2022年11月26日
東京11レース キャピタルステークス
①アルジャンナ
調子→
「前走も発馬がひと息。それでもラストは脚を使っていました。展開待ちの面はありますが、ゲートを五分に出て、もう少し流れに乗れれば。」とのコメントも、今回15着大敗。発馬で後手に回ってしまい、そのまま直線でも見せ場なく終戦…。近走内容から良くなった様子は見られない。
②ヴィジュネル
調子→
「輸送を控えているので今週は軽めも、先週にしっかり動けているからね。前走同様にロスなく立ち回れれば。」とのコメントも、今回4着入線。勝ち馬とはコンマ1秒差と大接戦だっただけに、賞金加算出来なかったのは痛かったか。それでもここで力差はないというところを示した格好。
③タイムトゥヘヴン
調子↑
「前走は後手に回りポジションが悪くなったし、外からかぶせられて仕掛けも遅れる形に。それでも大きくは負けなかった。57キロが鍵だが、変わる余地は十分ある。」とのコメントも、今回8着敗走。ゴール前の大接戦をモノにする事が出来なかったのが痛恨。コンマ3秒差だけに大きく負けてはいないが…。
④ララクリスティーヌ
調子→
「前走は3～4コーナーでもたついたが、メンバーがそろったなかでよく頑張った。マイルは新潟でしか走っていないが、左回りではもたつかないと思う。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を見事クビ差で制する格好。前走の重賞2着がフロックではない事を示す形となった。1400～1600メートルまでなら重賞でも通用する実力馬。
⑤グラティアス
調子↑
「放牧に出して立て直し、10月中旬に帰厩。中身も伴ってきたし、ひと追いごとにデキは上向き。今ひとつフレッシュ感に欠けた前走時より状態はいい。来年に向けてここで賞金を加算したい。」とのコメントも、今回7着敗走。中団に控えて良い脚を使ったが、スローペースだっただけに脚を余す格好となってしまった。勿体ないレース内容。
⑥スライリー
調子↑
「前走は発馬直後に寄られて後ろからになったが、マイルが合う事は確認できた。状態は前走時以上だし、折り合って流れに乗れれば楽しみ。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。上位とはコンマ7秒差だけに大きな差はないが…。依然不振から脱せた印象はない。
⑦レイモンドバローズ
調子↑
「前走は枠に恵まれず、団子状態の外での追走で脚がたまらなかった。状態はいい。東京コースは得意で乗り方ひとつ。」とのコメントも、今回12着大敗。前走よりレース内容自体は良くなっているが…。勝ち切るにはまだまだ力不足感は否めない。
⑧ラインベック
調子↑
「去勢の効果が出たのか、前回はゲートに入るまで落ち着いていたし、見どころがあった。1回たたいて上積みはあると思うし、適距離に戻って期待している。」とのコメントも、今回9着敗走。好位に付けて最後まで止まっていないが、決め手勝負の形は不得手か。流れ一つで巻き返しも可能か。
⑨ソリタリオ
調子→
「前走は上手にレースが出来ていたけど、上がりの競馬になってしまった。間隔を詰めて使えるのはいいし、力もある。左回りと実績のある距離で前進を期待。」とのコメントも、今回11着大敗。勝ち馬とコンマ4秒差で大きく負けてはいないが、近走内容から大きく上向いてきた印象はない。3歳だけにまだまだこれからと言える1頭。
⑩リアンティサージュ
調子→
「今は脚元が気にならないから、戻った後はしっかり乗り込めた。休養が長い分がどうかだが、いいレースができれば。」とのコメントも、今回10着大敗。久々だけにコンマ3秒差というレース内容には及第点を与えられるか。次走どこまで上向いてくるか。
⑪トリプルエース
調子→
「前走はジョッキーが最後までしっかり追ってくれて、久々にいい走りができました。きっかけをつかめれば。」とのコメントも、今回2着好走。前走に続いての好走、改めて近走内容がフロックではない事を示して見せた。次走も軽視禁物の1頭。
⑫ココロノトウダイ
調子→
「長期休養明けだった前走よりはいい状態ですよ。ジョッキーの進言もあり、今回は距離を短くしてみます。それがいい方に出てくれれば。」とのコメントも、今回5着入線。後方から上がり2位の脚で追い込み、勝ち馬とコンマ1秒差の好内容。叩いて状態は上向いてきている。展開さえ向けば次走勝ち負けも見込める。
⑬レッドライデン
調子→
「前走は折り合いもついたし、割と集中して走れていた。今週は単走で追い切ったが、体調も変わりない。前が止まる様な流れになれば。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。中団に控えるもジリ脚しか使うことが出来ず。依然上向いてきた様子はなく、力不足感は否めない。
⑭コマンドライン
調子↑
「結果的にダートは合わなかったみたいなので芝に戻す。仕上がりは悪くないし、この舞台で重賞も勝っているので、変わり身を見せて欲しい。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。ホープフルS大敗から馬が変わってしまったという他ないレース内容。立て直しには時間を要しそうな印象。
⑮クリスタルブラック
調子→
「脚元の方は問題ないし、ひと叩きされて状態は良くなっている。気の強い馬だから、マイルにも対応できる筈。道中は抱えて乗って、しまいを生かす形が理想だね。」とのコメントも、今回16着大敗。ひと叩きされたが状態面はひと息。まだまだ状態面が上向いてこないか？次走どこまでやれるか。
⑯ダーリントンホール
調子→
「前走は開幕週で前残りの馬場だったが、状態面もひと息。放牧明けでまずまず順調。東京の方が走りやすいし、最終週の馬場も合う。力はあるので頑張って欲しい。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。マイルはやや忙しいか？前走に続き物足りないレース内容。
⑰ノルカソルカ
調子→
「前走は久々でメンバーもそろっていた。叩いてトモがしっかりして、上積みはあるよ。今回はオープン特別になるし、きっかけをつかめないか。」とのコメントも、今回3着好走。ハナを切ってスムーズな競馬。展開が向いたとは言え、最後まであわや粘り切るかという好レースを見せた。一度叩いて立て直されてきた。
⑱キングエルメス
調子→
「英国遠征の疲れがあったのでじっくり休ませた。帰厩後は順調だし、気性面での成長も感じる。馬場の重いなか、追い切りもラストはしっかり動けた。」とのコメントも、今回6着敗走。久々という事を思えば、勝ち馬とコンマ2秒差は悪くないと言える内容か。まだ3歳馬だけに来年の飛躍も十分見込める1頭。