2023年1月5日
中京11レース 京都金杯（G3）
①ベレヌス
調子↑
「年末にコ―スでしっかり追って今週は坂路へ。予定通りに調整出来ています。58キロを背負ってどうかですが、全体的に斤量が不得手時計がかかりやすくなるのはいい。改めて期待。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。果敢にハナを切ったが、ペースが遅すぎたか？決め手勝負の展開に持ち込み、結果的に直線伸びを欠いてしまった。尾を引く敗れ方だけに立て直したい。
②プレサージュリフト
調子↑
「冬場がいいのか、馬体の張り通夜が非常にいい。長距離輸送で結果は出ていないが、そこを工夫して調整。発馬を決めていい位置で運べれば。」とのコメントも、今回3着好走。好位で粘り込もうとしたが、直線外から猛追してきた馬に敗れてしまった。大きく負けてはおらず、展開ひとつで巻き返し。
③ピースワンパラディ
調子→
「前走後は在厩して慎重に立ち上げ、ここを目標に。復帰3戦目で今回が一番いい状態で臨めるし、中京コースも得意な馬。ハンデは少し見込まれたが、好レースを期待。」とのコメントも、今回4着入線。ゴール前の接戦で後手に回ってしまったのは、ひとえに進路の差と言えるか。惜しいレースだけに巻き返しは可能か。
④アルサトワ
調子→
「前走は絡まれて息がうまく入らなかった。放牧明けですが力を出せる態勢にありますし、大阪城Sのときのように自分のリズムでいければ2番手からでも競馬はできる。リズム良く進められれば。」とのコメントも、今回15着大敗。好位に付けていたが、一貫したペースで息が入らなかったか。直線は全く見せ場を作れなかった。次走どこまで立て直せるか。
⑤エアロロノア
調子→
「ここにきて状態は上向き。GIの前走でも着順ほど崩れておらず、能力のある馬。中京でも勝っているし、重賞のタイトルを取らせたい。」とのコメントも、今回2着好走。ゴール前の接戦で僅かに後手に回ってしまったが、改めて力のあるところは示した。重賞初制覇は目前。
⑥タイムトゥヘヴン
調子→
「前走は直線でなかなか前があかず、結果的に厳しい展開に。その後は在厩してうまく調整出来た。中京のコース形態に不安もないし、スムーズに立ち回れれば勝機も。」とのコメントも、今回7着敗走。後方から上がり最速で追い込んできたが、位置取りの分ゴール前の争いで後手に回ってしまった感。流れ次第ではまだ上位進出も可能か。
⑦イルーシヴパンサー
調子→
「前走後は疲れが残り、回復に時間がかかった。しっかり休ませて少し体は立派だが、乗り込みは十分。今回はラストに脚を使えるはず。流れ一つでチャンスはある。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で制し、見事勝利を収める格好。普段より前目に位置取れた事も好走要因か、ゴール前の接戦を見事に制してみせた。ここから今年悲願のGI初制覇達成なるか。
⑧ヴィクティファルス
調子↑
「前走は内にモタれて追えなかった。今回はリングハミに替えて、左回りのカーブが1回のコースへ。元気があって具合はいい。」とのコメントも、今回12着大敗。リングハミ効果は感じられず、前走より大きく着順を落とす形に。マイルも現状忙しそうな印象。
⑨ダイワキャグニー
調子→
「休み明けを使って体調は上がっており、動きも良くなった。中京のマイル戦は得意な舞台設定。このハンデでもいいところはあるよ。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位につけていたが息が入らなかったか、直線伸びが案外。良い頃と比べると流石に衰えは隠せないか。
⑩マテンロウオリオン
調子↑
「前走後も在厩させ、フォームの改善に努めてきた。ここを目標に乗り込んで、ようやく好調時の雰囲気に戻ってきた。中京マイルは重賞は勝った舞台。変わり身に期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。出遅れて最後方からのレース、全く競馬に参加する事が出来なかった。次走巻き返せるか。
⑪エントシャイデン
調子→
「前走は数字以上に太かったかな。スタートのタイミングも合わず後ろからの競馬になったが、ラストはよく追い上げてきた。中間も疲れを見せず元気いっぱいです。」とのコメントも、今回10着大敗。後方に控えていたが、直線もジリ脚しか使えず。良かった頃と比べると衰えは隠せない。
⑫シュリ
調子→
「昨秋は富士Sを視野に入れていたが、良化がスローだったので放牧へ。帰厩後の調整は順調。休養前はメンコ装着で折り合いに進境が見られたし、ここは仕切り直しの一戦。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。ゴール前の接戦で後手に回ってしまったのは久々の分か。次走どこまで上積みが見込めるか。
⑬オニャンコポン
調子→
「調教では時計も出るし、すぐに息が入ります。状態など内面は全く問題ないですね。血統的な背景もあるし、走りを見ても合うかなと思って今回はマイル戦に。良い結果が出てくれれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。勝ち馬とはコンマ3秒差と大きく負けてはおらず、陣営サイドの見立ては間違っていなかった形か。ペースに慣れれば勝ち負け可能。
⑭カイザーミノル
調子→
「前走はうまく立ち回れたけど、G2でメンバーがそろっていたね。今回は昨年3着の舞台。G3なら力は上位だし、引き続き具合もいいので前進に期待したい。」とのコメントも、今回5着入線。昨年より着順こそ下がったが、勝ち馬とはコンマ3秒差で僅差のレース内容。この舞台ならまだやれる事を示した格好。
⑮シャーレイポピー
調子→
「最近はゲート内の駐立が良くなく、位置を取って競馬が出来ていない感じ。練習では問題ないですし、発馬が五分ならもう少しやれてもいい。」とのコメントも。今回11着大敗。後方に控えたが直線はジリ脚。このメンバーに入ると力不足感は否めないか。
⑯ミッキーブリランテ
調子→
「太め残りで心配した前走が悪くない走り。内目の枠で包まれ、うまく闘志が引き出されたね。使ったことで体つきは良化。今回も内目の枠を引ければ面白い。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。陣営コメントとは裏腹に外枠を引いてしまい。道中も好位に付ける事は出来なかった。良かった頃と比べると衰えも隠せず…。