2022年11月20日
阪神11レース マイルチャンピオンシップ(GI)
@マテンロウオリオン
調子→
「リラックスさせる調整をしてきたせいか、気持ちのスイッチが入りづらくなっており、休み明け2走目での上積みが薄い印象。今週、コースで追った事でどこまでピリッとしてくるか。」とのコメントも、今回10着大敗。前走より上向いてきたとという様子は感じられず、まだまだ成長途上感は否めない。来年以降の成長を見込みたい。
Aウインカーネリアン
調子→
「前走は暑い中続けて使ったので心配な面も有ったが、余裕のある勝ち方ができた。その後は放牧を挟み、10月中旬に帰厩。週2本ずつ追い切りをこなし、ひと追いごとに上向いている。まだゲートに関しては心配な面も有るが、そこさえうまくいけばいいレースができる。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。中団に控えたが、結果的に中途半端な形となってしまったか。流石にここで好走するだけの力はなかった。
Bダノンザキッド
調子↑
「前走はレース前にゲートに突進するアクシデントがあったが、直線も手前を替えて最後まで良く頑張ってくれた。その後はゲート試験も合格し、調整も順調。2歳のホープフルS以来勝っていないので、何とか大きなタイトルを取らせたい。」とのコメントも、今回2着好走。内に拘った事が功を奏したと言えるレース内容。ゴール前は大接戦だっただけに乗り方が明暗を分けた。鞍上の手綱捌きは見事の一言。
Cシュネルマイスター
調子↑
「昨年に比べて大人びて、風格が出てきました。今年一番の状態で臨めます。昨年は厳しい枠で良馬場発表でも馬場は悪かったからね。それを考えれば枠も馬場も特に気にしていません。安定したパフォーマンスを見せてくれるし、もうひとつGIを取らせたいね。」とのコメントも、今回5着入線。直線までは良い手応えできていたが、直線外からフタをされる形でやや脚を余してしまった感は否めない。勿体ないレース。
Dサリオス
調子↑
「調教後で544キロ。輸送で体が大きく減るので、出発して現地で回復に努めている。先週の様な馬場も良くない。大阪杯も高松宮記念も距離の差こそあれ、重馬場の影響が大きかった。相手は強いが、この馬の能力を見せたい。」とのコメントも、今回14着大敗。陣営サイドとしても誤算だったか?全く力を発揮する事が出来なかった。
Eソダシ
調子↑
「寒くなるこの時期は調子がいい。それに、落ち着きがあることで、調整もし易かった。カーブが1回の1阪神1600メートルはいい部隊。牡馬の強いメンバーが相手だけど、斤量差を生かせれば。」とのコメントも、今回3着好走。タフな展開となった分直線伸び脚を欠いたが、それでも勝ち馬とはコンマ3秒差。改めて力があるところを示した格好。ベストのマイルなら次走即巻き返しも可能。
Fジャスティンカフェ
調子↑
「前走は一段ずつギアを上げて加速。それまでのレースで理解させてきたことが生きて収穫がありました。今回は強いメンバーが空いてあですが、どれくらいやれるか楽しみにしています。道悪はそれほど苦にしないと思います。」とのコメントも、今回6着敗走。後方から良い脚は使っていたものの、直線ややスムーズさを欠いたのが結果的に痛恨だった。力は上位と謙遜なく、来年が楽しみな1頭。
Gロータスランド
調子↑
「前走は気持ちが向かなかったのか、硬めの馬場を気にしたのか。動きや気持ちの面のどちらからも、使った効果を感じる。調教で闘争心を見せているし、雨が降ってこの馬の能力を出し切れば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。人気を考慮すれば善戦も、現状はこれが精一杯という印象も。ベストの舞台でない割によくやっている。
Hピースオブエイト
調子↑
「今週の調教はジョッキーに感触を確かめてもらいました。反応も良く、いい動きでした。気の強いタイプで道悪になっても苦にしないと思いますし、自分の力を出し切れば。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。ハナを切る形も流石にペースが遅すぎたか、直線不得手の決め手勝負に持ち込む形となってしまった。大きく負けてはいないが…。
Iセリフォス
調子↑
「最終追い切りはジョッキーに間隔を掴んでもらう為、ある程度の負荷を掛けました。前に馬を置いて追い掛け、最後に伸ばすようなイメージで。動きは良く、前走に続いていい状態です。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差に勝利を収める格好。道中はスローペースながらも落ち着いて後方に控える形。直線大外へ持ち出すと、ダイワメジャー産駒らしからぬ豪脚を発揮してみせた。大一番で見事な勝利、馬自身も力を付けているが、今回は鞍上の手腕が大きかったと言える一戦。
Jソウルラッシュ
調子→
「若い頃はどのに不安を抱えていたが、解消してからは本格化。2走前は消化不良も、前走はいい内容だったと思います。阪神にも実績を残しているし、雨の予報で少し時計がかかるようなら理想的。」とのコメントも、今回4着入線。直線では見せ場があったが、各馬早仕掛けになった事で自慢の末脚は発揮できなかった印象。大きく負けてはいないだけに…。
Kホウオウアマゾン
調子↑
「前走はスタートが決まらず終始、右に逃げ気味だった感じ。今回は特徴を掴んでいるジョッキーに戻るし、うまく対応してくれるでしょう。右回りのマイルはベスト。積極的なレースをしたい。」とのコメントも、今回15着大敗。前走よりレース内容は更に悪くなっており…。中々状態が上向いてこない。
Lエアロロノア
調子↑
「同じ舞台だった4走前が強い競馬だったし、外に出して勢いをつけて回って来られれば直線はもっと伸びる筈。叩いて状態も上向いているし、阪神のマイルには実績もあるので頑張って欲しい。」とのコメントも、今回7着敗走。後方から良い脚を使ったが、現状はこれが精一杯という形のレース内容。展開が向かないと現状勝ち負けまでは厳しいか。
Mベステンダンク
調子→
「前走は前へ行ければと思っていましたが、テンにズブくなっているようで行けませんでした。ただ、自分の形でない中、よく頑張っていたと思います。今回もいけないようなら前回の様な競馬でいいかもしれません。」とのコメントも、今回17着と最下位に敗れる形。再度ハナを切ることが出来ず、後方のまま終戦する形。流石に衰えは隠せないか。
Nダノンスコーピオン
調子↑
「前走は上位馬にマークされる形だったし、休み明けで年長馬との対戦も初めて。3着でも内容は良かったと思う。ここに向けて調整も順調だし、直線が長い阪神の外回りなら力を発揮出来る筈。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。結果的に中途半端なレースとなってしまったか、中団に控えるも直線ジリ脚しか使うことが出来なかった。自分の形に持ち込めないと脆いタイプか。
Oハッピーアワー
調子↑
「使ってきているので大きな変化はないが、中間も順調に乗り込めています。ここも自分の競馬に撤して、どこまで脚を伸ばしてこられるか。」とのコメントも、今回16着大敗。後方に控えたまま脚を使うことが出来ず終戦。依然良くなった様子は見られず、状態は上向いてこない。
Pファルコニア
調子→
「前走は良くなる途上で結果を出してくれたし、放牧を挟み、転厩後で一番と思える状態に盛って来られました。相手は揃うけど、大舞台向きの血統背景の良さは魅力。楽しみを持って臨めそう。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。我慢できずに4コーナーでは早くも先頭に立つ形となったが、案の上か直線は脚を使うことが出来なかった。GIでやるにはまだまだ力不足。