2023年1月15日
中京11レース 日経新春杯(G2)
①ヤマニンゼスト
調子→
「もう少し成長して欲しい所はあったけど、馬体に幅が出てきた。調整は順調で力を出せる状態。跳びがきれいなので極端に馬場が渋るとどうかだが、間を割ってくる根性があり、斤量差もある。どこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回4着入線。後方からのレースで直線良い脚を使ったが、最後まで前を捉える事は叶わず。前残りの結果に翻弄されてしまったが、力はここでも通用する事を示した一戦。
②ヴェルトライゼンデ
調子↑
「前走は好位のインで立ち回り、申し分のない内容。もう少しペースが流れて欲しかったが、力は十分に示してくれました。中間も順調。1週前の併せ馬でほぼ態勢は整ったし、この距離も合う。」とのコメントも、今回2着馬との大接戦をクビ差で制し、見事勝利を収める格好。手応え十分に直線へ向き、着差こそ僅かだがキッチリ差し切る好内容。悲願のGI初制覇へ向けて視界良好と言える一戦になった。
③ロバートソンキー
調子↑
「冬場で体は立派に見えるが、調教ではしっかり動けており、輸送でも絞れてくれると思う。前走は発馬でつまずき気味だったが、それ以外はいい内容。今の中京の馬場は合いそうだし、実績もある。」とのコメントも、今回5着入線。結果的に後方に構えすぎたか、脚を余して敗れてしまった印象が強い一戦。あまりにも勿体ないレース内容。
④ハヤヤッコ
調子→
「前走後も順調で引き続き田町はいいし、距離が延びて追走も楽になる筈。斤量がさらに増えるので甘くはないが、時計の掛かる馬場は歓迎。かみ合えば楽しみ。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。内枠を利してスムーズに競馬をしたが、直線の末脚比べでは見劣る形に。少なからず斤量の影響もあったか。
⑤モズナガレボシ
調子→
「帰厩後はCコースで併せ馬を消化。まだ休み明けの感じはあるものの、しっかりと鍛える事ができ、ハミの取り方も良化。展開が向くようなら上位争いになっていい。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。終始最後方に控えて大差敗走…。何らかのトラブルがあったか？普通ではない負け方だけに立て直しは必須。
⑥ダンディズム
調子→
「前走でも脚は使えている。先週の様な感じなら、この馬向きの馬場だと思うし、展開が向くようなら。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。後方から脚を伸ばしてきたが、前を捉える事が出来ずに終戦。近走の中では一番着順自体は良いが、依然展開が向かないと上位進出は厳しい様子か。
⑦プライドランド
調子→
「復帰後の2走が着順ほど悪くない内容。中間はさらに状態が上向いている。軽ハンデを生かして頑張って欲しい。」とのコメントも、今回8着敗走。好位につけていたが、このメンバーに入ると流石に見劣りするか。粘り込む事は叶わなかった。オープン特別で改めて。
⑧ヴェローナシチー
調子↑
「前回はいい競馬が出来たけど、最後は決め手の差かな。格上挑戦になるけど、左回りの方が切れるし中京にも実績がある。脚の使いどころひとつだと思うし、ハンデ差を生かせれば。」とのコメントも、今回11着大敗。距離が長かったか、あるいは状態面がひと息だったか？いずれにせよ直線全く粘れず敗れてしまった。尾を引きそうな敗れ方で立て直しは必須。
⑨プリマヴィスタ
調子→
「先週に追えているので、もう息を整えれば十分。中山金杯を除外後も順調です。前走でも差はなかったし、ハンデは手頃。馬場が渋りそうなのもいい。」とのコメントも、今回12着大敗。最後方からの競馬でなだれ込むだけのレース内容。前走が好内容だっただけに案外と言わざるを得ないレース振り。次走立て直したいところ。
⑩キングオブドラゴン
調子↑
「水曜に調教再審査に合格。まだ休み明けの感じがあるので、このひと追いでピリッとしてくるといい。ハンデは手頃。真面目に走ってくれれば。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬とクビ差と、あわや勝ち切るまで善戦。ここにきて真面目に走れるようになったのは大きいか、フロックという印象はなく次走も要警戒の1頭。
⑪イクスプロージョン
調子→
「時期的に絞りづらい面がある。先週今週の追い切りでどこまで上向くか。前走は着順以上に頑張ってくれたし、相手なりに動けるタイプ。」とのコメントも、今回13着大敗。中団に控えたが直線全く伸びずに失速。タフな馬場を苦にしたか？このメンバーに入ると力不足感も否めない。
⑫プラダリア
調子→
「馬体がボリュームアップして調教の動きも言い。休まkせた事でもう一度成長期に入った感じ。これからどんどん良くなる馬だが、現時点でもポテンシャルは通用する。」とのコメントも、今回3着好走。道中は徐々に下がってしまったが、直線では上がり最速をマークし勝ち馬とはクビ+クビ差の大接戦。4歳を迎えて着実に力を付けてきている1頭。
⑬アフリカンゴールド
調子→
「今週の追い切りは遅れたが、相手が動く馬だったし、自身もズブさが出てきたから問題ない。前走もレース振りは悪くなかった。勝った時のようにハナを切れれば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。スローと見るやハナを奪い切ったが、後続に徹底マークされてしまい厳しい形に。昨年程の力もなかった印象、
⑭サンレイポケット
調子→
「最近は中京で勝っていない点が気になるけど、冬場は体調も良い馬だし、一旦放牧を挟んで順調。この馬向きの流れになれば。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。稍重馬場を苦にしたか、前走見せた末脚は今回鳴りを潜めてしまった。8歳馬だけに次走どこまで上がり目が見込めるかも疑問符が付く。