2023年1月14日
中京11レース 愛知杯(G3)
@サトノセシル
調子→
「息遣いはいいし、心身のまとまりもいい。輸送後の気配が重要になる。この時期の中京の芝は合うので、能力を出し切れれば。」とのコメントも、今回5着入線。重馬場の分粘りを欠いてしまったか、直線ジリ脚しか使えず。不得手な馬場でもこの馬なりに力は発揮している。
Aマリアエレーナ
調子→
「コ―ス、季節を問わずに走るし、馬場が渋っても苦にしない。天皇賞・秋はコーナーでの不利が堪えたけど、一線級相手でも戦えることを示した。今年の緒戦でいいスタートを切れれば。」とのコメントも、今回3着好走。内枠を味方にスムーズに運んだが、直線の決め手勝負ではやや分が悪かった印象。それでも大きく負けてはおらず、評価を下げる必要はない1頭。
Bアートハウス
調子↑
「仕上がりはまずまず。体がいくらか増えているのはいい傾向です。重賞を勝った舞台でいい走りができれば。良馬場を希望。」とのコメントも、今回後続に1.3/4馬身差を付け見事勝利を収める格好。希望の良馬場ではなかったが、好枠を味方に直線そのまま押し切る形。このメンバーではモノが違うといった印象で、再びGIの舞台で注目。
Cビジン
調子→
「ダートでは集中力を欠く感じもあるので、芝に戻してみる。雨が降って特殊な馬場になりそうなのはいいと思う。50キロを生かしたい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。意外に大きく負けなかった形だが、直線もジリ脚しか使えず、芝でこそという印象は受けなかった。現状はダート向きか。
Dエリカヴィータ
調子→
「前走は久々のマイル戦で追走に手間取り、結果的に不完全燃焼。ダメージもなく体調はいいし、重賞勝ちしたことのある左回りの2000メートルで本来の走りが出来れば。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。現状はマイルの方が向くタイプか。重馬場が影響したとはいえ全く見せ場を作る事が出来なかった。次走どこまで立て直せるか。
Eホウオウイクセル
調子→
「前走後は短期放牧を挟んで、ここからの指導は予定通り。力を出せる仕上がりだし、位置取りに拘らなくても競馬はできる。直線の長いコースに対応出来れば。」とのコメントも、今回11着大敗。好位につけて展開は向いていたはずだが、直線伸びを欠いてしまった。前走で稍重馬場は好走していたが、重馬場までいくと厳しいタイプか。立て直しを図りたいところ。
Fラヴユーライヴ
調子→
「ダートを使ったが、追ってギアが上がらなかった。回復は早く、乗り込みは順調。いつも牝馬同士なら大きく負けていない。芝で見直したい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中1週ながら状態面は良かった様だが、現状はこれが精一杯といった印象のレース内容。年齢的にも上がり目を見込むのはやや酷か。
Gアンドヴァラナウト
調子→
「前走は馬場が悪く、馬も走る気を無くした感じ。今回も雨予想なのは気になるが、先週、今週と予定通りの調整ができて、気配はいい。」とのコメントも、今回9着敗走。後方から追い込む形も、重馬場は懸念通り厳しかった様子。良馬場で巻き返しを見込みたいところ。
Hサンテローズ
調子→
「前走はスタートが良くなかったし、道中も構えすぎた感じ。能力的には重賞でも十分にやれる。調教の動きもいいので、中団あたりで運べれば。」とのコメントも、今回10着大敗。結果的に重馬場が致命的だったと言えるレースだったか。中団に控えたが前走ほどの末脚は使うことが出来なかった。良馬場でないと現状は厳しい。
Iルビーカサブランカ
調子↑
「冬場を得意としているタイプ。至って元気だよ。愛知杯は昨年に勝っているレース。中京では結果が出ているし、期待したい。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。3コーナーから一気に進出を開始したものの、重馬場の分直線粘りを欠いてしまった。結果的に序盤の位置取りが痛かった。次走どこまで立て直せるか。
Jルージュエヴァイユ
調子→
「活気があり、雰囲気はいい。走りも良くなっている。左回りの2000メートルには実績gああり、ここも好レースを期待。」とのコメントも、今回12着大敗。最後方からレースを運ぶ形も、直線全く脚を使うことが出来ず終戦…。重馬場の上前が残る展開で流れ的にも厳しかったか。良馬場ならまだ見限りは早計か。
Kフィオリキアリ
調子→
「仕上がり早でデキは良好。末脚は堅実ですし、力を付けてきています。牝馬限定の重賞でどこまで食い込めますか。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。終始後方からのレースに撤する形も、直線全く脚を使う事が出来ず。重馬場も影響したが、衰えも感じさせる一戦となった。
Lアイコンテーラー
調子↑
「前走は直線で少し狭くなったけど、道中は折り合っていいレースをしてくれた。牝馬同士でハンデ差を生かしたい。」とのコメントも、今回2着好走。好位で折り合って運び、前走に続いての好走となった。ここにきて力を付けてきたか?軽視は禁物と言える1頭。
Mリアアメリア
調子↑
「前走はいい状態でしたが、流れが向かず。引き続き状態は良好。マーメイドSくらい走れればもう少しやれても。できれば良馬場でやりたい。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。重馬場も影響したが、良かった頃と比べると状態面もひと息だったか。衰えは隠せない様子。
Nアブレイズ
調子→
「前走は好位でうまく立ち回れていたし、内容は及第点。中間は在厩で調整。月曜の反応も良かったですよ。牝馬限定戦だけに流れ一つでチャンスでしょう。」とのコメントも、今回4着入線。他に競り掛ける馬が居なかったのも大きかったが、マイペースで運んで最後まで見せ場十分のレース内容。流れ一つで未だ上位台頭は可能か。