2023年1月28日
東京11レース 白富士ステークス
①ドーブネ
調子↑
「先週に鞍上が乗ってびっしり負って、今週がいい動き。少し左にモタれるので東京の左回りは合いそうです。マイペースなら。」とのコメントも、今回2着好走。誰もハナに立たず、押し出されるような形でハナを切ってしまったのが痛かった。それでも勝ち馬とは大きく離されておらず、マイペースなら引き続き好勝負必至と言える1頭か。
②ヤマニンサルバム
調子→
「中間は厩舎で調整しているが、体調面に問題はない。東京は初めてだけど左回りは得意な馬。オープンでどこまでやれるかだね。」とのコメントも、今回3着好走。内枠を味方にスムーズなレース運びをしたが、前残り決着だけに脚を余した印象が強い。引き続き左回りで注目。
③トゥーフェイス
調子→
「前走は4コーナーでの行きっぷりも悪かったし、中京のきついコーナーは合わない印象が。放牧を挟み、ここを目標に順調な仕上がり。実績のある東京なら違うはずです。」とのコメントも、今回6着敗走。結果的に3コーナーで仕掛けて行ったのが失敗と言えるか。最後まで止まってはいないだけに勿体ないレース内容。
④カレンルシェルブル
調子↑
「前走は条件戦を勝ったばかりとしては、重賞でいい走りができたと思います。慌てさせない方が良いタイプ。東京の2000メートルは合いそう。」とのコメントも、今回4着入線。上がり最速の脚は使ったが、ペースが遅かった分前を捉える事は叶わず。流れ一つでリステッドでも力は通用する。
⑤ザイツィンガー
調子→
「新味を求めて距離を延ばしてみる。中1週で再度の長距離輸送になるけど、問題ありません。ガラッと条件を替えて違った面が出れば。」とのコメントも、今回8着敗走。流石にこの距離は長すぎたと言う他ないか。全く脚を使えず直線失速する事となってしまった。適距離で巻き返しへ。
⑥サトノフラッグ
調子→
「骨折した後も態勢がなかなか整わずにブランクが長くなったが、慎重にケアしながら力を出せるところまできた。実戦勘を含め割引は必要かもしれないが、能力的な衰えはないと思う。地力に期待。」とのコメントも、今回3コーナーで故障発生、競争中止となるまさかのハプニング…。無念と言う他ない結果。
⑦サリエラ
調子↑
「体質が弱くて前走後は放牧で成長を唸馬した。思った程馬体のシルエットに変化はないが、そういうタプで乗り込み自体は順調に消化。東京コースも合っているし、ここでは素質も上位。好レースを期待。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差をつけ見事勝利を収める格好。前走が牝馬相手とはいえ、好メンバー相手の好走だっただけに納得と言えるレース内容か。まだ余力を残しているという印象で、引き続きこの路線で注目したい1頭。
⑧サトノエルドール
調子→
「前走はもう少し前で運ぶ予定だったがスタートで後手に回り、その後もちぐはぐな走りに。今回もゲートが課題だが、流れに乗った競馬ができればもっとやれていいはず。きっかけをつかめれば。」とのコメントも、今回5着入線。後方からジリジリ脚を伸ばしたが、流石に位置取りが後ろ過ぎた印象。次走スムーズな競馬が出きれば巻き返せるか。
⑨ヒルノダカール
調子↑
「昇級後は自分の競馬ができていない。前走時から取り入れている障害練習の効果が、そろそろ出てこないかな。浮上のきっかけをつかみたい。」とのコメントも、今回9着と最下位に敗れる形。
⑩スーパーフェザー
調子→
「休み明けだが、歩様の硬さも見せずにいい状態。年齢的なものもあるかもしれないが、じっくり運べば最後でひと脚は使える。展開が向けば。」とのコメントも、今回7着敗走。最後方から追い込んでくる形も、あまりのスローペースに脚を余してしまった印象も強い。大負けはしていないが、近走内容からも展開の助けは必要。