2022年10月23日
新潟11レース 新潟牝馬ステークス
①サンクテュエール
調子↑
「1400メートルで結果が出ず、距離を延ばす。性格的にはこなせるはず。能力を発揮出来れば上の着順も可能。変身を。」とのコメントも、今回13着大敗。3コーナー時点で息が持たなかった様で、直線は全く見せ場なし。衰えは隠せない様子。
②ストリクトコード
調子→
「レース運びが上手になっているし、前走もよく頑張っている。休み明けを叩いて状態も上向き。格上挑戦でも。」とのコメントも、今回3着好走。ハイペースも味方したが、格上挑戦でも通用する力を見せた。次走も引き続き楽しみと言える1頭。
③ソフトフルート
調子→
「春先の体の苦しい所がだいぶ抜けた様子。休み明けは反応が鈍い面もあるが調教では動いている。昨年も休み明けで頑張れていますから。」とのコメントも、今回7着敗走。最後方から上がり最速で追い込んできたが、前残りを許してしまう痛恨の形。結果的に18キロの馬体増が響いたか。調整ミスに尽きると言える一戦。
④コトブキテティス
調子→
「休み明けを叩いて中間は順調。今回はコースで乗れているし、叩いた効果はあると思う。距離は長い方がいいし、しまいの脚を生かしたい。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚で追い込んできたが、前を捉える事は叶わなかった。休養明けを叩いて状態はグンと上向いている。
⑤アインゲーブング
調子→
「前走は際どい勝利だったが、回復は早く、ここを目標に無理なく調整ができている。格上挑戦だが、脚の使いどころひとつで通用していい。」とのコメントも、今回8着敗走。3コーナー手前から位置取りを下げてしまったのが結果的に痛かったか。着順ほど大きく負けてはいないが、それだけに勿体ないレース内容。
⑥ホウオウエミーズ
調子↑
「前走後はここを目標に調整。少し距離は長いが、内回りなら立ち回り次第で補えると思う。少し時計がかかれば。」とのコメントも、今回2着馬との接戦を3/4馬身差で制し、見事勝利を収める格好。この馬向きのペースとなったのも大きかったが、前走を叩き状態面が上向いていたのが全てと言えるか。ここにきて復調気配を見せた。
⑦ロザムール
調子→
「近走の内容はもうひとつだが、状態は悪くない。新潟でも内回りなら問題ないし、同型との兼ね合い次第だが、自分のペースで走れれば。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。好位に付けていたが直線は全く粘れず。良くなった様子は見られず、現状衰えは隠せない。
⑧エリオトローピオ
調子→
「牧場から乗り込んできたし、体も10キロほど増えて成長。以前より力強い走りになってきた。秋華賞は除外も、ローカルは向くし、状態はいい。」とのコメントも、今回11着大敗。好位につけたが直線の上がり勝負について行く事が出来ず。太め残りに映る馬体増も影響したか。
⑨エイシンチラー
調子↑
「前走は目に見えない疲れがあったのかもしれない。放牧を挟み順調。オンとオフがしっかりしたので、距離には対応が可能。牝馬同士なら。」とのコメントも、今回6着敗走。4コーナーでは早くも先頭に並びかける形も、直線ジリ脚しか使えず接戦で後手に回ってしまった。復調気配自体は見せている。
⑩アイコンテーラー
調子→
「前走は4コーナー手前でもたついた。相性のいい新潟なら違うと思うし、放牧明けでも力を出せる態勢。改めて期待。」とのコメントも、今回同9着敗走。大きく負けていないとは言え、結果的に3コーナーからの早仕掛けがゴール前で響いた形。鞍上が焦った一戦という印象が強く、流れ一つで巻き返しは可能か。
⑪シャムロックヒル
調子→
「蹄に不安が有るが、今回は状態がいい。左回りに実績がない点が気掛かりだが、仕上がりは良く調教の反応も良好。控えても競馬はできる。」とのコメントも、今回同9着に敗れる形。果敢にハナを切る形も、流石にペースが遅すぎた印象。着順ほど大きくは負けていないが…。次走どこまで上向いてくるか。
⑫ニシノラブウインク
調子→
「真面目過ぎて馬混みに入ると良くないが、前走は我慢を教えてもらっていい経験になった。ひと叩きで馬体の張りが良化。斤量51キロも有利。」とのコメントも、今回12着大敗。好位に付けたが軽斤量を生かせず失速。このメンバーでは力不足か。自己条件で見直したい。
⑬ホウオウイクセル
調子↑
「前走は長期休養明けだったが、好位で運んでラストの踏ん張りも悪くなかった。短期放牧を挟んで順調。牝馬同士なら好レースになるのでは。」とのコメントも、今回2着好走。3コーナーから仕掛けて行く形で直線も見せ場十分。位置取りの差で勝ち馬には敗れてしまったが、力は発揮している。引き続き牝馬路線なら注目。
⑭エヴァーガーデン
調子→
「ハンデ差はあったが、オープンでもやれるところを見せてくれた。中間も順調。展開や相手次第で通用しても。」とのコメントも、今回5着入線。逃げ馬をマークする形で運んだが、直線の決め手勝負で後手に回ってしまったのが致命的。ベストの2000メートルなら更なる上位進出も可能か。