2022年11月12日
阪神11レース デイリー杯2歳ステークス（G2）
①ショーモン
調子↑
「夏場よりもカイ食い、体つきが良くなり、落ち着きも出てきて心身の成長を感じます。前走は抜け出してソラを使っていたほどの完勝でしたし、能力は秘めているので重賞でも。」とのコメントも、今回3着好走。逃げ馬をマークして見せ場十分のレース振り。距離が伸びても問題なかった。本番も軽視は禁物と言える1頭か。
②ダノンタッチダウン
調子↑
「先週にジョッキーを乗せてしっかりやっているし、今週はテンションが上がらない様にセーブ気味の徴性。初戦がいい勝ち方だったし、素質は高い。期待しているよ。」とのコメントも、今回2着好走。新馬からの転戦でコンマ1秒差と見せ場を作ったが、今回逃げた馬を捉える事が出来ず脚を余す形…。上がりは最速の脚を使っているだけに勿体ない内容。
③フォーサイドナイン
調子→
「長くいい脚を使うタイプで、前走はペースが流れて持ち味を出せました。瞬発力勝負では分が悪いかもしれませんが、落ち着きは出ています。」とのコメントも、今回7着敗走。初のマイル戦でやや追走に手間取ったところはあったか。距離はもう少しあった方が良さそうなタイプ。
④トーセントラム
調子→
「前走は出遅れて鞍上も無理をしなかったことで、いい脚を使いました。今週の調教も追えばもっと時計も出たはず。走ります。重賞でもいい結果を期待したいですね。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方からなだれ込むだけのレース内容。一定の脚は使えているが…。自己条件で見直したい。
⑤デイドリームビーチ
調子→
「前走は休み明けで、スタート、行きっぷりともひと息。もっとやれる力はあるが、使いながらめどを立てたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。後方に控えたまま終戦。明らかに距離は長そうな様子で、前走から立て直す事は出来なかった。距離短縮、自己条件なら巻き返しは可能か。
⑥シルヴァーデューク
調子↑
「前走は大逃げする馬がいて難しい競馬になった。中間は短期放牧を挟んだが、状態はいい。右回りは大丈夫だし、ここで賞金を加算したい。」とのコメントも、今回4着入線。好位に付けていたが、直線ジリ脚しか使えず前残りを許す形に。前走より時計は詰めているが…。
⑦ショウナンアレクサ
調子→
「前走は掛かり気味。伸び切れなかったのはそのあたりが影響したのかも。調教では折り合いも心配なく、動きもいい。能力は見劣らない。」とのコメントも、今回6着敗走。脚を溜める為に控える形も、スローペースの影響かジリ脚しか使うことが出来なかった。まだ重賞では力不足か。
⑧クルゼイロドスル
調子→
「調教では口向きの難しさが残りますが、実戦ではしっかり走ってくれる。休養を挟んで中身もしっかり。前走も次につながる内容でした。重賞のメンバーでどこまで。」とのコメントも、今回5着入線。前走が好内容だっただけに直線の伸びが案外という印象。大きく負けてはいないとは言え、次走どこまで上積みが見込めるか。
⑨エミサキホコル
調子→
「先週にしっかり追ったので、今週は坂路で先行して後が来る分だけの追い切り。ここを目標に乗り込みも順調。小倉の1200メートルではスピード負けしたが、マイルなら芝でも対応出来る。」とのコメントも、今回10着と最下位入線。芝では追走で手一杯という印象が否めない。ダートで巻き返したい。
⑩オールパルフェ
調子↑
「前走の体重増は成長分。気持ちにゆとりも出てきた分、中間はテンションが上がらずいい状態で臨める。スピードタイプでも抑えは利くので、ポジションにはこだわっていない。好勝負を期待。」とのコメントも、今回半馬身差で見事勝利を収める格好。ハナを切ってそのまま押し切る形。他に競り掛けてくる馬もいなかったとはいえ力のあるところを見せた。次走も軽視されるようなら注目の1頭か。