が強い競馬だったし、重賞でどこまで通用するのか試したい。」とのコメントも、今回4着入線。好位に控えていたが、徐々に位置取りを下げてしまい、結果的に最後までその差を詰める事が出来なかった。余勢を駆っての出走だったが、オープンの壁に阻まれる形。
Dアメリカンシード
調子↑
「今回は意識的に馬体を絞る様に調整してきた。いらついたような面もないし、トモの運びもスムーズ。うまく折り合って運べば変わり身も。」とのコメントも、今回12着大敗。スタートから全く上手くいかず、終始折り合いを欠くような形…。ひと息入ったが良化した印象は感じられない。
Eウェルドーン
調子↑
「前走は休み明けで牡馬が相手だったが、流れに乗ったレースで僅差の内容。馬体増は成長分だし、いい状態をキープ出来ている。何とか賞金を加算させたい。」とのコメントも、今回2着好走。4コーナー先頭から一旦は抜け出すかと思われたが、伏兵馬にゴール前上手く出し抜かれてしまった印象。男勝りのレース振りで次走も注目。
Fヒストリーメイカー
調子↑
「年齢的に大きな上積みこそないけど、輸送後も順調。馬はどっしり構えています。小回りだけに前走同様、展開がポイントですが、何とか重賞を取らせたい。」とのコメントも、今回6着敗走。好位の後ろに控える形も、馬体増の影響か直線伸びが案外。輸送で馬体が減らなかったのが逆に仇となったか。
Gダノンファラオ
調子↑
「近走はやめてしまって走り切れていない。ゲートの駐立にも課題があるので強気にはなれないが、今週の追い切りの動きは悪くなかった。実戦に結びついてくれないか。」とのコメントを寄せていたが、結果は14着と最下位入線。終始最後方に控えたまま何もする事なく終戦…。復調気配は感じられず、立て直しは必須か。
Hフルデプスリーダー
調子→
「前走後は短期放牧でリフレッシュ。札幌のダートは合うので、あとはスタートだけ。後ろからになると厳しいので、ゲートを出て先行出来れば重賞でも引けを取らない。」とのコメントも、今回ゴール前の大接戦をクビ差で制し、見事勝利を収める格好。前走がフロックかと思われていたか、評価は低かったがそれに猛反発する形。レース振りも好位から押し切る王道競馬で、ここにきて力を付けてきたか。次走も要警戒。
Iブラックアーメット
調子↑
「ラストの脚は確実だが、どうしても展開に左右される。札幌へ移動してからも状態をキープできている。前進気勢の強い所があるので、折り合いが鍵。流れさえ向いてくれれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。前走よりスタートは出たが、それだけにこれが精一杯というレース内容。展開待ちな面は否めない。
Jロードレガリス
調子→
「前走は長期の休み明けと馬場状態を考えれば、よく頑張ってくれた。モタれる面を見せなかったし、しっかり休んだことが良い方に出た様だ。今回も展開ひとつ。」とのコメントも、今回5着入線。上がり最速で後方から追い込んできたが、前がそのまま残る形だけに展開が厳しかったか。流れ一つで巻き返しの余地有り。
Kスワーヴアラミス
調子↑
「7歳馬なので急激には良くならないが、いい状態をキープ。エルムステークスは昨年に勝っているし、北海道の小回り1700メートルで良績を残している。上位争いを期待。」とのコメントも、今回9着敗走。脚が溜まらなかったか、後方に控えたまま脚を使う事が出来なかった。良かった頃と比べると衰えは否めないか。
Lバティスティーニ
調子↑
「前走は展開が不向きだった。今回は行きたい馬がそろい、競馬はしやすいはず。出たなりの位置で運ばせたい。流れがかみ合えば。」とのコメントも、今回10着大敗。前走と比べても良くなった感じは感じられず、逆に前走より脚を使えなかった形。衰えは否めない。
Mダンツキャッスル
調子→
「前回は前残りだったが、メンバー最速の上がり3ハロンの脚で差は詰めた。重賞で相手は強いが、この馬も使いながら良くなるタイプで、もう一段階上向いている。ここも自分のレースをして、流れ次第ではもっとやれていい。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。最後方に控えたが、脚が溜まらなかったかなだれ込むだけのレース内容。重賞では現状力不足か。