2022年12月4日
中山11レース ラピスラズリステークス
①シセイヒテン
調子→
「ここを目標に順調に仕上がった。年齢的に大きな変化はないが、この距離なら折り合い面の不安はない。脚の使いどころが鍵に。」とのコメントも、今回11着大敗。後方に控えたまま脚を使えずそのまま終戦。折り合い自体は問題ないが力不足感が否めないか。
②ハリーバローズ
調子↑
「10月のオパールSを除外後、放牧に出して再調整。芝の1200メートルを使いだして安定している。持ち時計はあるし、オープンのペースは競馬がしやすいかもしれない。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。終始何もすることが出来ず…。何らかのトラブルがあったか？あまりにも案外なレースで立て直しは必須か。
③オパールシャルム
調子↑
「1週前に坂路で好時計をマークして元気いっぱい。自分の形で走れればしぶといタイプ。立ち回りが上手なので、外目から気分良く走らせたい。先行力を生かせれば。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。好位に付けたが、内々でもまれた分嫌気がさしてしまったか。着差自体は離されていないとはいえ、力を発揮する事が出来ず。
④ディヴィナシオン
調子→
「ここ2戦はスタートが悪かったので、中間はゲート練習。オープンでもやれる力はある。あとは展開次第だろう。」とのコメントも、今回6着敗走。最後方から上がり最速で追い込んできたが、前残りをそのまま許す形。流れ次第では上位進出も可能か。
⑤メイショウケイメイ
調子→
「大きな変化はなくてもこの馬なりのぐ沖は見せている。開幕週の馬場だが、差しが利く展開になれば。」とのコメントも、今回14着大敗。最後方から上がり最速をマークするも、流石に位置取りが悪すぎた印象。近走の中では内容は悪くないが…。
⑥フレッチア
調子↑
「前走は栗東滞在からいい状態で出走出来た。3～4コーナーで掛かる面をうまく抑え込んで脚を使えたし、引き続きいい状態。同じように脚をためられるかが鍵になる。」とのコメントも、今回3着好走。陣営サイドのコメント通り、ココへ向けてキッチリ立て直されてきた印象。復調の兆し。
⑦ロードベイリーフ
調子→
「前走は内枠で馬場の悪い所を走っていたから仕方がない。最後はいい脚を使うし、中山でも勝っている。具合は良く、条件もぴったり。」とのコメントも、今回7着敗走。勝ち馬とはコンマ3秒差だけに大負けはしていないが、展開が向かないと…。
⑧ダイメイフジ
調子→
「前走はいつもよりスタートは良かったが、外枠でずっと外を回る形。連闘になるが元気一杯。ロスなく運んでどこまで差を詰められるか。」とのコメントも、今回12着大敗。後方から速い上がりは使っているが、上位からは程遠い着順。衰えは隠せない様子。
⑨モントライゼ
調子→
「前走でも3着馬とは小差だったし、ためる競馬が板についてきたね。今回は開幕週の馬場がどうかだが、今の形でどれだけ動けるのか見たい。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。想像以上に開幕週の馬場が案外だったか？全く脚を使うことが出来なかった。次走どこまで立て直せるか。
⑩トキメキ
調子→
「ベストは中山の1200メートル。この馬らしい元気もあるし、気配は上々。うまく流れに乗れれば差はないよ。」とのコメントも、今回4着入線。好位に付ける形も、逃げ馬を気持ちよくいかせすぎたか。直線ジリ脚しか使えなかった。大きく負けてはおらず流れ一つ。
⑪シャインガーネット
調子↑
「この中間はしっかり負荷をかけて調整。いい頃に見せていた掛かるくらいの前進気勢が出てきた。右回りが鍵だが、小回りに近い中山のコース形態が良い方に出れば。」とのコメントも、今回2着好走。得意の中山で再び躍動。人気薄の逃げ馬を捉える事は出来なかったが、この馬なりに力は発揮している。
⑫スティクス
調子→
「良馬場でこそ力を出せるタイプだし、馬場のいい開幕週に合わせて仕上げた。条件さえそろえば、オープンでもある程度はやれているからね。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。逃げ馬をマークする形で運んだが、折り合いを欠いたか直線粘りを欠く格好。立て直しを図りたいところ。
⑬スノーテーラー
調子↑
「休み明けだけど放牧先から早めに帰厩させ、しっかり乗り込めて力を出せる仕上がり。自在性が出てきてレースにも幅が増したし、力を付けている。オープンでどこまでやれるのか試したい。」とのコメントも、今回9着敗走。結果的に外を回る形でスムーズさを欠いたのが痛恨だったか。大きく負けてはいないが力を発揮できておらず、勿体ないレース内容。
⑭ビップウインク
調子→
「体調は悪くないが、オープンに上がってからがひと息だから。展開などの助けが欲しい。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。前走よりレース振り自体は良くなっており、現状距離はこのくらいの方が良さそうか。後は展開に恵まれれば。
⑮ジャスパージャック
調子→
「自分のリズムで走る事ができれば、別に逃げなくても大丈夫。オープンに入ってもやれる力はあるし、引き続き体調もいい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で粘り込み、見事逃げ切り勝ちを収める格好。マイペースで行けたのが大きかったとはいえ、これで3勝クラスからの連勝となった。6歳ながらここにきて力を付けてきており、来年も楽しみな1頭。
⑯アビッグチア
調子↑
「前走は少し行き過ぎた。体の張りは徐々に戻っているが、調整がもうひとつ進んでいない。そのあたりは鍵だが、中山の1200メートルなら自分のペースで運べそう。」とのコメントも、今回5着入線。久々の1200メートルでコンマ3秒差に躍動。3勝クラスを制して以降見せ場を作れていなかったが、ようやくクラス慣れしてきたか。次走も注目。