2023年1月9日
中京11レース 淀短距離ステークス
①ルピナスリード
調子→
「前走の勝ち方が良かった。中間は放牧を挟んで、ここを目標に調整。力を出せる態勢です。オープンでどこまで通用するかですが、めどの立つ走りをしてくれれば。」とのコメントも、今回4着入線。中団に控えて良い形でレースを運べていた様に映ったが…。大きく負けてはいないが、オープンの壁に阻まれる形となったか。
②ホープフルサイン
調子↑
「骨折の手術は無事に終了。心肺機能を高めてきたし、息はできている。いい脚は一瞬しか使えないので、脚の使いどころひとつだね。」とのコメントも、今回後続に1馬身半差をつけ、見事勝利を収める格好。内枠を味方にスムーズに運び、直線では上がり最速で突き抜ける形。久々だったが立て直されていた。一躍スプリント路線注目の1頭に。
③カルネアサーダ
調子→
「前走は重賞で相手がそろっていたからね。斤量55キロがどうかだけど、状態はすごくいい。持ち味のスピードを生かしたい。」とのコメントも、今回2着好走。逃げ馬をマークする形で運んだが、結果的に当馬自身も後続のマークが厳しく、直線粘り込む事が出来なかった。人気以上には善戦し、芝でもやれる事は証明してみせた。
④スワーヴシャルル
調子↑
「久々だけど順調に乗り込めた。最近はスタートが安定してきたし、左回りは合うからね。先手が取れれば力は出せる筈。」とのコメントも、今回6着敗走。好位で粘っていたが、位置取りの分か2着争いで後手に回ってしまった格好。大きく負けてはいないが、前走のレース振りを見ても現状は千直の方が力を発揮できそうな様子。
⑤メイショウチタン
調子→
「前走は流れが遅くてハミをかんでしまったし、ちぐはぐな競馬で不完全燃焼。疲れはないので、スムーズなら前進が可能。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。中団に控えたが直線ジリ脚。想定以上に脚が溜まらなかったか？前走よりレース内容自体は上向いているが…。次走どこまで。
⑥ジャスパージャック
調子↑
「前走は理想的な形で運べた。今回も展開次第だとは思うが、毛づや、体つきはさらに良くなっている。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。果敢にハナを切る形も、後続の猛マークに遭ってしまい最後まで粘る事が出来なかった。自分の形でコンマ4秒差、この馬なりに現状の力は発揮している。
⑦アスタールビー
調子→
「前走は馬場が悪かったし、展開的にも厳しくて息が入らなかった。自分のリズムで運べるようなら。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。逃げ馬をマークする形で運んだが、直線全く粘り込むことが出来ず…。ゴール前は団子状態だっただけに着順ほど負けてはいないが、それでも立て直しは必須か。
⑧ショウナンバニラ
調子→
「在厩で調整しているけど、状態はキープしている。馬馬車や馬房の中で蹴るなどするので、その点をうまくクリアして欲しい。舞台は合うよ。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。得意舞台で前走よりレース内容自体は上向いたが、まだまだ勝ち負けまでには至らず。これを糧に次走どこまで上向いてくるか。
⑨カリボール
調子↑
「転厩初戦。良い時計が出ているし、さすがはオープン馬という動きを見せている。スピードがありそう。」とのコメントも、今回5着入線。後方から追い込んでくる形も、前が止まらず脚を余す形に。大きく負けてはいないが、今後も位置取りが課題となりそうか。
⑩キャプテンドレイク
調子→
「外枠のぶん後方からになったが、いい脚を使ってくれた。冬場で体調が上向いている。オープン特別なら十分通用すると思うし、スムーズな競馬で展開が向けば。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。後方からなだれ込むだけのレース内容。着差は然程離れていないが、不振続きは相変わらずといったところ。
⑪チェアリングソング
調子→
「前走は展開が向かなかった。具合はいいし、流れが向けば脚を使える状態にある。外差しの利く馬場、展開なら。」とのコメントも、今回11着大敗。陣営の見立てとは裏腹に、外差しが決まらず直線脚を余す形に。大きく負けてはいないが、展開が向かないと現状は厳しいか。
⑫スノーテーラー
調子→
「前走は休み明けで昇級戦だったし、着順ほど崩れてはいない。左回りが駄目ではないし、状態も悪くないのでオープン2走目で前進を期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着。前走同様に直線脚を余す形となった。オープンでは未だ力不足か？次走どこまで上積みが見込めるか。
⑬ハッピーアワー
調子→
「寒い時期がいいのか、今は具合がいい。秋2走はメンバーが強力だった。ひと脚は使えるので、展開が向けば前進していい。」とのコメントも、今回14着大敗。一定の上がりは使っているが、ひと脚しか使えなかった印象。不振からは脱却できず。
⑭グレイイングリーン
調子→
「中間に2度の除外。感覚はあいたけど、減っていた馬体も戻りちょうどいい休養になったかも。この距離も魅力。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。近走が好内容だっただけに案外なレース振り。1200メートルは想定以上に忙しい様子か。次走立て直したいところ。
⑮トキメキ
調子→
「少しづつ調子が上向いてきたし、いい意味でのうるささもある。中京コースにうまく対応出来るかが鍵。」とのコメントも、今回3着好走。陣営コメント通り、ここにきて状態面が上向いてきていたか。好位の後ろから見せ場十分のレースで波乱の立役者に。