2022年8月20日
小倉11レース 別府ステークス
①クリノアリエル
調子→
「前走もしまいは伸びている。脚質的に展開頼みになるが、小倉は得意。外差しが利く馬場になれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。得意の小倉でも躍動できなかった。良くなった印象は感じられず、流石に衰えは否めないか。
②チェリーブリーズ
調子→
「前走は軽量で積極策を取ってもらいましたが、やはり急がせるとしまいが甘くなります。今回はためる競馬で、展開が向けばもう少しやれる。」とのコメントも、今回12着と最下位に敗れる形。終始後方に控えたまま位置取りを上げる事が出来なかった。現状力不足感は否めない。
③オルダージュ
調子→
「当週の調整は軽めで整える程度だが、これは予定通り。少しでも馬体を増やし、あとは持ち味を生かせれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。ハナを切ったが直線粘り込めなかった。ペースが速く自滅する形。
④タイガーサイレンス
調子→
「スタートが遅かった前走だが、ラストはジワジワと伸びた。徐々にクラス慣れしてきているね。今回は芝替りがどうか。」とのコメントも、今回10着大敗。着順ほど大きく負けていないとはいえ、ダートの時と比べるとやや物足りないか。ダートの方が向いている。
⑤セリシア
調子↑
「上手に乗ってくれたし、馬も道中で我慢が利いて、いい脚を使えた。中間もカイ食いが旺盛で好気配をキープ。今の充実振りなら昇級戦でも楽しみはある。」とのコメントも、今回4着入線。好位に控えて直線も見せ場十分のレース内容。クラスにメドは立った。
⑥ルクルト
調子→
「前走は緩いペースだったし、馬場が悪くてノメっていました。差しが決まるような展開なら変わっていいと思う。」とのコメントも、今回5着入線。上がり最速をマークし勝ち馬とはコンマ2秒差。着実に力を付けてきている1頭。再度小回りコースなら。
⑦グランレイ
調子↑
「近走がさえないので、チークピーシズを着ける。小倉には良績があるし、流れに乗って少し時計がかかれば。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬とはクビ差と惜しいレース内容。時計が速くても対応してみせた。クラス突破は目前か。
⑧メメントモリ
調子→
「前走は少し前に行かせすぎたぶん、伸びを欠いた感じ。相変わらず調整の難しい面はあるが体調は悪くないし、もう少し脚をためて運べれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。好位に控えたが、徐々に位置取りを下げてしまい…。現状力不足感は否めないか。
⑨ハリーバローズ
調子↑
「前走は相手が強かったけど、最後まで頑張った。調教では馬が大人になってきたのを感じる。引き続き具合はいいし、ココも流れ一つ。」とのコメントも、今回見事1着入線を果たす格好。好位に控えて直線でも脚色は衰えず、後続の追撃を振り切った。オープンクラスでも嵐の目となれるか。
⑩グッドマックス
調子→
「前走を使って状態面の良化は随分と感じる。今の時計の速い小倉の芝がどうかだが、スタートを決めて、しぶとさを生かせる位置で流れに乗れれば。」とのコメントも、今回3着好走。中団から良い脚で伸びてきたが、結果的に位置取りが中途半端だったか。クビ+クビ差で大きく負けていないとは言え、今後も展開に左右される形か。
⑪ローウェル
調子↑
「新馬戦以来の芝ですが、当時は去勢前でしたし、馬も全く違いますから。芝でも通用するスピードはあるし、こなしてくれれば選択肢も増えます。うまく対応すれば。」とのコメントも、今回11着と大敗。陣営サイドも強気な姿勢を見せていただけに、このレース振りは予想外だったか。ダートで巻き返しを見込みたいところ。
⑫ダノンシティ
調子→
「前走は休み明けでもいいレースをしてくれた。使ってよくなる馬で体調は順調に上向いているし、今回の方がもっと動けると思う。この馬は夏の小倉が一番合っている。」とのコメントも、今回8着敗走。中団に控えて徐々に位置取りを上げていったが、直線ではジリ脚しか使えなかった。このクラスでは展開が向かないと上位進出は厳しそうな印象。